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Book Club、読書Podcastを始めた理由

本好きな2人が「世界の見方が変わってしまうような本」をPodcast「Book Club」で紹介。

13回を迎えた今回は、おすすめの本…ではなく、この Podcast について、ざっくりおしゃべりしてきました。私たちがPodcastを始めたきっかけ今後どんなことをしていきたいかそもそも何者なのかについてお話ししています。

自己紹介

ということで今更ながら、自己紹介。Book Clubの中の2人はこちら。

1人目は、ミウラ。東京出身。現在は鳥取県で英語教育関係の仕事。(11回でも紹介したように)大学時代はトルコのイスタンブールに留学した。歴史・人文系好きで、子どもの頃から社会の授業が好き。かなりの笑い上戸。

2人目は、ニノミヤ。現在は東京で「分野としてはIT界隈」の仕事をしている。そのため、AIなどの最先端技術やビジネスに関心もあり。大学時代は社会学などをやっていて、人文系でどのように技術が使われているかなどにも関心があり、興味範囲が広い。(ミウラにはニノさんと呼ばれている。)

Book Clubでは、この2人が1回毎に交代しながら、お互いに読んだ本を紹介するという形式をとっている。

はじめたきっかけは「本を読まなくなったから」

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社会人になり、「本好き」にもかかわらず、じっくりと本を読む機会が少なくなった2人。社会をじっくり見直すように読書する時間。仕事に関係ない本を読む時間。思考を深めながら本と対話する時間。そんな時間が少なくなり、スマホを見たり、急いで移動したりで、かつてあったスキマ時間は無くなっていく。同じような思いをしている「大人」の方々は多いのではないだろうか。

「本と向き合う。そんな時間をもう一度ちゃんと持ちたい。」

そこで、2人でオンライン読書会をこっそり続けていた約1年間。ただ、より深くじっくり本に向き合うためにも、なにか形にしたいと考えていた。

読んだものを共有しながら、より自分の考えを深めること。リズムを保ちながら本を読むこと。そして、それをアウトプットする場を持つこと。

そんな自分達のひとりよがりな思いを実現するために、Podcastを始めてみようと動き出したのが、2021年8月から始めたこの「Book Club」。

学術と実社会のカタリスト(触媒)に

勉強することと働くこと。それはどうしてもズレてしまうものなのだろうか。本を読んでいるだけでも、今の時代は読書家扱いになるかもしれない。一方で、仕事に関係のない勉強や学術書を読むことは、実際の社会には関係ないのだろうかという焦りも生まれる。加えて、勉強しようにも自分一人では分野も偏る。新しい知識との出会いがないままになってしまうかもしれない。自分の専門分野ばかりを読んでしまう。

「学術を実際の社会に還元していく」

そのためにも、さまざまな分野の本を紹介したり、翻訳をしてみたり、Book Club の場で挑戦をしていきたい。ただ自分達のために勉強するばかりでなく、それを通してさまざまな人と関わる場を持つことにつながるだろう。学ぶことはさまざまな形で仕事に、そして自分の人生のあり方に関わるはずだから。

いろいろな本に出会おう

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本屋に行くと、たくさんの本がある。ある人は「これだけの本がある」と知って、自分が人生で勉強できる限界を考えて、絶望してしまうと言っていた。私は本屋に行くと、毎回出会いがあると思う。「これだけの本がある」ということは、本を通して、それだけあたらしい世界をみれるという希望を伝えてくれると思う。

私たちは学び続けたい。「これだけの本がある」のだから。

という個人的な思いで始めたBook Club。一方で、聞いてくださる皆さん、あるいは記事を読んでくださっている皆さんには、私達を利用して、さまざまな本に触れていただけるのではと思っている。

教育、メディアのあり方、インターネット、資本主義、文化人類学、エコロジー…これまでも様々なテーマの本に触れてきた。新書のようにすぐ読める本もあれば、上下巻にわかれた単行本まである。2人の中でも、お互いに知らない本に触れながら、発見を繰り返している。誰かと一緒に読むからこそ、知らない世界や興味がなかった世界を見ることもできる。

ぜひ一緒にBook Clubで新しい本に出会ってください。

ということで、第13回のPodcastはこちらから。

 

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