見出し画像

【36冊目】コンサルティングの極意―論理や分析を超える「10の力」

ジャンル:コンサル
読了時間:2時間
刺さり度:★★★☆☆


心に残った文TOP3

本気で誰かの話を聞きたいと思った時、まずその人について書かれた新聞や雑誌の記事やインタビューでの発言を集めることから始めます。次にそれを読むだけでなく、一字一句を吟味しながら、この人はどういう人なのか、自分なりに深く考え仮説を立てます。

でも病気になって考えを改めました。どうして健康に戻れたのか考えてみると、一つには「いまできることをやろう」と心がけたのが良かったと思います。できないことがあれば人に聞いて、一つ一つやっていくようにした。そしてこれ以上やってもできないなら、もう諦めると決めました。失敗をなかったことにするわけではないけれど、終わったことは仕方ない。

常にいいサイクルに自分を置くためには、悪いことは頭から追い出す必要があります。教訓を取り出したら、それにまつわる負の感情は忘れるべきです。そして教訓を取り出すことも、まだ傷が痛むうちは無理にしなくていいと思います。本当に振り返るのは傷が渇いてからでいい。時間がたてば傷は治るので、そうなってからなら振り返ることも苦痛ではない。傷が治るには時間がかかります。傷をいくら見つめていても治癒が早まるわけではありません。



一言コメント

文章が非常に口語的で、読みにくかった。。

タイトルになっている10の力は以下。

聞く力:相談されることから仕事は始まる
先見力:常にクライアントの利益を第一に考える
献身力:正しい方向にクライアントを導けるか
突破力:自分の限界を超えるまで考えて考え抜く
巻き込み力:志とコミュニケーションで人を動かす
共創力:共にプロジェクトを創っていく
好奇心:常に新しいことを学び続ける
歴史観:歴史ぬきにブランドは語れない
忘れる力:ストレスは上手にコントロールする
恋愛力:個人と個人で惹かれ合う関係を築けるか

つまり人間としての魅力を高めることが一番大事だよ、という。
常に「最初に相談される人」となり、本当のパートナーになること。

この記事が参加している募集

読書感想文

ビジネス書が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?