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教員の心持ち①「失敗したと思ったときは〇〇と✖️✖️で乗り切れ!」

教員になってすぐに勉強することは、「心の持ち方!」


教員の離職率の高さは、精神的なストレスが原因

教員の離職率は国や地域によって異なりますが、一般的には高いとされています。

  • 日本では、教員の離職率が比較的高いとされています。厚生労働省の調査によれば、公立小学校や中学校の教員の離職率は、新任教員で5年目までに約30%を超えると報告されています。主な離職理由としては、働き方の負担やストレス、キャリア形成の難しさなどが挙げられます。

 教員という仕事は、ある意味テレビの芸能人と似た辛さがあります。子どもや親から常に見られて評価され、教員の中でも比較されがちです。その中で、適切な「心の持ち方」をしなければ、すり減っていくのは当然です。そして、このような「心の持ち方」は誰も教えてくれません。自分で獲得しなければいけないのです。日々の業務に追われ、授業の研究をしていたらそんな時間はありません。しかし、実はこの「心の持ち方」が最も大事なことであるということを教員の皆さんは自覚しているはずです。
 今回は「失敗したときに必要な2つの大切な考え」をお伝えします。
 これはかなり効果的ですので、ぜひ参考になれば嬉しいです!

①自分の中のベストだったと思う!

失敗しても、その時点の自分のベストだったと思うことが大事!

 「子どもへの指導で失敗した…。研究授業で大失敗した…。保護者からのクレームがきた…。」いろいろな失敗があると思います。その時に、真面目で頑張り屋な教員ほど、「あの時、なんでこうしてしまったんだろう…」とか。「もっと自分がこうしていれば…」「努力が足りなかった…」とか思ってしまいます。反省・改善をすることは大事なことですが、自分を落とすのは危険な考えであることを認識すべきです。セルフコンパッションという考え方の一つですが、「自分を認めてあげる」ということが大切なのです。失敗した自分を責め続けると、自分のころを責めるくせがついてしまい、自信喪失してしまいます。人は、自信がなくなってくると、行動力がなくなります。その結果、自分を責めるだけ責めて、改善のための行動をとる原動力もなくなってしまいます。周りがどれだけ責めてきたとしても、自分だけは「自分は精一杯頑張った!うまくいかなかったことは、改善方法を考えればいいだけだ!」と考えるようにしましょう。自分だけは、自分の味方でいるように。そうすれば、どれだけ責められたとしても、心が自分から離れることはありません!

②失敗と成功は分かれ道ではなく、一本道!

 よく失敗したときに、「選択をミスした」と考えてしまうことがあります。よく考えてみてもください。成功ばかりすることはありません。どれだけ成功しているように見える人も過去に何十回も失敗を重ねているものです。失敗を重ねる中で思考し、次どうすればよいかを考えたから今があるのです。失敗を重ねる度に失敗の数は減り、成功の回数は増えます。そうゆうものです。そして大事なのは、「失敗と成功は分かれ道ではない」ということです。「失敗の先に成功はある!失敗と成功は、一本道の上にあるのです。

☆「明石家さんま」の名言

 先日、とある動画でさんまさんの考え方で素晴らしいものがあったので紹介します。さんまさんは、落ち込んだことがないそうです。正確にいうと、若い頃に一度あったが、それ以降はないとのこと。それはなぜか?
 「落ち込むのは、自分の過大評価しているからや。だから、どうしてこんなのもできないんだ…と落ち込む。自分は大したことがないと思うこと。そうすれば、落ち込まない。その時点で自分は100点満点だったと思える。そう思うと落ち込むことなんかなくなる。
 さんまさんの考え方は、上記で述べた2つの考え方が根底にあると考えられます。

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