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自分で進んで好きなコトを「学ぶ」中心の生き方へ - 「キャリアをつくる独学力」で得た学び

こんにちは。
出戻りガツオ🐟です。

noteのテーマの「読書の秋 2022」!絶対私も書きたいと思っておりましたが、やっと書く気持ちの準備ができたのでnoteを書きます。

ご紹介する本は「キャリアをつくる独学力―プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント」です。

キャリアをつくる独学力―プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント

著者: 高橋 俊介

高橋氏の本を拝読することは今回が初めてでした。慶應義塾大学SFC研究所上席所員のようですね。

1978年東京大学工学部航空工学科卒業後、日本国有鉄道に入社。1984年プリンストン大学院工学部修士課程を修了し、マッキンゼーアンドカンパニーを経て1989年ワイアット社(現タワーズワトソン社)に入社。1993年代表取締役社長に就任。1997年独立し、ピープルファクターコンサルティング設立。

慶應丸の内シティキャンパス - 紹介ページより

物凄いキャリア(+_+)
キャリアに関する本を他にも書かれています。

最近は東洋経済オンラインで下記の様な記事も公開されていました。

リスキリングの本質は「変化する社会で、今後必要なスキルや技術を学ぶ」ことで、そこでは「独学力」が決定的に重要になる──。

10年後「キャリア築く人」「全然ダメな人」4つの差
成功する人ほど「3つの好循環」を回している!
  • 学び自律
    「なぜ学ぶのか(Why)」「何を学ぶのか(What)」「いかに学ぶのか(How)」という3つの要素で、「主体的に学ぶ」こと。

  • 仕事自律
    階層別で分業するピラミッド組織ではなく、小さなチームもしくは個人が、仕事の「Why」「What」「How」、そして「Do(実践)」と結果の「Check(評価・検証)」という「仕事のサイクルの全体像」を自ら回していくこと。

この二点が起点となり、独学の大切さを紹介させていただいている本では書かれています。

何故この本を手に取ったか

自分の生き方、「市民開発者のキャリア」への不安をもやもや感じている日々です。

業務部門を知っている開発者!
聞こえはいいけどそんな道が存在するのか?

先日この悩みをnoteで取り上げさせていただき、多くの方に読んでいただいたコト、この場を借りて御礼申し上げます。

一度置かれた場所から転換するような生き方は難しいのか。
私のドメインは「人事・労務 - 給与計算担当」の歴が最長。

人事・労務部門、もっとスケールアウトするとバックオフィス・コーポレート、いろいろな呼び名がありますが販売管理部門、事務部門という括りで語られることが多い印象です。

ここに開発のスキルを追加して世の中を変えていく、そんなワクワクするチャンスがくるのか、、、いろいろ闘ってみたけど無力さを感じる日々。

現在進行形でう~ん🧐となりながら仕事にいそしんでいます。

『クランボルツの理論』は知っているけれど

キャリアに悩む、このことは初めてではありません。
4年前にジョン・D・クランボルツ氏のキャリア理論を拝読したこともあります。

この本の著者、クランボルツ氏はビジネスパーソンとして成功した人のキャリアを調査し、そのターニングポイントの8割が、本人の予想しない偶然の出来事によるものだったということから、計画的偶発性理論を提唱されています。

上記の本はその事例の紹介です。
キャリアプランなんてなくたって上手く行くさ!チャンスをつかめれば!

というポジティブな印象を受ける理論ですね。
大切なのは「チャンスを然るべき時に、しっかりつかむこと」

さあ、私は見逃していないだろうか🧐(笑)
今の仕事をぼーっと続けていてもチャンスが舞い込んでくるイメージはありません。

私の理想

理想、夢を書いてみます。

私のキャリアを振り返って一番歴の長い「人事・労務 / 給与計算」。
この仕事は本当に誇りに感じています。

正しい結果を出すために、正しくシステムを操作し、効率的にデータを集める設計をする

小さなラボを作って、ベルトコンベアをいじっている気持ちで続けてきました。このプロセスをじーっと見つめ、カイゼンを繰り返し、法改正といった外部要因に伴う変化にも対応しながら、再設計を続けていく。

結果が自分で明瞭にわかる面白い仕事です。専門性も求められます。

しかし「事務部門」。
そのひとくくりで考えられ、給与テーブルが原価部門と比べて低かったり、表彰制度の対象外になったり、大して評価もされなかったり・・・強い言い方をすると職種差別もあったりします。本当に悲しい。

どんな仕事でもそうですが、ちゃんと頑張っていること、自分の努力を理解されたいこと、これは普通の感情だと思います。


バックオフィスの仕事を「Re ブランディング」したい!

ITを学んで仕事に活かしていきたい、市民開発者として活躍したい
このモチベーションの源泉に、バックオフィスの仕事をグッと変えて、ブランディングをしたいという気持ちがあります。

もっというと、職種という概念を取っ払って、「課題があれば解決に貢献したい」「会社が良くすることをドンドン実行して協力したい」
『組織を明るくする司令塔として市民開発者が立ちたい』
そんな願いもあったりします。

原価部門も販売管理部門もお互いリスペクトできるようになる。
だからこそ、バックオフィスのDX、変わることに意味があるなと感じるのです。

市民開発者の活躍 = 仕事のRe ブランディング

こんなイメージもあったりします。

ただこんな壮大な願いと現実には当然ギャップがあります。

そんなダイナミズムを感じられる仕事は、
このポジションでは厳しいんじゃないか。

ジョブチェンジは?
家族に迷惑はかけられないし?
そんなこと無理なんじゃないか?

壮大な夢に対してネガティブな思考はとどまりません。


そんなときであった本

kindleを使っていつも本を読んでいて、ついついKindle Unlimitedの中やセール対象から選びガチ。

ただなんとなく刺激が欲しかったので、今話題になっているリスキリングを中心に本のリサーチして、惹かれて購入しました。

ワンクリックで本が買えてすぐ読める、最高です📚

この本で訴えていること

最初のほうに簡単な要素の紹介をさせていただきましたが、
この本で強く訴えていることは「独学」の大切さです。

時代の変化とともに受け身の学びではなく、
自ら仕事の枠組みを考えなおし、必要な学びを得て、キャリアを形成していく自律の姿勢です。

メンバーシップ型雇用で回っていた社会の仕組みの中で、
自分は「何が課題と感じるのか」、
そのうえで職業「ジブン」を創造する
、そんな生き方を推奨している本
だと私は受け止めてみました。

あ!これって今自分がまさに取り組んでいることじゃないかな!

コミュニティを含め、オンラインを中心に出会いも増え、同じように、それ以上に社会を良くしようと努力されていらっしゃる方に出会ってきました。

その共通項として「独学」の軌跡が必ずあります。

私はExcel VBAから始めた業務改善、
辛いこともあったし、嬉しいこともある、新しい学び、
そして出会いもある

新しく使えるものは使ってみて、やれそうだったらスグにDo!

キャリアというものが見えなくても、前例がなくても、自分で枠組みを再設計して、自分ならではのバリューを出す。

その考え方が芽生えてきました。


あらためて、ジブンを見つめ、学び続ける

独学を深め、自分ならではの価値を出すという生き方、
新しい仕事の仕方の創造は標準化された手法、そして周りの社員との協業に課題があります。

自分と同じ学びを他者に押し付けることもおかしいことですし、
逆の観点で見ると自分もその軸に合わせて仕事をすることも
せっかく学んだ学びのアウトプットを阻害していることに直結します。

同僚と腹落ちする方法を模索して、仲間を巻き込み同志を増やす!
そこまでできたら理想かもしれませんね。

近くの仲間、部署、会社、そんな小さい単位にとどまらず、どんどん多面的に接点を作り、自分なりの学びを得る、学んだことを還元する、インプットする、このサイクルを加速させる。

書いているだけで大変そう。ハードコアです。

そういった生き方が楽しそうに見える

いろいろ書きましたが、「枠を決めずに、学び、役割と責任を果たしたうえで、もっと価値を出す!」この気持ちで今後も仕事を続けたいと感じました!

単純に楽しいから。
目立ってダレかに感謝されたら最高です。

道が見えず、不安になることは何度もある、
だけれども自律して自分の生き方を考え、ブラッシュアップする独学の大切さ、この考えを私自身に落とし込める読書体験でした!
※今3周目です

また悩んで立ち止まりそうになったとき、この読書体験に帰ってこれればなと思う、そんな本でした!

超・超・超おススメ!

特に私と相互フォローであったり「市民開発」や「組織を変えたい」「DXを推進したい」といった方にマッチすると思います!

(再掲)

お付き合いいただき、ありがとうございました!


最後にお約束の宣伝タイムです!!

11月30日!LT予定!

Power Appsネタで登壇予定です!
RPACommunityに参加させていただきます🐟

市民開発者イベント企画中! - 2022年12月下旬予定

RPACommunity主催のMitzさん、かーでぃさん、百合宮桜さんのお力を借りて、市民開発者について考えるイベント実施予定です!

一歩踏み出した方々の話や、自分たちのキャリアを一緒に考えてみませんか?

続報をお待ちください🙇

コミュニティのおススメ

最後に自分の宣伝!

自分もスターになりたい!と思うので、称号目指して頑張ります!
事務職がカイゼンジャーニーの果てに掴むキャリアを是非ご紹介し、仕事を楽に楽しくするシンボルになりたいと思ってますので
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