たにぐち

不動産家/徳島→札幌→函館→西粟倉村/不動産相談室/空き家、空き地の活用提案/古民家再生/茅葺屋根の可能性/木こり修行

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不動産家/徳島→札幌→函館→西粟倉村/不動産相談室/空き家、空き地の活用提案/古民家再生/茅葺屋根の可能性/木こり修行

マガジン

  • どうしようもできないアレコレ

    今まで不動産をどうにかしたいが、 どうしたらいいんかわからん! という相談の体験談を書いていく

  • 村での生活

    西粟倉村での生活を気ままに発信

  • 相続って?

    知りたくないが、知っておいたほうがいい 調べたいけど、難しそう な『相続』 ちょっと身近になればいいかなくらいのもんです

  • 不動産家の全力投球

    北海道新聞のみなみ風という道南限定の紙面に毎月コラムを投稿することになったので、その補足やなんやかんやを書いていこうかというマガジン。

  • 空き家の活用

    函館の谷地頭町にある建物を取得し、活用に奔走

最近の記事

CASE1:弟を捜索せよ!

どうにもならないアレコレシリーズと銘打って、 今まで不動産をどうにかしたいが、 どうしたらいいんかわからん! という相談の体験談を書いていく 意外とみんなの身近な話やそういう可能性があることも あるんちゃうかな〜、と思っている 第一弾は、 【弟を捜索せよ!】 依頼は、 そこそこ幹線道路に面した『二軒長屋』*1の右側だけ売りたいというものだった 所有は建物だけで、土地は違うという 場所はそんなに悪くないし、長屋であるということのハードルはあったが、 そこまで大きくないので、

    • 『行楽』

      長めの夏がようやく過ぎた岡山では、行楽シーズンが到来した らしい・・・ なんや、行楽って 行楽・・・楽しむこと、遊びの楽しみ。郊外や山野に出て楽しむこと。など。 調べたら、↑という意味らしい でも、混み過ぎやろ!道路! 一本しかないんか! っていうくらい混んでた 幸い山の田舎の村に住んどるけん、 反対車線が混んでいて、こっち側にはあまり影響がなかった しかし、混んでた!3連休は特に! そんなにその日しか外出できんかね、っていうくらい 全国民が出かけたんか、っていうくら

      • 豊かさとは

        この村にはコンビニがない もちろんスーパーもない ドラッグストアやホームセンターもない でも心地よい 一時期、コンビニ計画があったという できんでよかったな、と心から思う 村にコンビニやスーパーが できることになったら、どうなるんやろな サッとすぐに行けていつでも 空いているからコンビニだ: それこそコンビニの定義だ 『コンビニエンス』 便利やお手頃という意味合いらしい ある一定数のものはコンビニに行けば揃う そりゃそうだ リサーチして購入しそうなリストのものを い

        • おすすめなヤツ

          『不動産』 この前、友人に不動産の字が怖い と言われた 確かに親しみやすい字でも言葉でもないのはたしかだ そこに加えて、分かりづらい! 家を借りる、土地を売る、ということだけじゃなく、 暮らす、商売する、歩く、と 地球に暮らす限り、不動産に関わって生きていく なのに!分かりづらい! いろんな法律や人やご近所、難しい言葉が混じり合う ちょっと聞き馴染みのない言葉が出てくると 普通の人はそこから理解を諦める そりゃそうだ 相対性理論!量子力学! とか、言われたら 知っ

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        • どうしようもできないアレコレ
          1本
        • 村での生活
          4本
        • 相続って?
          5本
        • 不動産家の全力投球
          5本
        • 空き家の活用
          13本
        • ポッドキャストはじめました
          10本

        記事

          相談がきた -パート2-

          友人が物件を店舗として借りることになり、 その契約書がちゃんとしているのか不安だから見てほしいという依頼 しかし、そう簡単な話でもなかったようだ 2つの大きな物件があり、それをAさんが一括で借りる その1つをAさんが使用し、もう1つを友人がAさんから借りるというわけだ これは、いわゆる『サブリース契約』に該当してくる そんな高度なことを・・・ サブリースはいわゆる又貸しとなる 借りる側が安く借りて、中をオシャレに直して別の借主に貸す というのが、事例としては多いかもしれ

          相談がきた -パート2-

          一票を投じること

          『選挙』ですね! 「あっそ」 という声が返ってきそうやな 投票をすることは、18歳以上の国民に与えられている権利だ 「オレの一票なんて関係ないやん」 「投票したってなんも変わらんやん」 「どうせ知らん年寄りが政治するんやろ」 と若者は思っている というか、それすら思ってないかもしれん あえて言うなら、誰に投票してもいいからとりあえず一票入れくれ! と言いたい というかここ最近、10年くらいか、ずっと思っとるし なんだかんだ言ってきている 年配者が投票に行って、若者が

          一票を投じること

          相談がきた

          「どうしたらええんかな?」 相談のるよーって、 いろんな人に言ってたら困ってる人に出会った どんな困りごとかと思ったら、賃貸住宅に住んでいるが、契約書がない、という いわゆる個人同士の口約束みたいなものか 実は、最初の2年間は契約書があったが、元の所有者が亡くなり、 相続となったそうだ そこで、再契約をしたい意向を伝えたが、 「住んでていいので契約書とかはいい」 となって、そのまま8年が経ったという ただ、そもそも高齢だったため、心配なのだ もし、所有者が亡くなった場合、

          相談がきた

          エアコンの規格について調べたら驚愕した

          まだまだ暑い日が続いていて、嫌になってくる秋のこの頃 毎年、なんやかんやで 『例年の〇〇記録を更新しました』 『例年の〇月より〇度高いです』 人類が進化して、オリンピックで毎年世界記録が更新する! みたいに論(あげつら)う その記事を見るだけで、もっと暑くなるわ、と言いたい そんなうだるような暑さを室内に入り、 天国かのような空間に仕立て上げてしまうのが、 人類の叡智『エアコン』である 西日本にいると、基本クーラーとして夏に使用するのが一般かな北海道にいた時も 夏が

          エアコンの規格について調べたら驚愕した

          相続は攻めろ!

          相続とは、親が亡くなって発生するもので、 その時が来るまで待つのが基本だと思っていないだろうか。 不動産に限ることになるかもしれないが、 相続される物件は相続を受け取る者が、現所有者が存命のうちに 積極的に攻めるほうがいい結果につながる、という仮設を持っている。 全てコレに当てはまるわけではなく、 相続したら億劫だけど、相続するよね〜、とネガティブなものほど、 攻めあるのみ!なんじゃないかと思う。 『攻め』とはなにをもって攻めやねん! とお思いだろう。 『死ぬ前にちゃ

          相続は攻めろ!

          田舎ほどプロが必要

          田舎は近隣に不動産会社がない そら、当然よな〜 とも思う。 なぜなら、商売にならんから! 原因 ・人口が少ないと流通量が少ない ・都市部から離れれば離れるほど土地単価が安くなる 要するに儲けを出しいけないということに尽きる。 流通量が少ないというのは、そんなに賃貸や売買が盛んに行われないということだ。田舎にいる人はすでに住まいを構え、そうそう引っ越さない。 なにか事業をするにしても自宅や自宅の倉庫でという場合や敷地が広く、その中に建ててしまう。 土地単価が安くなるとい

          田舎ほどプロが必要

          村の運動会はエンタメだ!

          先日、住んでいる西粟倉村の運動会が行われた 「小学校?中学校?村の?」 となるかもしれんが、 『幼稚園・小学校・中学校合同運動会』だ! 西粟倉村という村は、人口1300人ちょっとで、コンビニ無し、信号2つ(押しボタン)しかない村だ そんな村だが、移住者が230人ほど(10年前から来ていても移住者になる。もはや移住者と呼ばれない日は来るのか)もいて、移住してくる年齢は20代〜40代と子供を連れてや村で子供が生まれるということも多い。そのため、それぞれの年代で10人くらいは子供

          村の運動会はエンタメだ!

          義務化!

          2024年4月1日より相続登記義務化! ・・・。 義務だったんちゃうんかい! っていう人も多いのでは、っていうかそもそも知らんか。 簡単にいうと、自分の親がなくなり、その親が持っている家や土地が、自分のものになる、ということ。 そりゃ、そうやろ! というくらい当たり前。 親が持っていた時計も椅子もカメラも自分のものだ。当然なにもせずとも自分のものになる。 ちょっと複雑になってくるのは、宝飾品、現金、証券などの高級なものだ。兄弟が数人いるとそこでの協議になることもある。

          西粟倉村に住む

          知る人ぞ知る西粟倉村へ移住した。 どこの県かを言わなくても知っていたり、なんとなく聞いたことがある、という人もいる。 中には「フランスの街みたいな名前だね!」なんていう人もいた。 『ニシャークラーソン』とでも聞こえたんかな〜。(オレのせいか・・・) なんにせよ、岡山県の最北東部にある1350人の村『西粟倉村』に住んでいる。 人口は少ないが、関係人口は多く、この前もふるさと納税に電気の返礼品を出して脚光を浴びたりと、先進事例を出し続けていて、外からも注目を浴び、中も中で活

          西粟倉村に住む

          環境を変えてみること

          『移住』。コロナ前から田舎回帰のようなテーマでずっと言われていたが、一気に浸透した。 実家がある。前に住んだことがある。知り合いがいる。等々、何かしら関係性のある場所に移り住むことがほとんどなんだろう。と、思っていたが、縁もゆかりもない人が移住してきていてビックリしている。(どうでもいいけど、『縁もゆかり』も同じ意味ちゃうんか…。) 当然、家族の場合、夫婦のどちらかが函館出身、という場合が圧倒的に多い。他には、兄弟が住んでいて、大学の時住んでいた、という人もいた。少し前ま

          環境を変えてみること

          時代劇を普通に見るようになった

          時代劇といっても、いわゆる水戸黄門や大岡越前が見たい、年末になったら忠臣蔵見なあかんな!という訳ではない。 時代もの、歴史ものの物語が見たい、と思うようになった。忠臣蔵はまだ興味はあるが。これのきっかけの1つは、今まで苦手だった歴史に興味を持つようになったからだ。興味を持つようになった、というのもちょっと語弊があるし、カッコつけた言い方かもしれん。 前から歴史に詳しくなりたい、色々知りたい、と思ってはいたが、どうもいざ本を買っても睡眠しか進まん。1ページに1睡眠と1冊読む

          時代劇を普通に見るようになった

          捨てる神あれば拾う神あり

          前回からの続きで、観光狙いのゲストハウスには非常に辛い状況、暗い影をおとす、なんてもんじゃない影響。 やはり10月からちょっと営業を停止して色々考えようかな〜と思っていた。 そこに知人から相談の連絡が入る。 「映画のロケ地を探してる人がいるから相談に乗ってやってくれるかい?」というもの。「おもろいやん!」と特に谷地頭の家についてではなく、単純に不動産家としておもろい相談やなと思った。そんな何度もある話じゃないので、これは絶対がんばりたい!他も同じくがんばれよ…。 まあ、と

          捨てる神あれば拾う神あり