人材ゲット　その後

前回までのあらすじ：俺は、社員不足を埋めるために、人材派遣会社から2名採用することにした。

2名の社員が赴任してきた。
何だか変な書き方だが、その通りだ。

人材派遣会社を利用するのは初めての経験。
と、断りを入れておく。

というのも、結局、家賃、水道光熱費、全て会社持ちでの採用となった。
え？と思うだろう。
俺もそう思う。笑。

人材派遣会社の担当者から促され、社員不足の弱みから、こうなってしまった。
無知って怖いよな。
2人にはガッツリ働いてもらわなくては、、。

実は俺はこれ以外にもあらゆる手段を使って社員不足をしのいできた。
とにかく会社を回さなければならない。
これは、社長としての決定事項だ。

だが、古株の社員からはブーイングの嵐だったよ🌀
カッコ悪いことをするな、って。

カッコ悪くてもなんでも、そんな事言ってられない状況。
最大の危機。
人は良い時にはなんでもなくても、悪くなった時に本性があらわれるって本当だと思った。

そして、もうこんな苦しい思いはしたくないと、心の底から思った。

カッコ悪い姿を見せなければならなかったのは、会社を守るため。
俺だってカッコ悪いのは嫌だ。
けど、カッコ悪くてもしなければならない時はあるよ。

この会社を地域からなくすことはできない。
地域のために俺はそうした。
勝手な思いだが、そうだった。

新たな2人は既存の社員達と上手くやってくれた。
古株の社員も、俺には厳しいが、若い子には優しい。
ま、そこには感謝している。

そんな時を経て、少しずつ地元から人材が集まってきた。
絶対的に足りないところから徐々に増えていった。
足りない足りないと言って増やしていった。

そして、また新たな問題が発生することとなる。
一体いつまで続くんだ〜。

つづく