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「4人でも、ひとり。」に激しく共感。アニメ【ぼっち・ざ・ろっく!】にハマったきっかけ

昨年アニメ化され話題になった「ぼっち・ざ・ろっく!」
Amazonプライムでオススメされていたが「女子高生」×「バンド」という題材から「けいおん!」の二番煎じと思い見るに至らなかった。

それから、たまたま原作の出版社の前を通った際にポスターが貼ってあり「あ、よくオススメされるやつ」と思い、通り過ぎようとしたところキャッチフレーズが目に飛び込んできた。

4人でも、ひとり。

「・・・・・・・」
これはまさしく複数人で飲み会や食事をしたときによく感じるやつ。
フィジカル的には1人ではないが、メンタル的には1人と感じてしまう地獄のシュチエーション。

「もしかしたら、我々コミュ症の気持ちを代弁してくれる作品ではないのか」と好奇心を抑えきれず、スマホを取り出し内容を調べてみると、陰キャ・コミュ症の女子高生がバンドをするという話らしい。

とりあえず物は試し、帰宅後第1話を見てみた。

ハマった。

しかも、3回見返した。

「バンド」×「女子高生」×「陰キャ・コミュ症」

まず、今までみたことがないこの掛け合わせがユニーク。
偏見ではあるが「女子高生」ってこの世で自分たちが最強と思っていそうだが、本作の主人公は自身をミジンコ以下と自己評価するほどネガティブ。

3回見返す程のめり込んだ理由は、この自己肯定感の低い主人公と自分を重ねてしまったからである。

ライブをやるためにチケットを売らなければならなく、メンバーはノルマを課されたが、ぼっちで友達がいない主人公は家族しかあてがなく苦悩する。

また、ライブ以外にもグッズの作成などにもお金が掛かるため、バイトの掛け持ちをメンバーに打診された際は、働くのがあまりにも嫌なため「臓器売買」や「闇金」に手を出そうした・・・

めっちゃ、わかる

さすがに「臓器売買」「闇金」の発想はないが、仮に自分が同じシュチエーションになったら、チケットを買ってくれるような友達なんていないので、苦渋の決断でチケットを全て自腹で購入してしまいそう😢

また、両親や妹にまで友達がいないことがばれているため、メンバーを自宅に招いた際に「レンタル友達!?」と疑われるシーンもあり、見ているこっちが悲しくなる・・・

これだけみるとかつてないほど、ダメダメなヒロインではあるが、最終話のライブシーンは最高に胸アツなので見てもらいたい。

最後に
本作は”陽キャ”の人にはあまりピンとこなかもしれないが、”陰キャ”にはぶっ刺さる内容なので全国の自称”陰キャラ”の方々はチェックしてほしい限りである。

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