【#2.ブックダム1作目の理由】『踏み出す一歩』ができるまで
今回の記事は前回の『#1.なぜブックダムだったのか』に続き、同じようなテーマではあるのですが、『ブックダムの1作目に決めた理由』という少し違った角度から記したいと思います。
点と点が線になった感覚
偶然話をいただいた倉野さんの企画。
そして倉野さんがブックダムを選んでくださったこと。
この現実を解釈しようとしたとき、自分の過去にタイムスリップしていました。そしてスティーブ・ジョブズ氏の名言さながらの、今日に至るまでにあった様々な点が、一本の線のようにつながった感覚があったのです。
詳しいストーリーはこちらの記事に綴っていますのでよろしければぜひ。
でもこれはあくまで『踏み出す一歩』にまつわる私の個人的な原体験にすぎません。
ブックダムの1作目になったことに特別な意味をもつのは、「わたしたちにとって」という文脈があるからです。
点は、今日も、そして明日も、わたしたちが刻んでいくもの。
ひとりでは限界があります。同じゴールを目指して進んでいく仲間や応援してくださる人たちがいてくれるからこそ、前に進めるし、点と点が一本の道となる。それが事業であるとも思えるのです。
図らずしてタイトルが『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』に決まったこと。
これにも特別な意味があると思いますし、その意味を本当の意味で実感できるのは、まだこの先の未来にあると信じています。
わたしたちにとって、今この瞬間、小さくとも意味ある確かな一歩を踏み出しました。
なぜわたしたちは挑戦するのか
『踏み出す一歩』を読んでほしい読者像のひとつに、「いま何かに挑戦している人」があります。
さらに「逆境や困難に直面している人」とも言語化しています。
倉野さんは本書の中で、挑戦する理由をこう記しています。
ひとりの読者として、ひとりの人間として、そしてリーダーとしてもすごく共感できて、大切なことを教えてもらえた言葉でした。
出逢った人に対してプラスのエネルギーを与えられる人間でありたい。これは私のミッション。
ブックダムのミッションも「本を通してプラスのエネルギーを循環させ続ける」です。
そうあるためには、まず私もブックダムもプラスのエネルギーを与えられる存在であるよう成長し続ける必要がありますし、成長するためには「挑戦」が必要です。
『踏み出す一歩』の存在は、ブックダムが困難に直面したり、何かに迷う局面が生じたときに、より一層挑戦の大切さを思い出させてくれる1冊になる気がしています。
そして、読者にとってもそのような本であって欲しい。
それが倉野さんやわたしたちの願いに他なりません。
(#.3につづく)