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やっておけば良かった!中途入社のふりかえり

新しい環境に加わり、2カ月が経ちました。

新しい職場で、色々見えて来るものもあり、
乗り越えなければならないハードルもありますが、
学びも多い毎日です。

一方で、今回はHR→DX推進(管轄:技術部門)の仕事に変わったこと、
そして企業の業種そのものも大きく変わりました。

お恥ずかしながら、転職回数の多い私・・・、
それでも今回試行錯誤しながら会社にFitするように尽力しています。

会社に一日でも速く馴染んで仕事をすることは、自分自身の仕事のし易さにも繋がることとイコールではないでしょうか?

今回は数か月を振り返り、「新しい環境に速く馴染むには」ということをテーマにnoteを書いてみたいと思います。


「速く馴染む」という定義を考える


そもそも「馴染む」とは、何をもってして決めるのか?

会社に「馴染む」という表現を私は用いていますが、
これには主観と客観が混じっています。

主観的には
「自分自身が同僚や上司の指示や方針を理解し、気持ちよく成果を出せること」
客観的には
「新参のがつおさんとコミュケーションが取りやすく、チームで成果が出せるようになること」
この双方向が達成されることです。

私が「馴染んでるー」って思っていても、同僚や組織の期待・役割を達成していなければ、まるで意味がありません。

組織カルチャーを理解する

そのうえで達成するポイントは「組織カルチャー」を理解することです。
企業理念・フィロソフィーをはじめ、

  • 企業がどういった商売をしているのか

  • 社会的な立ち位置なのか

  • ビジョン・ミッション・バリュー

  • 組織体・キーパーソン

このようなことを理解して、自分が機能する必要があります。
※そもそもビジョンやミッションを重視しないといったところもありますが・・・

ここの本質的な部分を自分で考えると
「一緒に働く人と言葉遣いをそろえる」
これに直結すると思っています。

ハイブリッドワークの体制になり、
一番の課題は「テキストコミュニケーション」による
「言葉の認識のズレ」そして共感だと私は考えます。

テキストというオブジェクトを意図も正しく理解しながら
捉えていくことは至難の業です。

旧知の仲でしたら可能かもしれませんが、新参者には厳しい壁になります。

フルリモートワークはホントはメチャメチャ大変

通勤時間の削減を始め、育児や介護といった事情への対応の柔軟性、
企業から離れた場所のタレントを採用できるメリットがあるものの、
上記で書いたように、「テキストという単一のオブジェクト」で、
「互いを理解したうえでのチームワーク」は、難しいと言わざるを得ません。

有り体に書くと、意気揚々と会社に入った自分自身が一番ストレスを抱えてしまう原因にもなります。

同僚も「なんか伝わらないなー」というギャップで、微妙なモヤがドンドン広がって、ストレスフルになるかもしれません。

そういった意味で
十把一絡げに「リモートワーク」が今の働き方!
と断言する立場には私はなれません。

通勤時間のデメリットもありますが、実際に対面で話すことで
「上席の意図」や「同僚の意図」、「会社の空気感」も感じられるので、
50:50くらいで使い分けていこうと思っています。

同じような転職したての立場で
「なんかギャップを感じていて上手くできないな」というときは
実際に対面で話すことをオススメします。

実際に「何をしとけば良かったのか」


まずは反省点から

正直に反省点を書くと

  • 汎用スキルへの過信

  • 新しい就職先の業界の理解不足

  • 「何が最優先か」判断誤り

こういったことが挙げられます。もう本当に正直に書いてます・・・。
順を追って反省していきましょう。

汎用スキルへの過信

転職回数が多い分、おごった過信があり、
テクニックがあれば何とでもなる、という驕りが正直ありました・・・。

  • Python

  • Power Apps

  • Power Automate

  • Power BI

  • VBA

  • Excelガチ勢

  • プレゼンテーション

上記は、何かタスクを振られたときに、期待に応えるという上でのスキルセットです。
また、課題解決への方法を提供するという上で引き出しがある状態とも言い換えられます。

あとは入社時に必要なワードを「辞書登録」することや、
Microsoft 365でもGoogle Workspaceでも目についたことを
「トコトン自動化を仕込む」といった準備です。

ゴールは受けた課題をさばくことではない

上記の内容で決定的に欠けていることがあります。
それは「業務知識」です。

今まではHR(労務)がベースとなっていたので、そこから想定される期待に対する働きができましたが、そうはいきません。

バックオフィスでやっていることは類似性がある、という仮説に基づいていましたが、そこにもギャップがあります。
それは、企業のバックオフィス全体がどう動いているか、
勤務し続ける中でなんとなく理解していた
、という前提がありました。

「業務知識」の不足は相手の依頼に対する理解が明確にできないこと。
まず着手すべきは、会社ないで頻出するワードの学習、組織体とそれぞれの動きが必要でした。

新しい就職先の業界の理解不足

上記に重複する部分もありますが、業界の理解不足も反省点です
頻出ワード、であったり、主にどういったことで収益を高めているのか、
この業態から企業内でコアとなっているビジネスを理解し、
あらゆる職種のヒトとの感覚を把握しておくことができます。

ホームページの部分的な情報ではなく、
書籍が出ている場合は目を通したり、
競合他社の動きなどは少なくとも理解すべきだったな・・・と反省です。

「何が最優先か」判断誤り

これが最も反省することですが、自分の中で、採用してくださった方や
一緒に働くヒトが「どういった期待や役割」を、まず最初にしているのか
ここのヒアリングが不足していたなと思います。

最優先は採用してくださった方の「期待と役割に応えること」です。
そしてそこに想いや計画もあります。

その点に丁寧に耳を傾けた動きができたか、というとNoだなと反省。

対策


時間が解決する部分もある、それもそうですが、
採用してくださった会社にも採用された自分も双方向に嬉しいことは、
お互いの「期待通り」になること、と思っています。

誰も新しいヒトが我が物顔で好き勝手やって、今までの会社の環境を荒らすことなんて望んでいません。

せっかく読書習慣もついているので、どうすべきだったか考えてみます!

業務理解への対策 - テキスト

今の時代ならではですが、会社が持つデータ資産、その在り処を可視化することから始めました。

ドキュメントであればPowerShellによるファイルの洗い出し、SharePointやGoogle Driveに統一している企業であれば更に検索性は用意です。

ツールスクリプトであればChatGPTで秒で作れます。

<#
Script: FolderListToCSV.ps1
Author: ChatGPT
Tester: Demodori Gatsuo

Description:
This script recursively retrieves the list of subfolders and files in a specific folder and outputs the information as a CSV file.

Output format:
- FullPath: The full path of the file or folder.
- SubfolderName: The name of the subfolder that contains the file.
- FileName: The name of the file.
- Extension: The extension of the file.

Instructions:
1. Set the folderPath variable to the path of the folder you want to retrieve the list from.
2. Set the csvPath variable to the path where you want to save the CSV file.
3. Run the script.

Note: Make sure to have the appropriate permissions to access the folders and files.

#>

# Set the folder path to retrieve the list from
$folderPath = "C:\Path\To\Your\Folder"

# Set the CSV file path for output
$csvPath = "C:\Path\To\Output\File.csv"

# Retrieve the list of folders and files recursively and create CSV data
$data = Get-ChildItem -Path $folderPath -Recurse | ForEach-Object {
    $item = $_
    $folderName = Split-Path -Path $item.FullName -Leaf

    # For files
    if ($item.PSIsContainer -eq $false) {
        $subfolderName = Split-Path -Path $item.Directory.FullName -Leaf
        $extension = [System.IO.Path]::GetExtension($item.Name)
        $row = [PSCustomObject]@{
            "FullPath" = $item.FullName
            "SubfolderName" = $subfolderName
            "FileName" = $item.Name
            "Extension" = $extension
        }
        $row
    }
    # For folders
    else {
        $row = [PSCustomObject]@{
            "FullPath" = $item.FullName
            "SubfolderName" = $folderName
            "FileName" = ""
            "Extension" = ""
        }
        $row
    }
}

# Write the data to the CSV file
$data | Export-Csv -Path $csvPath -NoTypeInformation -Encoding UTF8

特に企業カルチャーを理解するうえで今までご活躍されていた方々が残してくださった資料は貴重な内容であり、目を通すことに価値があります。

時間がなければテキストマイニングなどでよく使われるコトバの傾向など可視化するのも手かと。

業務理解への対策 - データ

アクセスできる場合、よく使う、頻出ワードに関連するデータを見てみるコトも効果的だなと。

私がやったことは、Power BIでとりあえずつないで中身を見てみることです。データの傾向や分布、ポイントが見られるので課題感が把握できます。

「何が最優先か」判断誤りについて

ここは正直に上席や同僚に相談することだと思います。
私は話して胸がスッとしました。

肩に力が入ることも両方そうです。逆に我を出し過ぎることも良くないですし、折衝点を探りながら努めていくことが大切かと。

言語化して、対面で話さないと伝わらないことって沢山あります。
聞いていただいてありがたい部分と同時に、フィードバックをもらえることはありがたいことです。

最初聞いていやだなって思ったことも、そもそも自分もフィードバックなんてしたくないなーてよく思うので(苦笑)
ちゃんと受け止めてチームとして機能することに貢献する、改めて今の職場で頑張りたい!そう思いました!

これからもゴリゴリ、やっていきたいと思います!!

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魁!!鰹塾 Final 卒業式スペシャル~🌸

開始から約半年、一緒に走り抜けた皆様に感謝を伝える会になります!
塾生は是非来てね!

8月何かあるかもよ・・・ゴゴゴゴゴゴ!!!!

とある方と8月にビッグイベントをぶち上げることを企画中!
お楽しみに!

YouTube頑張ってたりします!

最近YouTubeでアーカイブやPower Automateなどの動画をあげています!
よろしければ是非!
見てくださると泣いて喜びます!

見てほしいリストw

今回もお付き合いいただきありがとうございました!
今後もお楽しみに~🐟

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