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育児と育自

2023年のダイジェスト

2023年も本日で終わりますが、今年のダイジェストを作るなら後半の2ヶ月が濃すぎて、今年ってなにがあったっけ?って感じなのですが、教員時代の最後の教え子の成人式があったり、僕以外の家族のほとんどの名字が変わったり、念願のマイホームができつつあったりとそこそこ濃いこともありました。
楽しいことも大変なこともたくさんあった2023年は、まさに変革の年だったことは間違いありません。その中でも娘の誕生が一番大きな変化でした。

産まれてから2ヶ月

10月31日に娘が誕生し、本日でちょうど2ヶ月です。
産まれてからのことは別のnoteにまとめたので、まだの方はぜひお読みください。

娘は毎日頑張って生きています。
産まれてきたときも大きな子でしたが、最近はムチムチ度合いが更に増して、NICUでも一番デカいオムツに変わっています。
顔もどんどん僕に似てきています。将来が心配です。色んな意味で。
NICUにはスマホが持ち込み禁止なので、毎回カメラを持っていくのですが、この2ヶ月で撮った写真と動画はもうすぐ4000にいきそうです。

お宮参り風なことをしたり、クリスマスでサンタとトナカイの格好をしたり、手形や足形をとったりとやれることは全部やってやろう精神で突き抜けた2ヶ月間でした。

それぞれの育児がある

ぼくらの育児は、普通の家庭の育児とは少し違ったところがあるかもしれません。
毎日娘に会えるのは2時間という限られた時間だけです。
その2時間のために毎日往復3時間ほどのドライブをしています。
ドライブ中は、娘に聞かせる童謡を覚えたり、娘はどんな様子かな?と話したり、オーディブルで本を聴いたりしながら車内の時間を過ごしています。
奥さんとの仲は、娘のおかげでより一層良くなりました。

ぼくらの育児は、多くの人の支えによって成り立っています。
NICUの先生や看護師の方たちは、僕らのやりたいことを快く引き受けてくれ、お宮参り風なことをやるときは、パーテーションを屏風のように見立ててくれたり、3コインズで買ってきた天使の羽根をつけさせようとしたときは、真剣にポーズを考えてくれたり、クリスマスで色んな衣装を着てきたときは、沢山声をかけてくれたり、笑っったりしてくれました。
親族もぼくらのことを食事や洗濯など様々な面でサポートしてくれたり、娘に沢山の愛情を注いでくれています。
そのおかげでクリスマスプレゼントは多すぎて、3回に分けて渡しました(笑)

ぼくらの育児は、他の家庭の大変な部分は味わってはいません。
夜泣きがたぶん一番大変なのでしょうが、それがないのでぐっすり寝ています。
友達は食事のタイミングがすごく大変と言っていましたが、それもなく、しっかりご飯を食べているので、ちゃんと太りました。

きっと他の家庭には他の家庭の大変さや楽しさがあり、ぼくらの家庭にはぼくらなりの大変さと楽しさがあるんだろうなと感じています。
だからこそ、その家庭のことはその家庭にしかわからないということが絶対にあって、本当の意味でわかることは難しいんだろうなと思っています。

育児をしながら育自をする

これは教えてもらった言葉なのですが、『育児は育自』という言葉がその通りだなと思います。
娘が産まれてから毎日絵本を読んでいます。
絵本を読みながら初めて知ることがあったり、新しい価値観に触れたり、絵本をくれた友人たちの想いにも触れました。
1冊の絵本から学び、多くの人とのつながりも感じました。
これは娘が産まれていなかったら気づけなかったことです。

娘の姿からは、心の在り方を学びました。
なんで僕たちのところだったんだろう?と考える日もありました。
ですが、考え方を変えれば僕たちだったからきてくれたんだと考えることもできます。

ぼくらは自分の思ったことと違ったり、他の人を見ているとこうだったらいいのにと理想の姿を見がちです。
ですが、理想の姿はあくまで自分の中に作られた理想の姿であり、現実ではありません。

そこにいる今の娘は
可愛く
いとおしく
愛くるしい
です。

今の娘の姿を見ながら、自分が自分を含め色々な人の理想の姿を見ていたことにも気づかされました。
今の姿を見て、愛し、共に成長していく。
育児にも育自にもそれが大事なのではないかと思います。

おわりに

2023年は沢山の人々と関わり、助けられ、支えられ、成長させてもらった1年でした。

絵本を譲ってくれたみなさん
声をかけてくれたみなさん
一緒に遊んでくれたみなさん
塾の仲間・生徒・保護者のみなさん
みんなの縁がわのみなさん
奥さんと娘と親族のみなさん

多くの人達との繋がりを感じた1年
そして2024年はおそらく今年以上に繋がりを感じるんだろうなと思います。
沢山の恩をもらいました。
少しずつ、ぼくらなりの恩返しと恩送りができる
そんな1年に2024年はしていきたいと思います。

2023年ありがとうございました。
2024年もよろしくお願いします。

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