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教養を磨く 宇宙論、歴史観から、話術、人間力まで

今更ながら、
最近納得したことがある。

本を読んでいる最中に、
ワクワクするのは、
自分が書店で選んだ本。

そうでない本は、
Amazonでポチっとした本(笑)。

書店で本を選ぶとき、
結構時間をかける。

今、自分が何に興味があるのか?
あのことを深堀出来る本はどこにあるのか?
おっと、こんな視点はちょっと興味あるかも??等々

この選んでいる時間も
本を読み終わった後のワクワクに
関係しているかもしれません(笑)

さて、今回の本は、此方の本。

著者:田坂広志
発行所:株式会社光文社

■    目次

はじめに 二一世紀に求められる「新たな教養」とは何か
第一部      哲学の究極の問い
第二部      科学と宗教の対立を超えて
第三部      「戦略的反射神経」の時代
第四部      「フォース」を使う技法
第五部      「ポジティビズム」の時代
第六部      「神の技術」がもたらすもの
第七部      思想を紡ぎ出す読書

■    じわじわと腹落ちする本

目次だけではわかりにくいですが、
今回の田坂先生の本は、
75篇の随想からおり、
テーマやジャンルが分類されていません。

本を手にとって貰うとわかりますが、
本の目次部分には、随想の題名も入っているので、
そこを見てから、気になる部分を読んでいくのも良いですし、
順番で読んでいくのもありだと思います。

私が田坂先生の本を手に取るときは、
何かを自分の中に取り入れたいとき。

日々生きていると、
心地よくない言葉や出来事に
遭遇することがあります。

そんな時、以前に比べると
だいぶん、自分のご機嫌は
自分でとれる様になってきています。

なってきていますが、
もっと、より良く、楽しく生きていきたいので、
このモヤーっを、もっと上手にコントロールするには
どうしたら良いのか?

その自分なりの答えを見つけようと思い、
田坂先生の本を読み進めてきいくと、
腑に落ちる文章と出会えます。

腑に落ちる文章と出会うと、
自分の中で、あっちとか、そっちにあった
整理されていないモノゴトが
なんとなくフワーっと纏まりだし、
自分の中が整っていきます。

それが面白いです(#^^#)

■    教養を磨く

新書を読むときは
付箋を準備して本を読んでいます。

その理由は、
自分が気に入ったフレーズや言い回し、
物事の捉え方、考え方を、
自分でも使える様になりたいし、
自分の思考に取り入れたいと思うからです。

自分の頭の中、自分の心は
自分で整えたい。

そんな想いもあり、
付箋で印をつけ、
後からでも読み返せるようにしています。

本を読み進めるうちに、
田坂先生のタイトルになっている
“教養を磨く”とはなんぞや??
ということが気になりました。

私の中では
自分を整えていくことが、
教養を磨くことになるのかなと
思いました。

まあもう50歳なので、
自分の言動は
自分で責任をとらないといけない。

であるならば、
自分のご機嫌は自分でとっていき、
自分も楽しく、自分の周囲も楽しくなる様に
自分を整えていこうと思った次第です。

自分の人生は一回きり、
他人の人生も一回きり。

一回きりの人生、
自分次第です(*^^)v

■    こんな方にお薦め

自分の中に、
色々な想いがあるのがわかっているけど、
それが点在していて、纏まらない人。

きっと75篇の随想を
読んでいくうちに、
自分が欲していた文章と出会い、
点点点だったものが、
線になって繋がっていきます。

線になれば、点だったときよりも、
自分で自分の想いを理解でき、
行動に移せます。

行動に移せば、
未来は変わっていく。

何かを取り入れたいと思っている人に
この本をお薦めします。

以上


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医療系人材紹介エージェント。日々、医師や看護師さんとお目にかかり、思うことや、自分がお邪魔して、こちらに人材を紹介したいな~と思う、医療機関さんが募集している人材情報を掲載していきます。あとは、自分の趣味のダイビングのことも書いて参ります。医療系で海好きの人と繋がりたいです。