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【広報日記】 いい日でありますように。人生の物語がつづいてゆく。

  皆さん、こんにちは。このページは、広報である私の思い・考え・学び・気づき、読んだ本のことを書き記しております。
文章を通して人と繋がること、これもまた意味深いことであり、新しい機会であると思います。



五月もありがとうございました。振り返ってみればいい一ヵ月だったと思います。深く考えて、深く悩んだことが、とても良かったように思います。
ひとつの流れに乗っている。じぶんの人生の物語。出来事のなかにある、目に見えないものを、丁寧に見つめてみる。そこに大事な「わたし」がいる。日記を書くのも、目に見えないものを掴み取るためのように思います。



今、いのち 輝き。


5月27日(月) 良書との出会い。

曇り。傘を持参しましたが、雨に降られることなく帰宅。傘はお守り。
死生観対話の余韻が続く日でした。新しく買った『シュタイナー入門』という本が、今の私にすごく合っていて。読むのが楽しくて、嬉しくてしょうがない。通勤読書にもこの本を持っていきまして、往復の読書を楽しみました。
この本との出会いは、若松英輔さんの『読むと書く』というHPの中でご紹介されていて。そこに書かれていた文章、言葉を読んで、ぜひ読んでみたいと思ったのです。

この本には2013年から20年までに行われた6回の講演の記録が収められています。シュタイナー思想(人智学)の本質が記されているのはもちろんなのですが、それが、私たちの日常生活とどのような関係を持ち得るのかをめぐって、平易な、しかし深い言葉で語られています。シュタイナーだけでなく、高橋巖入門としてもよい一冊です。 
どの講演でも著者は、個の存在のかけがえのなさをめぐって、言葉を尽し、全身を賭すように語っています。あるところでは著者は「かつては叡智であり世界観であったものが、今はすべて愛に変わりつつある」、「そういう思想が人智学である」と言っています。 今年の3月30日、著者は亡くなりました。この本では、これまでにないくらい、自らの生涯に起こった出来事と出会いをめぐっても語ってくれています。

HP:読むと書く

この日一番のかけがえのない気づきは、『誰かのためではなく、誰かを助けようではなく、まず、自分を生きること。私が私として生ききること。それが大事ということ。』


5月28日(火) 夫が笑って、私も笑った日。

雨が降ったり止んだり。風強めに吹く。この日写真撮影を予定したけど延期。予報通り、雨が降ってくれたことが嬉しかった。
夫婦でそれぞれの仕事を持ってカフェへ。夫の内面からの変化によって、夫婦の信頼感がまた深まっていきそうです。内側からのエネルギーは、彼の行動のあらゆることに影響しています。
互いの成長と努力によって育まれる信頼関係。夫の深い愛情は、私の心から安心感にも繋がり、それはまた仕事やあらゆることへ影響を与えていきます。

この日一番のかけがえのない気づきは、(りえさん仕事できる人ですよね)と言われた時に(いやいや、そんなことないって否定していたけれど)『(私は仕事ができる人ではなくて)自分と約束したことを守れる人。たとえ難しいこと、苦しいことや困難なことでも、どうやったら出来るようになるのか、考えることができる人なんです』と心の中で言えたこと。


トマムを思い出した。

5月29日(水) いい空でした。

晴れ。写真撮影も無事に終了。いつも一つの仕事を終えると安堵感に包まれます。撮影帰りに歩きながら食べたバームクーヘンが美味しかった。編集長とのおしゃべりが楽しかった。おしゃべりと言っても、真剣に。これから作っていく本のお話のこと。あぁだこうだと、アイデアや思いを言葉にしあう。こういう時間大事だな、これからも大事にしたいなぁと思った。そして、この話は外に出してもいいものかどうかなぁとぼんやり思う。編集長の良さと魅力が引き出されるには何をどうすればいいのか、何かできることはないか?と考えています。

この日一番のかけがえのない気づきは、『変わっていく自分も、変わらない自分も、両方大切にする。』


5月30日(木) はっきりと自覚した。

晴れのち曇り。二度寝する。昨日の疲れが残っていたみたいで。午前中、すこしぼんやりしながらお仕事。午後は著者候補の先生の取材(私のご紹介で)取材だけど、先生の言葉が心に沁みて、反省と気づきをいただく。

この日一番のかけがえのない気づきは、『自分を掴みとりながら、自分を感じ取りながら生きる。』これ大切なことです。
自分自身から目を外している。心が外に向き過ぎていることに、薄々気づいていましたけど、この日はっきりと気づきました。


最近、よく蝶々に出会う。


5月31日(金) 生きている間に、何度伝えてもいい。

雨のち曇り。毎月の御礼参拝。今月あったすべての出来事に感謝。良いことも悪いこともない。ただその事象があっただけ。よい悪いは勝手な判断。すべては中立で、導かれて起きた出来事。感謝です。
参拝後は、社長と1ON1。社長と出会って三年、思っていることや考えていることが頻繁に重なりあう。心が通じ合う。この日もお店選びで、お互いに同じお店を調べていて、笑いあった。
経営と広報は、それぞれ別々ではなく共にあるということ。1ヵ月のそれぞれの立場での振り返りは、 濃い対話の時間となりました。とくに編集長の参画は、ブックダムにとって非常に大きな変化であり、喜びであり、さまざまな可能性を開くものであると私も思いました。
『ブックダムは(自分が)想像しえない方法で、また方向へ、変化していくのではないかと思う』という社長の言葉に、私も同じように感じていて。
新しい仲間が加わるとき、また、今いるスタッフひとりひとりの成長や変化があるとき、いろいろな機会と未知なる可能性が広がるのだと思う。変わっていくことを、心から受け入れ、それを楽しみたい。

この日、一番のかけがえのない気づきは、『私はこのままでいい、安心して、おもいっきり走ってゆく』 ・・・以前に社長から頂いた言葉で「りえちゃんがりえちゃんのままで生きてくださることが一番の喜びです」と。この言葉を聞いたときは本当に嬉しかった。この日、その言葉を思い出した。
そして、社長にもその言葉を贈りたい。というか何度か言葉にして伝えたことがあります。大切な言葉、生きている間に、何度伝えてもいい。


今日ご紹介している本


紫陽花が、いま見頃をむかえています。

今日も読んでいただきありがとうございました。
みなさまのご無事をお祈りします。
心身ともに健やかでありますように。
六月もどうぞ宜しくお願いします。