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ありのままの自分を受け入れる勇気

勇気がない人は「特別」であろうとする。
勇気がある人は「普通」であろうとする。
「普通である勇気」を持っているからだ。
アルフレッド・アドラー

服がとても好きってわけでもないが、高級なブランドものの服ばかりを集めて着ている

有名人の友達がいることを自慢する

海外に行った経験を自慢げに話す

勇気がない人は自分が特別な存在であることを証明し、「特別」であろうとします。

それは自分がもし何の特徴もないみんなと同じような「普通」の人になってしまったら

だれからも受け入れられず、必要ともされない無価値な人間になってしまうのではないかと思ってしまうからです。

普通な自分では、みんなに受け入れられることはないから

何か特別な自分、それは特別なものを持っていたり、特別な知り合いがいたり、特別なステータスを持っている自分でいようとするのです。

その特別な何かという自分を着飾る鎧(よろい)のようなものがなければ自分は社会の中で生きていくことができない。

受け入れられないと信じてしまっているのです。

自分自身が他者に貢献する能力のある自分、価値のある自分ということを信じていないのです。

そして、周囲の人を仲間と信じることもできません。

自分のことも他者のことをも信じることができないのです。

それが勇気のない人の特徴です。

勇気がある人は「普通」であることを怖れません。

普通というと誤解があるかもしれないので、言い換えると

ありのままの自分で着飾らないでもいいと思っているのです。

特別ななにかを持っていない自分でも大丈夫

自分は今のままで十分誰かに貢献する能力を持っていて、周囲の仲間から受け入れられるような価値のある人であると思っています。

これは勇気のある人が完璧というわけではありません。

当然欠点も不足もあります。

寝坊をすることもあれば忘れ物をすることもある身だしなみが整っていない子ももしかしたらあるでしょう。

でもそんな自分もありのまま受け入れており、周囲の人を仲間だと信じているのです。

それが、勇気のある人の特徴です。

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