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田舎ほどプロが必要

田舎は近隣に不動産会社がない
そら、当然よな〜
とも思う。
なぜなら、商売にならんから!

原因
・人口が少ないと流通量が少ない
・都市部から離れれば離れるほど土地単価が安くなる

要するに儲けを出しいけないということに尽きる。

流通量が少ないというのは、そんなに賃貸や売買が盛んに行われないということだ。田舎にいる人はすでに住まいを構え、そうそう引っ越さない。
なにか事業をするにしても自宅や自宅の倉庫でという場合や敷地が広く、その中に建ててしまう。

土地単価が安くなるというのも、都市部には路線価という基準もあり、
流通もする前提だが、田舎にはそんな基準がない。
家をもらったとか、20万円で買ったとかいう話も聞く。

ここまでの話は非常にざっくりした話ではあるが、大まかな部分でもある。
数が少なく、金額も安いと不動産会社はやっていけないのだ。
そりゃそーだ。

ただ、それでも全くないわけではない。
なので、個人間でのやり取りになっていく。
これが結構トラブルを生んでいるとも思っている。

特に賃貸の場合。
普通に考えると
・家賃を決める
・支払い方法を決める
・カギを渡す
くらいでいいと考える。
これでも、お互いが信じられないくらいなにも気にせず、いい人な場合、
とっても幸せで平和な賃貸契約が未来永劫続くことだってあると思う。
なぜ、これだけで全員が幸せに暮らしていけないかって?
人生や世の中にはいろんなことがあるからだ。

例えば
・家賃を払わなくなった
・大家が亡くなって、今後どうすれば?
みたいな分かりやすい例や・
・置いてある家具を勝手に借りた側が処分した
・トイレが壊れたが大家が修繕してくれない
などのトラブル。
・火事が起きてしまったが、借りた側が保険に入ってなかった
というように最初になにを決めておけばいいのかを
貸す側も借りる側もあまり分からないまま、物事を進めていく。

これは、大家側には貸す場合への慣れや経験がないのが原因だが、
至ってしょうがない話だ。
そんなことに対応するためにプロがいるということだ。・
・家を建てたいとなったら、建築士・
・病気をしたとなったら、医師
・裁判をしたいとなったら、弁護士
・火を消したいとなったら、消防士
というようにだ。ほんまか?

まあ、なかなか精通していない人がその業界のことを
こなしていくにはハードルが高い場合は、やはりプロの力を借りたいということだ。でもそのプロがいない。困った。

実際に田舎のほうが、土地の区画が複雑だったり、田畑や山、雑種地も多い。
どこまでが土地なのか境界もわからなかったり、
相続するのも当たり前なので、曽祖父の登記以降していなかったり、と。
そうなると個人間だけではどうしようもない。
不動産会社、司法書士、弁護士と必要になってくるかもしれない。

今は、不動産を一度離れてみて、中山間地域で別の仕事をしながら穏やかに暮らしている。しかし、不動産については、田舎ほど困っている。というよりどうしていいか、誰にどう相談していいかという点だろう。

実質、友人からはそういった類の相談もチラホラある状態だ。
気軽に聞ける先としての需要もあるかもしれんな〜。

やっぱり『不動産相談室』からやってみるかな。

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