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自分の運命に楯を突け

仕事やプライベートで
いつもと違う場所に行くとき、
本屋さんがあるかチェックします。

今回の本は、
業界仲間と一緒に行った
マジックショーの前に
タロー書房で買った、
岡本太郎さんの本です。


著者:岡本太郎
出版社:青春出版社

■    目次

第一章      もっと「自分」をつらぬいてみないか
第二章      「すごい!」という感動が起爆剤だ
第三章      キミも人間全体として生きてみないか
第四章      下手でも自分自身の歌を歌えばいいんだ
第五章      キミ自身と闘って、どう勝つかだ
構成者の言葉

■ 言葉が生きている

もともと岡本太郎さんが好きで、
岡本太郎記念館や、
川崎市岡本太郎美術館には
足を運んでいます。

だからなのか、
太郎さんの文章を読んでいくと
まず、心がワクワクし、
身体もワクワクし、
そして、顔がニンマリ^_^する。

通勤中に本を読んでいるので
マスクをしていて良かったなと。

いきなり目の前の人が
ニンマリしだしたら
怖いですよね。

太郎さんが亡くなって
28年も過ぎています。

この本は、
太郎さんがそこにいるみたいで
言葉が生きている。

言霊って
こういうこと。

太郎さんが云った言葉が
全然古臭くなく、
今も生き生きとしている。

凄いな、太郎さんと
率直に思える本です。

■    自分に喝

”自分の運命に楯を突け”

このタイトルに惹かれ、
本を手にしたのは、
日々無難に過ごそうとしている自分がいて、
それで良いのか??と問う自分と
年齢のせいにして逃げようとしている自分がいるのを
意識していたとき。

太郎さんに呼ばれた様に
平積みされている本を発見。

もうこれは、自分に喝を入れる為
購入するしかない!と。

で、購入。

そして思うのは
今この瞬間に
出会って良かった本。

■  こんな方にお薦め

自分の心が曇ったとき、
他人の言葉に救わることもある。

それで良いときもあります。

ただ、最近思うのは、
自分の心が曇ったとき、
自分で対処できる様にしたい。

自分で対処できる様にするには、
どうすれば良いか?

私の場合は、
対処の仕方のヒントを
本から貰っています。

以前読んだ本では、
”失敗は失敗ではない。
思っていた結果と違っただけ”

という視点を教えて貰いました。

今回の太郎さんの本は、
全てが響く言葉であり、
“生きること”を
太郎さんに後押しされている様な
そんな感覚になれる本。

そして、きっと響く言葉は
各々、違う。

私に響いた言葉は、下記です。

“いちばん大切なことは、自分の敵は自分自身だということ。それを知るべきだ。自分のスジをつらぬくということは、自分自身といかに闘い、勝つかってことだ。”

引用:第5章 キミ自身と闘って、どう勝かだ>自分と闘い、自分を殺す>自分の敵は自分自身より抜粋

そして、
“人間、だれでも、生きている以上はつらぬくべきスジがある。”

どんなスジを貫きながら
私は生きていくのか?

そんなことを考えられる本です。

是非、お薦めします。

以上

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