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地方中小企業サラリーマンの自然農によるお米づくり④(6月、畦塗り編)

農家でないサラリーマンの私が田んぼで稲作をする模様をお伝えすることで、何気なく食べているお米を作る、先人たちが作ってきたと言うことがどれだけありがたく、手間がかかっているかを知ってもらえればなにより・・・というシリーズです。🙇
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前回、5月の苗床のお世話をしましたが、

その翌月の6月は田植えの準備と田植えでいっぱいいっぱいでした。

まずは田んぼの周りの草を刈って水を入れていきました。

田んぼの水源は色々だと思いますが、今お借りしている田んぼは横を流れている川から分水してもらっています。(他の田んぼを借りている方々と共同で水通ししました。)

水通しの模様(5月26日)



水を通せたら畔(あぜ)を塗っていきます。
"畔道"っていう言葉は聞いたことある人が多いかもしれませんが、畔というのはその字の通り田んぼの境目を表すそうです。

田んぼの境目には土が盛られてあり、そこが道の機能も持っています。

逆に田んぼ側から見ると、田んぼは畦に囲まれています。田んぼは土で囲まれたプールなのです。

プールには水が溜まってないといけないので、水が漏れないようにしなければいけません。

そこで、プールの内壁がわに水をたっぷりと含んだ泥土を塗ってあげます。

畦塗り後の田んぼ(6月2日)
畔塗り後の田んぼ(6月2日)

作業中の写真はないですが、周りの草を刈った後、内壁側の土を削りとり、水で練って粘り気のある状態にして、鍬(くわ)で左官さんのように塗りつけていくのです。

田んぼの内外はもぐら穴でボコボコですのでまずは外側の穴を塞ぐといった感じです。

ここまでで準備完了です。
ここから育てていた苗床の稲達を植えていくのです。

そこからは次回紹介します。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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