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リモートワークで雑談が課題というが、それって本当に大事なこと?

こんにちは、Sales Managerの蒲池です!

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Remember BONX, 雑談 is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
(BONX覚えておいてくれ、雑談ってのは良いものだ、最高に良いものかもしれない、そして良いものは永遠に死なない)

すみません、名作「ショーシャンクの空に」の言葉をパクリました。
ただ、そのくらい雑談が大事だと思ったんです、はい。メンバーのメンタルコントロールだけではなく「事業とチームの成長のためにとても重要」というのが僕の結論です。


No 雑談 No Drive、だと思います。

元々、僕は食品メーカーで働いていて、そこでは結構なヒット商品が毎年出ていました。ただ、同時にアイデア出しは会議室に集まってのミーティングで実施。そこは企画書がマストというやり方が基本で、ヒットは出ても、時間的リソースの無駄が多く、リモートワークでは対応できない、というやり方自体に構造的な問題を抱えていると感じていました。


そしてBONXに転職してからも、セールスチームは、beforeコロナ では、外出していることが基本であって、オフィスで雑談する、ということ自体がなかったですし、アイデア出しはBONXでリモートで会議形式で行う、という形でした。


振り返ってみると、「BONXのほうがツールをちょこっと使いこなしているな」程度ですけど、その差は大きいと思っていましたし、「これがスタートアップのスピード感か」とスタートアップビギナーな感想を持ったりもしてました、懐かしい思い出です(笑)。

そこに、このコロナ渦。

この状況の中、BONXでは、この「アイデアを出す」ということのやり方自体が、大きく変わりました。これは意図的ではなくて、結果的に、です。

これまでの、「企画書をドラフト → 会議室でのミーティング → アイデア出し/アクション決め」という一般的なやり方ではなくて、BONXでは、いま、下記が基本になってます。

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すみません、スライドにする必要すらないくらいシンプルです。

振り返ってみると、withコロナの中でのアイデア出しが過去最高数を継続しており、なんとなくスライドにしてしまいました。

で、雑談から生まれたアイデアが実行された代表例として、こちら。


ババン!!

BONX×カヤック_Cs

確か、「今年の梅雨は長引いてますね」なんて話をしていたので、6月の下旬ごろだったと思いますが、BONXのセールスルームでのやり取りを遡ると、

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僕:「コロナの感染者も増えているから、なるべく外出控えてリモートで商談して行こう」
松岡 :「そうですね、BONXはもう基本リモートで、BONXしながら働くスタイルなんで安心ですけど、結構人が外に出てますね」
岡島 :「前職の会社はまだリモートは週に2回ほどみたいです」
松岡 :「えっ、それって結構怖くないですか?」
岡島 :「顔を合わせて打ち合わせないとアイデアでない、内容詰めきれない、って感じているみたいです」
僕 :「このあたり、BONXの働き方とか世間にアピールして、働き方とか変わると嬉しいかも」
岡島 :「スタートアップ単独だと厳しいので、どっかと一緒に対談形式でやるとか?」

この雑談がきっかけて一気に会話がドライブされてきて、ただ聞いていただけのメンバーも参加し始めて

「それは確かに。対談形式ってあるね」「あ、なんか昔読んだ本でカヤックの柳澤CEOがすごい面白働き方の取り組みしてました」「え、宮坂さんの知り合いじゃない?鎌倉で家も近かった気がする。」「知り合いなのであれば、対談形式のウェビナーやったら面白そうじゃない?」「それは言えている、withコロナ での働き方の参考になればそれはmake smileだし。内容的に盛り上がりそう。」
「司会は、エリーナさんとかにお願いして1時間の対談形式で」
「えっ、私???なんで??」(→ここはなぜかみんなスルー)
「場所は鎌倉の古民家とかでやってバイブス出す感じで」「それいいね、宮坂さんに聞いてみよう」

そのまま全メンバーがいる「BONX WORK」ルームに移動して
僕:「宮坂さん(BONXのCEO)、今、ちょっといいですか? カヤック の柳澤CEOと対談形式でウェビナーできないですかね?」

ということで、7月27日に至ったわけです。

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アイデア出しのミーティングもないし、企画書もない、当然根回しもない。となると人を集める日程調整や会議室の確保もなければ、アジェンダもない、資料作成もない。

10分程度の雑談から、アイデアが出てきて、1ヶ月もかからずアイデアが実現してます。

他にもたくさんあります。それはプロダクトサイドであればマイクロソフトとのID連携であったり、8月にリリース予定の「他のルームの音量調節機能」であったり。いずれも雑談から生まれています。

では、週に1回雑談タイムを設けてみると、アイデアは出るのか? 

実は一度試してみましたが、「意図的な雑談タイムは盛り上がらない」という結果でした、とても寒々しい内容。

雑談なんで、雑多な話を雑にやる、ってことなんだと思います。

根回しとか承認プロセスは会社によって様々ですけど、アイデア出しは、自由演技なので、会社の規模とかはあまり関係なくて、「コミュニケーションを通じて自然発生するアイデア」をどれだけ作れるか、「そのやり方は?」ということが大事だと思ってます。

それがBONXの場合、BONXを使った雑談、でした。

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よく喫煙所からアイデアが生まれる、とか聞きますが、何となくわかります。BONXは音声だけの会話なので、リラックスして「雑談」できます。

このアイデアから7月27日のウェビナー開催までは、この手のことに素人な僕たちは結構大変な思いをしたのですが、それはまた別記事にまとめます。

最後になりますが、実は「このnoteをやろう」ということ自体も、実は雑談から生まれてます。なにか会社のこと発信していきたいよね。noteって最近みんな使っているみたいだよ、noteって結構簡単に投稿できるみたいよ、そんな会話です。 

本当に「雑談 is a good thing」です。

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