見出し画像

【12冊目】夢を叶えるための勉強法

ジャンル:ハウツー
読了時間:1.5時間
刺さり度:★☆☆☆☆


心に残った文TOP3

「中目標」を立てる目的は、長期的すぎる「大目標」をもう少し短い期間で区切って、現状やるべき課題を明確にすることにあります。いわば勉強の内容を決定する役割をもつと言ってもよいでしょう。その際には
①いつまでにやるのかという期限
②何をやる必要があるのかという対象
③どの程度できることを目指すのかというレベル感

という3つの要素を明確にすることを意識するといいでしょう。

1日の勉強の総時間を記録する。時間を記録すると、今の自分がどれくらい勉強できて、どれくらいなら時間を増やせそうかがパッと見て明らかになります。そのため、少しずつ目標を引き上げることができ、ゆるやかに勉強時間を伸ばすのに役立ちます。

小目標はペースメーカー。達成し続けることを前提とし、達成できなかった場合は10日以内に遅れを取り戻します。遅れを取り戻せなかった場合は、現在の勉強法に改善の余地がある可能性が高いです。すぐさま現状分析に戻り、改善点を特定する作業に移りましょう。


一言コメント

勉強法はずっと自己流だったので、テレビで見ていて聡明な方だなあと思っていた鈴木さんの本を評判がよかったので買ってみた。結論から言うと、めちゃくちゃ地味で地道である。読後の感想は「そうだよね、それしかないよね」。

基本の流れは、
①目標を大中小の各レベルで定めて、
②現状を記録して、
③自己分析して、
④改善する。

ほんと基本的なPDCAということですね。ただ、こういう人のすごいところは、そういった「基本の動き」をいかに継続してストイックに続けるかって部分だとほんとに思う。

中目標の立て方の一つで「目指すレベル感」を定めるというのが個人的に面白かった。100点満点を目指すのか、合格ギリギリラインを目指すのか。闇雲に"全部"できることを目指すんじゃなくて、目的を明確にして、ゴールのラインを自分で引く、ってことは大事。

この記事が参加している募集

読書感想文

ビジネス書が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?