見出し画像

にげて さがして

8月連休初日、
小学校1年生の甥っ子が
単独の2泊3日で泊まりに来ました。

彼が、我が家に泊まりに来るには、
彼なりの算段?があるわけです。

自分の好きなもの、
自分が望んだ美味しいものが食べられるとか、
自分のいう事をきく、大人がいるとか。。。

オバは彼が泊りにくるたびに、
彼の両親とは違う目線を
伝えられればと思っています。

あなたの周囲は、まだ小さい世界しかない。

だけど、成長するにつれ、世界は広くなるし、
色々なことが起きてくる。

だからこそ、自分を大事にしてほしい。

早速“今”の彼に伝えられることを
やってみました。

そう、彼に伝えたいのは、
“自分を大事にして良い”
ということ。

自分を大事にしていれば、
そのうち、自分が望んだ方向に
周囲が動きだすこと。

そんなことを、
小学1年生に伝えるのは
どうすればよいのか?

悶々と考えていたとき、
まさしく素敵なタイミングで
本と出逢いました。

それがこちらの本です。

【にげて さがして】
著者 ヨシタケシンスケ
発行所 株式会社赤ちゃんとママ社

画像1

■  小学校1年生の記憶。

私の場合、
日々の記憶は、ほぼない(笑)

ただ、担任の先生が大好きで、
時々、「お父さん!」
と呼んでしまった記憶だけある。

私の小学校は、
1年~2年まで持ち上がりで、
ホンマ・マサオ先生が担任だった。

絵が凄く上手で、
何かっというと、
黒板に絵を書いてくれた。

掛け算を覚える際に、
2の段を、
パタパタの工作を用いて
覚えさせてくれたのを覚えている。

今にして振り返れば、
勉強という手段生活に慣れていない、
学校という緊張した空間の中で
子どもたちが集中できる時間を
“絵”や“工作を通して、
持ってくれたんだと思うと、
本当に有難い。

教室に拘束される時間を
楽しみに変えてくれた担任の先生だった。

私は、このクラスだから、
本町田西小学校2年5組だからこそ、
きっと学校に通えたんだと思う。

■  甥っ子に伝えたいこと。

彼は今年の4月から
小学校1年生になった。

彼なりに、考えることがあり、
色々と思い悩んでいる様に
オバは見受けられた。

小学校1年生に、
“他人と自分は違う。
だから、気にするな!”
というのは、
真正面から言葉で伝えるのは、
まだ早いし、違うと感じていた。

でも伝えたいのは、
他人と自分は違って良い。
自分を大切にしてほしい
ということ。

そう思っていた処、
ヨシタケさんの絵本が
教えてくれました。

■  にげて さがして。

既に中年の私ですが、
“ヨシタケシンスケ”さんの
絵が好きなので、
絵本売り場を覗くことがあります。

そんな中、
【にげて さがして】という絵本
と出逢うことが出来ました。

この本を書店で手にしたとき、
甥っ子の為に、持っていて良い本と判断し購入。

それが、
この2泊3日の単独お泊りで来た、
彼の反応を通して確信に変わりました。

■ ちびっ子でも言わんとすることを感じとれる絵本。

この2泊3日。
彼が寝る前に本を読み聞かせするのは
私の役目( ´∀` )。

で、あるならば、
この【にげて さがして】を読んでやろうと
心に決めていました。

で、寝る前やら、
日中、彼が時間を持て余しときに
読んでいると、
彼は神妙に聞いている。

彼の心に突き刺さるフレーズが
あったんだろうと思いつつ、
そこを根ほり葉ほり聞くのはやめました。

ただ、大事なフレーズには
オバの想いを込めて、
何かあったとき、君の見方はココにいると
読んでみました( *´艸`)

ちゃんと伝わっているのか?
そこはわからないな~と思いましたが
神妙に聞いていたので、
きっと彼なりの“なにか”
を掴んだと信じることにしました。

生きているだけで丸儲け。
生きていれば、何でも出来る。

そんなことを、
まだ人生始まったばかりの彼に
伝えていければ良いなと
オバは思っています。

この本は、シンプルだけど、
とても大切なことを
サラーっと書いている絵本です。

老若男女問わず
お薦めしたい本です。

以上


この記事が参加している募集

#推薦図書

42,454件

#休日のすごし方

54,013件

医療系人材紹介エージェント。日々、医師や看護師さんとお目にかかり、思うことや、自分がお邪魔して、こちらに人材を紹介したいな~と思う、医療機関さんが募集している人材情報を掲載していきます。あとは、自分の趣味のダイビングのことも書いて参ります。医療系で海好きの人と繋がりたいです。