boogie1219

オフィス胸の振り子という会社をやっております。普段はインタビューの書き起こしをやってお…

boogie1219

オフィス胸の振り子という会社をやっております。普段はインタビューの書き起こしをやっておりますが、時々祖父・服部良一の事を備忘録として書いていけたらと思います。

最近の記事

ブギウギ最終回!!

あっと言う間の半年でした。 毎年3月長い。。と思っていたんだけれど、今月すごい早かった。 私も沢山の事を教えてもらい、沢山の方と知り合う事ができて、 本当にこの半年はかけがえのない、忘れられない日々になりました。 沢山素敵な出会いもありました。 ドラマは終わってしまったけれど、これからもよかったら時々この時代の音楽を聴いてみてください。そして口ずさんでみてください。 祖父はいつでも誰にでも「ありがとう。」と真っ直ぐに言える人という印象があります。きっと今日もどこかで「ありが

    • はしゃがないように。

      ブギウギ最終回まであと3回。 ドラマが決まった時にものすごくはしゃいだ私。 それは私だけじゃなかったんですが。 「身内がはしゃぎすぎると周りがしらけるから控えないと。」って話になって。 そうだね。そうだわましてや主役じゃないし。 と思っておとなしくしてた時もあったんだけれど、 やっぱり無理で。最終的に私は今日に至るまで嬉しくてはしゃいでた気がします。 基本自分がつぶやいた事は真実として沢山の方に拡散される事、 自分が見てきた時代ではなく、沢山の話を家族として聞いてきた時代だ

      • ハットリトモコさんという人は何をしていたのか。

        あっという間に朝ドラブギウギも来週で最終回となりました。 ところで旧Twitterでなんかいろいろエピソード語っている服部姓のこの人は誰なのか。なんかドラマの事やってるんですか? 誰かに聞かれたわけではありませんが、めちゃめちゃ手短に説明します。 ドラマ関係者に紹介される際に言われる言葉が全てなんですが。 「こちら服部朋子さん。服部良一の権利関係をやっていらっしゃいます。」 という事で。 ドラマに登場する羽鳥善一さんのモデル「服部良一」に関してはすべて私の所にやってきまし

        • 服部隆之よりメッセージ。 「大空の弟」ブギウギバージョンはフルサイズではなく、オリジナルはもっと長く、テレビ用にエディットしている事を知って欲しいです。

        ブギウギ最終回!!

        • はしゃがないように。

        • ハットリトモコさんという人は何をしていたのか。

        • 服部隆之よりメッセージ。 「大空の弟」ブギウギバージョンはフルサイズではなく、オリジナルはもっと長く、テレビ用にエディットしている事を知って欲しいです。

          大空の弟。(長め)

          今日、12月7日に「大空の弟」という曲がドラマ内で演奏されました。 この曲に関しては本当に語れる事が少なくて。当時の思いを想像で話す事しかできません。 2019年に吉本の企画で神野美伽さんが笠置シヅ子さんを演じる舞台「ハイヒールとつけまつげ」が大阪で上演される事になり、その中で取り上げたい曲の譜面のリストがあがってきました。この舞台で取り上げる曲がなかなかにマニアックで。 私も知らない曲がかなりあって、楽譜庫に譜面が無いものもいくつかあったけれど、リストにあった「大空の弟」は

          大空の弟。(長め)

          Sound Inn S「服部良一SP」放送のお知らせ

          番組のお知らせです!11月18日(土)18時半よりBSTBSのSound InnSで服部良一特集が放送される事になりました。出演は石丸幹二さん、望海風斗さんです。 ぜひご覧ください! こちらのサイトからご出演のお二人のコメントも読んでいただけます。 放送予定の曲目はこちら。 【セットリスト】 「銀座カンカン娘」望海風斗 (Arr.河野伸) 「蘇州夜曲」石丸幹二 (Arr.斎藤ネコ) 「胸の振子」石丸幹二&望海風斗 (Arr.船山基紀) 「青い山脈」石丸幹二 (Arr.本間

          Sound Inn S「服部良一SP」放送のお知らせ

          関西弁の事。

          「ラッパと娘」で福来スズ子爆誕!!渾身のパフォーマンスでしたよね。 レッスン風景から徐々に完成されていく様子が本当に趣里さん見事でした。 こちらでも書いておこうかなーと思って。昨日旧Twitterでつぶやいていたお話を少し。エゴサまではいきませんが、ドラマの評判が気になっていろいろSNSの世界をうろうろしていたら「羽鳥善一が関西弁喋ってない!!」っていうのがちらほら見受けられました。へーと思ってさらに深く潜っていくと怒っている人もいる!! そこでたまらず昨日のつぶやきになり

          関西弁の事。

          どうしてもモデルがいるドラマはそうなっちゃうよねーと思うのは、実在の再現じゃなくて全然いいっていう事。ドラマなんだし、だから役名がちゃんとついてるんだし。正直私だって知らないです。実際の祖父がどうだったかなんて。でもそれだけ熱心に観てくださっているという事ですよね。

          どうしてもモデルがいるドラマはそうなっちゃうよねーと思うのは、実在の再現じゃなくて全然いいっていう事。ドラマなんだし、だから役名がちゃんとついてるんだし。正直私だって知らないです。実際の祖父がどうだったかなんて。でもそれだけ熱心に観てくださっているという事ですよね。

          エマヌエル・メッテル先生降臨。

          今日は私的にもかなりぐっとくる内容の「ブギウギ」でした。旧Twitterで興奮しすぎて放送中から騒いでしまった。 いよいよスズ子ちゃんが覚醒しはじめた回という意味でもとても大切だったし、そこに至るまでに松永さんが影響していたり、家族と一緒でいつもと違う羽鳥先生だったり、麻里さんだったり、カツオ君だったり・・・もういろいろ。情報量が多すぎました。羽鳥家でスイッチが入ったスズ子ちゃんの「ラッパと娘」覚醒第一弾は素晴らしかったー。 そんな大事な大事な回で私がうわーとなったのが羽鳥

          エマヌエル・メッテル先生降臨。

          Note書く暇なさすぎた。

          朝ドラ「ブギウギ」もあっという間に6週目に入っていよいよ東京編がスタート。祖父服部良一がモデルになっている草彅剛さん演じる羽鳥善一さんも福来スズ子ちゃんとご対面です。私は台本を確認用に送っていただいていて、少し先までの展開は知ってはいるものの、放送を見るとまったく別物でした。毎日新鮮に泣いたり笑ったり忙しいです。 今年に入ってから急に朝ドラ、そこから派生するいろいろな対応でものすごく忙しくなってきました。この夏は忙しさとストレスがピークになり、気持ちと体が若干追いつかなくなり

          Note書く暇なさすぎた。

          涙ぐましいおはなし。

          知っている人は知っている祖父の口癖「涙ぐましいね。」 私が一緒に住んでいたころ、特に晩年は何かあるとよく涙ぐんでいました。嬉しい時も悲しい時も。 私は小学生の頃に両親が離婚したので母と祖父母と一緒に暮らしていましたが、女の子だった事もあって、それはそれはかわいがってもらいました。それが今の自分に繋がっています。私が音楽大学受験で出来が悪くて週に何回もソルフェージュの先生のところに通って、夕食を家族と一緒に取る事が少なくなっていたある日。テーブルの上に1通の手紙が置いてありま

          涙ぐましいおはなし。

          その名も「ブギウギ」

          というわけで。ノートにも書いていきましょう。 来年後期に笠置シヅ子さんをモデルにした朝ドラの放送が決定いたしました。 素直に嬉しい!!嬉しいです! 内心ずっと「エール」羨ましかった!!最初に笠置さんのお嬢さんでもあるヱイ子さんからこのお話しを伺った時には飛び上がるほどに嬉しかったです。その後音楽を隆之がやると決まり、さらに嬉しかったです。なんだかね、みんながみんな嬉しそうで楽しそうなんですよ。「どういうドラマになるか分からないけれど、おじいちゃんの楽譜見ておかなきゃなぁ。」

          その名も「ブギウギ」

          小さい頃のお話し。

          普段より読んでくださる方が多いので。なぜ私がこんなに良一さんの事で熱くなってしまうかというその原点のお話し。祖父は本当に楽しい事が大好きで。母が子どもの頃は本当によくパーティーをしていたそうです。集まるメンバーもすごい人たちばかり。今でも母や叔母たちが楽しかった事としてその頃の話をしてくれます。パーティーの余興は良一さんの子どもたち5人の役目だったようで、事前にお弟子さんたちが曲を作り、お稽古を重ねてそれをパーティで披露したそうです。 そしてそれから数十年後。良一さんの孫は

          小さい頃のお話し。

          舞台で使用されている曲たちの事。

          今日は舞台で使用されている曲の事を少し。曲の解説は専門家の方にお任せで、あくまで私目線での紹介です。 蘇州夜曲 服部良一を代表する曲の1つ。本人もとても気に入っていた曲で、自分のお葬式に流して欲しいと言っていたぐらい。本人の希望通り出棺の時は蘇州夜曲が流れていました。生誕100周年にトリビュートアルバムを作ったのですが、この時蘇州夜曲を歌ってくださったのは小田和正さん。この曲歌うのとても難しいんです。とにかくメロディが美しく、シンプルで。余計な装飾を付けてしまうとまったく

          舞台で使用されている曲たちの事。

          夜来香ラプソディ初日。

          シアターコクーンで初日の舞台を観劇させていただきました。やはり嬉しくて嬉しくて、そして楽しみで。朝からtweetをあげていたら本当に沢山の方から反響をいただき。それはもちろん主演で服部良一を演じてくださる松下洸平さんの沢山のファンの方たちがほとんどだったと思うのですが、ちょっと出したものを引っ込められないぐらいの反応だったから、根が小心者なのでビビってしまいました。 ゆっくり感想を書こうと思ったのですが、初日の初見の気持ちもどこかに置いておきたくて。 松下さんが本当に素敵に

          夜来香ラプソディ初日。

          詩人からの原稿いろいろ。

          捜し物があったので久しぶりに服部良一さんの資料をいろいろ眺めていました。 私は小さい頃から、一人で楽譜庫に入って写真やスクラップを見るのがとても好きで。悪い事をするとお蔵に入れちゃいますよ!って言われていた「お蔵」こと、楽譜庫。率先して入ってました。幼い私。三畳ぐらいのスペースの3方はすべて天井まで棚になっていて、そこに譜面やスクラップブック、古いアルバムが入っていて、そこに入るとなんとも表現しがたい古い紙の匂いがして。これは後々、そして今でも各方面から問い合わせでこういうも

          詩人からの原稿いろいろ。