見出し画像

今日は2023年7月14日

出版屋の社長。38回目の誕生日を迎える。
とはいえ、1日は1日。日常を淡々と、真摯に過ごしたい。そんなこんなで明け方に記事を書いている。

さっきまで湯船に身を預け、無になっていた。
ああ昨日も出し切ったと振り返る。なぜか高校時代の思い出が蘇ってきた。きっと数時間前に母にLINEをしたから、実家で過ごしていた時の記憶を呼び起こしたのかもしれない。男子校で男臭い行事が目白押しだったなとか。昼夜歩き倒す85キロ強歩という名物行事があった。

4078gのビッグベビー。死ぬ思いで産んでくれた母にはこっちがありがとうを伝えなきゃいかん。38にもなってろくに孝行できてないけど、この人生で出逢った人たちは自慢ですとも伝えた。ありがとう。

そこから脳内の時間軸は現代へ舞い戻ってきた。今日はバラエティに富んだ予定が目白押しだ。朝は大先輩が東京に来られるタイミングで声をかけていただき久々の再会。次いで社内でビジョンマップのロールプレイング。ついに完成したビジョンマップ。

約半年間の時間をかけてみんなで創り上げたビジョンマップ

その後印刷会社のご担当者様と打ち合わせ。午後は広報りえさんの社内取材の予定が入っている。プレスリリース作成のための取材だ。このあいだの土日でだいぶ原体験を呼び起こして言語化していたので、人生の転機となった10年前のことが浴槽の中でフラッシュバックした。ああ、

毎日悲観的で憂鬱になる時間の方が割合としては多いのだけれど、この「恩を返したい」感情というか想いというか粘着質なものは、そのネガな状態を±0か、むしろプラスに戻してくれる。やっぱり自分に矢印が向いている状態ってよろしくなくて。純粋に外に向きまくってるときが強い。

あの原体験が生まれた時期は、これまでの人生でもっともエゴから解放されていた。こんな実績出ましたとか些末なことで。もう「書店のために」っていう気持ち、それしかなかった。何も失うものがなかった状況も大きかった。自分がどう思われるとか会社での立場や評価とか自分の人生この先どうなるかとか、ほぼ意識に無かったんじゃないかな。

1冊でも多く本を読者に届けて書店の売上に貢献する。まずはそれだ。それだけでいいと。それが振り返ってみたら自分のためになってたし、チームのためにも会社のためにもなっていた。結果的にだけど。その意味で幸運だった。

あの時期のゾーンに入った境地を「経営者」という文脈でも実現できるだろうか。社員のため。お客様のため。読者のため。ひいては社会のために会社が、そして事業が存在できるのか。日々種を蒔けるのか。それはミッションにもビジョンにも直結することであり、私自身のためである。

「あなたのおかげで現在(いま)があります。ありがとうございます。」
1人でも多くの人にそう感謝を伝え、この世を去りたい。その日がいつになってもいいように、相対する人に面と向かってたまに伝えてしまう。暑苦しいとか思われてるかもしれない。ただでさえ暑い季節なので大目に見てください。

思いのままに書き連ねて文字ばかりになりました。にも関わらず最後までお読みいただきありがとうございます。
明日から多くの人は三連休。今日も素敵な1日を!