見出し画像

自分の言葉で伝えることができる就活生は魅力的にうつる

社会人として就活生に会った印象を書きたいと思います。
これはずっとどこかでまとめてみたい、言語化してみたいと思っていました。

書き出しだけ見ると、めちゃくちゃ学生と会っている人と思うかもしれませんが、実際には年間数人しか会いません(サンプル少ない笑)

でも、6〜7年くらい、ほぼ毎年、学生さんにお会いしてきて、そこそこ継続性があるので、思ったことを書いてみたいと思います。


前提情報

わたしは人事でも採用でもない、
一会社員として採用活動中に学生と話すだけ

とても重要なのですが、わたしは採用に携わる人間ではありません。
なので、選考は実際にしたことはありません。
(プロの記事を期待していた方はごめんなさい)
ただ、会社説明会や座談会などへは定期的に参加していますし、「ちょっと学生さんと話してくれない?」という感じで、何人かお会いして志望動機とかガクチカのアドバイスをしてきました。
なので、プロではなく、ただの学生さんと会う機会がある一社会人がただ思うことを書く記事です。

どんな人が魅力的なのか(主観)

自分の考えを持って主体的に行動できる人

「主体性」がある方は魅力的に見えます。
わたしの会社の求める人物像にあるからかもしれませんが、自分の考えを持ち、主体的に取り組んできた人の話は聞いていておもしろいです。
一方で、とても喋りは上手だけど、「この人は何を考えて、取り組んできたのか」がわからない人は、惜しいな〜と思います。

なぜそう思ったのか?理由がきちんと説明できる人

特に思うのが、理由をきちんと説明できる人は話していておもしろいと思います。
わたしは選考する立場ではありませんが、アドバイスするにあたって、「この人が職場にきたら、どう働いてくれるのか」をイメージするようにしています。
頼んだ仕事に対してどういう考えを持ってくれるのか、どんなアプローチで進めてくれるのか、などを想像します。
もちろん、完璧に想像はできませんし、想像したものも主観でしかありません。
合っているかもわかりません。
ただ、きちんと考えを持っている人、理由をきちんと説明してくれる人だと、「この人とは議論ができる」と感じます。
加えて、ある程度の仕事の型を身につけたら、自分なりに考えて業務に取り組んでくれる=仕事の質を上げてくれる、と思います。

自分で考えることできる人は、どんなタイプの人であっても(たとえば、控えめな人やリーダータイプでない人でも)、強いと感じています。

わたしが就活生によくアドバイスすること

ここからはご参考までですが、わたしがよくアドバイスすることを書きます。
勝率はわかりません笑
ただ、昨年会った学生さんは、アドバイス通りに実践して面接なども上手くいった方も多かったようでしたので、まったくの的外れではないと思います。(わたし調べ)

難しい言葉は使わなくて良い、自分の言葉で説明する

これはよく思うのですが、かっこいい言い回しでなくてもいいので、自分の言葉で説明した方が人となりが伝わる気がします。

ちょっと例がイマイチですが、参考に書いてみました。
下の文章の方が少し言い回しが緩いですが、相手に意図は伝わると思います。
(そもそものわたしの日本語力で比較になっていないかもしれません、謝罪)

「御社は社会基盤構築に必要不可欠な事業を展開しており、御社の事業を通じてより良い社会の構築・実現に貢献できると考えています。かつ海外へも積極的に事業展開しており、海外で活躍できる機会が多いと考え、御社を志望しました。」

「御社の事業は社会になくてはならないものであり、御社の事業を通じてより良い社会をつくる取り組みに携われると考えています。また、海外拠点も多いことから、海外での業務を経験できる機会も多くあると考えており、御社を志望しました。」

わたしが気にしないだけかもしれませんが、最低限の敬語が使えていたら問題ないと思っています。
「存じ上げません」ではなく「知りません」と言ったとしても、合否にどこまで影響が出るのかな?と思います。
もちろん、敬語が使えるに越したことはないですが、入社してからでも学べますし、たまにぎこちなく敬語を一生懸命使う人と話すと「使い慣れてない言葉なんだろうな〜」と思うときもあります。(頑張る姿勢は大事なので、マイナスにはなりませんので、ご安心ください)

敬語云々ではなく、自分の言いたいことがきちんと伝わるかを考えた時に、敬語を使うことを意識し過ぎるよりも、自然体で話せた方がいいのでは、というのがわたしの意見です。

志望動機<ガクチカ ※注意点あり

これは意見が別れると思うのですが、わたしはガクチカ重視派です。
というのも、わたしの会社は学生さんには知名度が低いので、志望動機でふるいにかけるものではないと思っているからかもしれません。(一応上場会社で、社会人は知っている人は多いと思います)
選考していないのに、こういう話を同期や職場の人と話ししたりします笑

Sランクの人気な会社さんだとちょっと違うかもしれません(応募人数も多いと思うので)。
ただ、志望動機はロジックがきちんと整理していれば、そんなに突っ込まれることもないのかなと、個人的には思っています。
ガクチカの方が、その人の価値観やスタイルなどが伝わってくるので、アピールポイントになると思っています。
それと、業界によっては志望動機はあまり差が出ないのではないかなと思います。
(たとえば、製造業だと「海外での日本のものづくりに感動した」という理由は割とよく聞くとも)

ただし、これは選考する人からすると違うかもしれず、その辺の事情はわたしも人事関係の方に聞いてみたいです。

どんなに企業研究しても会社員には勝てない、
自分なりのロジックで説明するしかない

これはよく学生さんに話すのですが、、、情報量では社員に勝てないので、自分なりに集めた情報をよく整理して、きちんと論理立てて説明することが大切だと感じています。
もちろん、企業研究は必要だと思います。
ただ、正解はないと思うので、自分なりに考えたストーリーで志望動機は書けばいいんではないかなと。
たとえば、自動車業界に興味があるといっても、完成品なのか、部材なのか、素材なのか、メーカーなのか、商社なのか、、、、などいろんな切り口で考えれると思います。
こういった点は正解はないですし、学生さんそれぞれ考えによって説明の仕方は変わってくると思っています。
なので、わたしはやっぱり自分なりに考え、説明できることが大切だと感じます。

ちなみに、社員と面談できる場合には、「君のしたいことは当社だとこういう事業でできるよ」「こういう見方もすれば、この仕事も君の希望に合うかもしれない」など、会社さんによってはアドバイスいただけることがあるので、そういう機会に情報を更新し、志望動機をブラッシュアップすればいいと思います。

嘘はダメ、盛るのはOK

これはわたしが学生の頃に言われたアドバイスです笑
テクニカルなところですが、「部員80名の部活のリーダーやってました」を「部員100名の部活のリーダーをやってました」は言っちゃってもいいのかなと思います。
嘘はダメですけどね。
少し数字を盛って、定量的な説明ができそうな場合は、こんなのもありかなと思います。
ただ、明らかに調べてわかることで盛るのは危険ですので、ご注意ください。(具体的に何かイメージはつかないのですが、不安になったらやらないことかと)

おまけ

結構な分量になってしまったので、ここで一旦やめたいと思います。
もう少し具体的なアドバイスも書きたいと思っていたのですが、また気が向いたら書きたいと思います。
ちなみに、noteの下書きに書いてある項目はこれです。
備忘のためにも書いておきます。

もう少し具体的なアドバイス
・志望動機は、就活の軸→業界の志望理由→会社の志望理由を明確にできているか
・ガクチカは、課題発見→目標設定→実行→結果(成果)→強みのアピール、になっているか
・定量的に示せるものがあればどんどん使う


念のため注意点

色々書いていますが、わたしは採用面接をする立場ではないので一意見として参考までに読んでいただけると嬉しいです。(誰が呼んでいるかもわかりませんが、念押し)

そして、これをいうと元も子もないですが、、、どんなに頑張っても運とか相性もあると思いますので、これから就活を控えている学生さんはあまり考えすぎないでほしいなと思います。(入りたい会社の募集がないとか、人数絞っているとか色々ありますしね)

わたし自身は転職したことなく、就職活動に絞った話ですので、その点もよろしくお願いします、、、!(転職活動については、わたし全くわからないので、いろんな人のnote読んで勉強してみたいと思います^^)

長くなりましたが、お読みいただき、ありがとうございました^^

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?