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10 読むと資料を作りたくなる本。

【読んだ本】
世界で一番やさしい資料作りの教科書 榊巻亮著

【読んだ目的】
・前作の「世界で一番やさしい会議の教科書」が読みやすい&わかりやすかったから

【本の概要】
タイトルの資料作りのみならず、「資料作りを依頼or受ける際のポイント」や「コミュニケーション」についても書かれていました。
それでは、振り返ります。

一枚モノの資料の作り方
一枚モノの資料は見出し(キーメッセージ)が最重要。
ボディメッセージは「どう説明すれば理解できるか」や「予測される疑問は解消できるか」を考えて、構成する。

以上を紙にラフに書き出してから、電子化へ。

良い仕事の依頼の仕方or受け方
仕事を依頼する、または受けるときは次の3つを明確にさせる。
1.体の動かし方(どんなアクションを起こすか)
2.期日と工数(いつまでにどれくらいの手間をかけるべきか)
3.仕事の背景と目的(なぜこの仕事をしているか)

【格言のコーナー】
どんな単純作業にも、必ず背景があり大きな目的に沿って動いているのです。『入社一年目の教科書』より

コミュニケーションの作法
仕事をするうえで、コミュニケーションをとる際に大切にしたいこと。
1.今から何を話すかを宣言する(相談です、報告ですetc...)
2.質問にストレートに答える(言い訳の前に事実を)
3.最後まで言い切る(文末で話の流れが変わる)
加えて間を恐れないこと、質問の意図を汲むことも意識したい。

プレゼン資料の作り方 7ステップ
1言いたいことをひたすら書き出す(発散)
2主張と要望を考える(~だから、~してほしい)
3相手の状態を知る(だれがどこまで知っているか)
4ストーリー作り(接続詞でつながるように組み立てる)
ここまでできたら、あとは一枚モノの資料同様に
5簡単に紙に書き出し6電子化7後日再度確認する。

+プレゼンをする際に意識すること
・相手の聞く体勢を整える(プレゼンの前にどんな話を何のためにするのか、を伝える)
・スライド毎に伝えたいことをはっきり宣言する(見出し)
・コミュニケーションの作法を質疑応答でも活用す(特に2と3)
・伝わることが最重要。中学生でもわかるように
・何度も練習して、感覚を掴むこと

【おわりに】
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
会議の教科書と同様に小説仕立てのこの本は、まさに「教科書」のように丁寧で分かりやすかったです。
コミュニケーションの作法なんかは、普段使いできそうな気もしました。

あまり頭でっかちになっても嫌なので、ビジネス書を読むのはあと数冊にしたいと思っています。頑張るぞ。


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