【詩】川の芥
川に浮かぶ芥は
人びとの生きるあかし
川の色は
透きとおる清流のそれとはほど遠く
色濃く
芥は
透きとおる清流のあわとはほど遠く
形を留めたい
少しでも色濃く
形留めようとする
人びとの生きるあかし
おもてにはそうみえるのだが
そこには
うつくしくすきとおる
はかないあわのような
ひとびとのすがたが
たしかにある
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川に浮かぶ芥は
人びとの生きるあかし
川の色は
透きとおる清流のそれとはほど遠く
色濃く
芥は
透きとおる清流のあわとはほど遠く
形を留めたい
少しでも色濃く
形留めようとする
人びとの生きるあかし
おもてにはそうみえるのだが
そこには
うつくしくすきとおる
はかないあわのような
ひとびとのすがたが
たしかにある
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