見出し画像

【最新】163人の転勤妻に聞いたリアルな働き方を徹底紹介!

2023年1月に、全国の転勤妻(転勤夫)さんの働き方をTwitterでアンケート形式で調査しました。
転勤妻は数年おきの引っ越し中で、どんなキャリア選択をし、どんな職種を選んでいるのでしょうか。
今回は、転勤妻の働き方の調査結果とリアルな本音を紹介します。

※転勤妻(夫)とは、転勤のある仕事をしているパートナーと暮らしている人のこと。
主に男性側が転勤のある業種のことが多いため、転勤族の嫁や転妻と呼ばれていることもあります。
記事内では、表記を”転勤妻”で統一します。

【最新】163人の転勤妻に聞いたリアルな働き方を調査

Twitterで転勤妻の働き方に関するアンケートを行った結果、163名の方から回答がありました。

アンケート調査の内訳(163人中)
・専業主婦:88人
・外で働く48人(うち扶養外勤務は12人)
・在宅勤務27人

2023年1月のアンケート調査では24時間で163人の転勤妻の方が協力をしてくれました。
アンケートのご協力ありがとうございました。

働き方を調査したら、転勤妻の50%以上が専業主婦だった。

163名が回答した、現在のお仕事状況の結果

転勤妻はパートナーの転勤に合わせて2年〜5年の期間で、引っ越しをしながら暮らしています。
同じ土地に住んでいられないことから、仕事のキャリア継続がむずかしい状況の家庭が多いことがみえてきます。
新型コロナウィルスの影響で、リモートワークや完全在宅ワークの仕事も増えてきましたが、みんなが働ける業種と呼べるほどの求人数はないのが現状です。

転勤妻で専業主婦の8割が働くことを希望してる。

専業主婦の働く意識調査

現在、専業主婦をしている人に、今後お仕事をしたいか聞いてみました。

アンケートの結果、約8割の人が働くことを希望していることがわかりました。

働くことを希望している人の中には、
「転勤があることを理由に採用してもらえない事があった。」

「ものすごく田舎へ転勤になり働き口がない。」
「仕事は見つかったが都会で保育園の空きがなかった」
など働きたくても難しかったケースがあることもわかりました。

それとは逆に「なれない土地で頑張る夫や子供をサポートしたい。」という理由で専業主婦を選んでいるパターンがあることもわかりました。

どこに転勤になっても、”自分の理想とするライフスタイルを叶えられる選択”をしていけるのが一番、理想的ですね。

次は、現在お仕事をしている転勤妻の働き方を詳しくみてみましょう。

働いている転勤妻の4割は在宅ワーカー!仕事内容を調べてみた。


転勤妻の働き方の内訳
<仕事をしている転勤妻の働き方>回答人数:75名
・扶養内で外で働く(36人)
・在宅ワーク(27人)
・扶養外で外で働く(12人)

アンケートの結果、最も多かった働き方は”扶養内でのパート”でした。
扶養外でガッツリ仕事をしている人は、資格を持っていることもわかりました。
意外と多かったのが、フルリモートの在宅ワークです。

転勤妻である私自身も、ブログ運営やブログ講師の仕事を自宅でして収入を得ています。
デメリットもありますが、個人的には転勤妻の方におすすめしたい働き方です。

転勤妻が扶養内パートが選んでる業種は全国チェーン!


転勤妻の働き方で一番多かったのが”扶養内のパート勤務”でした。

<パート勤務を選ぶ理由>
・引越し先の近くで探しやすい。
・昼間の時間帯のパートは求人が多い。
・いつも同じ全国チェーンで働いている。
・転勤族でも採用されやすい。
・扶養内で働きたい。

パートを選んでいる人も、”同じチェーンで働く”や”同じ業種で働いている”そうです。
いつも同じファミレスを仕事に選んでいる転勤妻のAさんは、
A「店舗が違っても、働く導線や手順、メニュー内容は大きく変わらないのが楽ですね。転勤族でも前職が同じチェーンだと採用してもらいやすいです。」
と話していました。
環境が変わっても、仕事を新しく覚える手間が少なくてすむのは助かりますね。

<全国の展開しているお店の例>
・コンビニエンスストア
・ドラックストア
・ファミリーレストラン
・スターバックスなどのカフェ

転勤妻が在宅ワークを選んだ理由は、キャリアを継続できるから


転勤族の働き方で一番多かったのは、在宅ワークでした。

<在宅ワークを選ぶ理由>
・どこに引っ越しても仕事を継続できる。
・夫の働き方や子供のケアなど柔軟に対応できる。

在宅ワークの仕事の1番の魅力はキャリアを継続できることですね。
パソコンとネット環境があれば、特別な資格がなくても仕事をすることが可能です。

◎転勤妻の在宅ワークの中で一番多かった働き方は”クライアントワーク”

在宅ワークで一番多かった働き方は”クライアントワーク”でした。
主な仕事内容は”Webライター””SNS代行””イラスト制作””Webデザイン”などがあげられます。

在宅ワーカーといっても働き方や仕事の内容は様々です。
個人の得意とするスキルを活かして働いている人がおおい業種になるため、その人個人で違ってきます。

<在宅ワーカの3つの働き方>
①クライアントワーク(単発か継続で依頼を受けて報酬をもらう)
②会社と契約している(フルリモート勤務)
③自営業で活動(ブロガーやインフルエンサー等)

新型コロナウィルスが流行した3年間の間で”在宅ワーク”や”フルリモート化”が一気に進み、新しい働き方の1つとして確立されていきました。
どこに住んでいても、仕事を継続できる環境を選べるようになったんですね。

新型コロナウィルスの影響で外出自粛要請が出ると、オフィスに通勤するのではなく自宅や自宅の最寄りのスペースで仕事をするテレワークやリモートワークといった働き方が一気に増加。
さらに、起業ブームや、「働き方改革」など政府の後押しで「副業」が多くの会社で解禁されるなど、働き方の多様化が進んでいることから、利用者の層が広がっているのです。
ヤフーニュース(成長し続ける「コワーキングスペース市場」より)

転勤妻がどこに引っ越してもフルで働けるのは資格をもってるから


転勤妻の働き方で、最も少なかったのは”扶養外のフルタイム勤務”でした。

<フルタイム勤務を選ぶ理由>
・子供がいないので、仕事をしていたい。
・資格があるので引っ越しても働く場所があるから。

転勤妻の中では少数はのフルタイムで扶養外勤務という働き方をしているBさんとCさんにお話をきいてみました。
お2人に”なぜ引っ越しがあってもフルタイム勤務の仕事を続けられるのか”聞いてみたところ、資格を持っていたことがわかりました。

Bさん「薬剤師の資格を持っています。調剤薬局やドラックストアは田舎でも働ける場があります。薬剤師は他の資格より持っている人も少ないのか、求人応募すると即採用の流れがおおいです。資格に助けられてますね。」

Cさん「看護師の資格を持っています。訪問看護のスタッフとして働いてることが多いです。保育園や小児科で勤務していたころもありますが、3年おきに引っ越しだと訪問看護のほうが、求人も多くて採用してもらいやすいですね。」

転勤妻は求人に応募しても「2〜3年で辞めてしまう。」可能性が高いです。
採用する人は、数年で辞める人より長期で働けそうな人を雇いたいですよね。
転勤妻のフルタイム勤務率が低いのは”なかなか採用してもらえない”現実があるようです。

採用がされにくい中でも、活かせる資格を持っていると働く上で大きな強みになることがわかりました。

163人の転勤妻に聞いたリアルな働き方のまとめ

2023年1月に、全国の転勤妻(転勤夫)さんの働き方をTwitterでアンケート形式で調査しました。
調査した結果、転勤妻の50%が専業主婦であることがわかりました。

アンケート調査の内訳(163人中)
・専業主婦:88人
・外で働く48人(うち扶養外勤務は12人)
・在宅勤務27人

さらに転勤妻で専業主婦をしている人の8割が働くことを希望していました。
また、仕事をしている転勤妻の働き方の内訳は次の通りです。

<仕事をしている転勤妻の働き方>回答人数:75名
・扶養内で外で働く(36人)
・在宅ワーク(27人)
・扶養外で外で働く(12人)

扶養内パートを選んでいる人は、”同じチェーンで働く”や”同じ業種で働いている”人が多くいることがわかりました。
在宅ワークで一番多かったのは”クライアントワーク”でした。
自分の持っているスキルをうまく活かして仕事をしていました。
転勤妻の働き方で、最も少なかったのは”扶養外のフルタイム勤務”でした。
引っ越し先でもフルタイム勤務をできている人は、資格を活かして仕事を探しているそうです。

今回は、163人の転勤妻に聞いたリアルな働き方を紹介させていただきました。
アンケートに協力くださりありがとうございました。

全国の転勤妻のみなさんが、どこに転勤になっても、”自分の理想とするライフスタイルを叶えられる選択”をしていけることを願っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?