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■これまでの話はこちら■本編10、クダン 「随分と余裕ね、クダン探偵」 アキはルームミラ…
■これまでの話はこちら■本編 9、ラピス? 台車を押しながら薄暗い通路を歩く。かつ、か…
■これまでの話はこちら■本編8、アキとクロダ クロダは車の中で目を覚ました。 車は止ま…
■これまでの話はこちら■本編7、ガーネット 随分時間がかかってしまった、と冷たい夜風を…
■これまでの話はこちら■本編6、アキとクロダ 人の体臭と、生ごみが腐った臭い、それから…
■これまでの話はこちら■本編5、カクタス 人通りのない暗い裏路地にある、テナントもろく…
■これまでの話はこちら■本編4、クダン スマートフォンのアラームで目を覚ますと、時刻表示を見て舌打ちする。七時半。二回目のアラームだ。ちくしょう、と心の中で悪態を吐き、ベッドから起き上がる。 クダンの部屋は1DKの狭いアパートで、一部屋はベッドを置くと半分以上埋まってしまうが、クダンはベッドでないと眠れない。幼少の頃、父親が閉め忘れた網戸の隙間から、青大将が部屋に入ってきて彼の体の上を悠々と横断していったのを見て以来、ある程度の高さがないと安心して眠れないようになった。
■これまでの話はこちら■本編3、アキとクロダ 夜明けの街を二人の女が歩いている。 ビルと…
■これまでの話はこちら■本編2、ガーネット ホテルの一室で、女は男と向かい合って座って…
■あらすじ 探偵のクダンは、ある日死んだはずの女の捜索依頼を受ける。怪しみながらも調査を…