居心地のいい宿・悪い宿①

みなさんこんにちは、いっぽです。

いままでタイ、ブルネイ、マレーシア、台湾、オーストラリア、ニュージーランドそして日本と、安い宿(バックパッカーズやバックパッカーズ、ゲストハウス)を中心に、サービスにうるさい日本人として、いろんな宿を見てきました。
特にニュージーランドは都会・田舎合わせて10ヶ所を1ヶ月半で回ってみて、知らない街を前向きな気持ちで楽しむには、宿がなによりも大事だと実感しています。その特徴がよくわかったのでよかったら見ていってください。今回はいい宿の特徴について書きました。

日本でこれからゲストハウスをしたい人にも、読んでいただけると幸いです。

いい宿の特徴①静かな立地

宿の質そのものが立地に左右されるのが、どの国でも比較的共通していますね。東京でも新宿よりは浅草のゲストハウスの方が、同じ値段なら落ち着いてのんびりできる。それと同じで、海外でも、都会を少し離れたところにいい感じの宿があることが多いです。

②ベッド横にコンセント・読書灯完備

これはあるとないとじゃ天と地ほどの差です。
日本と違ってみんな場所取りがすごいので、明確に分けられてないものは全部使う人が割といるのが海外のバックパッカーズの現実です。

③ベッドにカーテン完備

これは、ないところがほとんどです。
10件以上泊まった中で1件だけでしたね。
なのでみんな、バスタオルなどをかけて顔が見えないようにしています。
ここまでしてくれる宿は、相当親切な宿です。

④なぜか猫がいる

雰囲気のいい宿の特徴として、猫がいることが多いです。
猫の癒し効果が快適さを生み出すのでしょう。
猫アレルギーさんにはかわいそうですし、
そこらへんはが口コミサイトでわからないのは正直モヤっとポイントですが、保護猫ちゃんを宿で大切にしているケースもあり、宿の考えでそうしていて、宿泊前にわかるように明記さえしているのであれば、結果雰囲気がよくなるので個人的には嬉しいです。

⑤いい長期滞在者が多い

その宿が気に入って長期滞在しているお客さんは、他の客にもとても親切だったりします。そういう人は多い宿だと、こっちも自然と仲良くなれるチャンスが増えますね。

⑥シャワー室にゴミ箱設置

これ、あると本当に助かるんですよね。小さなことですけど。

⑦食材に貼るネームタグ完備

これは、白い紙シールを大量に置いておくだけでいいんですけど、
食品に名前を書かないとなくなるんですよね。
でも油性ペンじゃないと、食品に名前って書けないから、ある宿に行くと「おお〜」って思います。

⑧ロッカー完備

室内にロッカーがあれば、バックパッカーたちはみんな南京錠を持ち歩いているので、よろこんで貴重品の数々をそこに収納して、心置きなく軽い装備で遊びや仕事にいけるんですよね。

⑨オーナーがみんなを気にかけてくれてる

ここまでできる宿はそうそうありません。
でも一日一回、みんなが仕事や遊びから帰ってくるタイミングでこれがあるとみんなに一体感が生まれ、仲良くなりやすいですし、思い出に残りやすいです。

⑩その他、嬉しかったサービス

安宿にも関わらず、朝食のサービスがある宿もあります。
クチコミサイトの見出しに「朝食付き」と出るので、差別化が計れるのでしょう。
何も全て作ってくれなくても問題ありません。
大半の宿は、朝食はセルフサービスでした。食パンを焼いてくれる宿もありましたが、セルフでも十分嬉しいサービスです。

一般的な朝食付きの宿では、食パン、シリアル、コーヒー、紅茶、オレンジジュースを置いてあり、7〜9時くらいで出すケースがほとんど。逆に朝食サービスでも嬉しくなかったのは、遅くに行ったら、砂糖ベタベタのパンだけが朝食入れのケースの中に餌みたいに転がっていた時ですね。

ほかに嬉しかったのは、
「チェックアウトの時間が他の宿より1時間遅い」、「シャワーが持って動かせるタイプ(固定されているタイプのシャワーがあるんです、じつは…)」などですね。

最後に・私がニュージーランドで個人的におすすめするバックパッカーズ

私は2ヶ月でオークランド・ネルソン・モトゥエカに宿泊したのですが、各地域で何件も転々としました。そんな私がおすすめの宿を、町ごとに紹介します。

オークランド:ブラウン キウイ トラベラーズ ホステル
・ポンソンビーという町の中にあり、オークランド中心部から徒歩30分坂を登ったところにあります。(バスも出ています。)
・ここは非常に快適でした。猫を初めて見かけたのがこの宿でした。
・オーナーが「日本人?前に来たお客さんが日本人でね、日本の挨拶を教えてもらったよ」とか、ちょうどいいフレンドリーさと防音の良さ、中にいるお客さんの良さ、立地の静かさ、ベッドに荷物置きが備え付けられていること…お客さんはほとんどフランス語を話していましたが、会話に混ざれなくても快適に過ごせるおすすめの宿です。

ネルソン:ブリッジ バックパッカーズ
・ネルソンという南島の北部にある町の中心部にあります。
・ここの朝食はシリアル、トーストの他に、なんとワッフルもセルフで焼いて食べられるので、みんな朝は楽しみに起きてきていました。
・禅の世界観を取り入れていて、さりげなく仏像が置いてあったり、椅子ではなくクッションや天井からぶら下がるイスに座って落ち着く部屋など、東洋人はもちろん、世界中の人がリラックスできる空間づくり
・圧倒的にキッチンが清潔で、ベッド周りにコンセントと読書灯も完備。
ネルソンでは4件の宿に泊まりましたが、価格も安めでここが一番おすすめです。

モトゥエカ:ホワイト エレファント
モトゥエカは、ネルソンから車・バスで1時間のところにある、自然いっぱいの小さくてかわいい町です。とはいえ大型スーパーやカフェ・レストラン、図書館等も一通りあり、フルーツピッキングや魚工場のお仕事もあり、ワーホリで滞在するには問題ない町です。
・とにかくお母さんオーナーが気さくでな人で、さらに犬と猫が2匹ずついます。
・滞在者も近くのファームジョブのために結構長く滞在しており、気さくな人が多かったので、人があまり得意でない私もあまり無理せず滞在できました。
・ベッド周りの読書灯・コンセント・さらにカーテンがついているのは嬉しかったです。さらに寒い日は暖炉を炊いてくれて、おまけに各ベッド電気毛布があらかじめ敷いてあります。ロッカーはないものの、荷物もフロントで預かってくれるようです。
・ただしWi-fiが弱いのが難点。とはいえ、それを上回る快適さでした。

もしお役に立てましたらご支援いただけると励みになります。 いただいたご支援は、全額を幸せな気持ちのために使わせていただきます。