ホテルアフタヌーンティーが好きな4つの理由

ペンシルママです!今日はペンシルママがなぜホテルアフタヌーンティーが好きなのかについて書きたいと思います。

先日友人に「1番美味しかったスコーンはどこ?」と聞かれて、かなり迷いましたが麻布十番の「ジュリスティールーム」を挙げさせていただきました。しかしどこのお店もとても美味しいですし、それぞれ食感も異なりそれぞれのお店に違いがあり、色々食べ歩くのが好きです。特に大ぶりで、形も少しいびつで素朴な「田舎スコーン」は日常の味であり、素材のシンプルな味わいを感じられる日常の幸せを嚙みしめる時です。ジャムとクロテッドクリームをたっぷりつけて頂くのは何とも言えない味わいです。

「田舎スコーン」はあまりホテルのアフタヌーンティーには登場しません。こちらは英国ティールームなどにあることが多いものです。ですのでカフェに行くのも好きなのですが、ペンシルママはやはりアフタヌーンティーならホテルへ行きたいと思ってしまいます。その理由について書いてみます。

1つ目はメニューの違いです。カフェのアフタヌーンティーは人員の関係などあると思いますが、スコーン以外のメニューが割と保存のきく焼き菓子(クッキー、パウンドケーキ、タルト、マカロン)などが多くなっているように思います。

一方ホテルのアフタヌーンティーはフレッシュケーキなど、お店でも売られるなら、「当日中にお召上がり下さい」となるメニューが多く揃っています。

ペンシルママはあまりクッキーのような焼き菓子が好きではないのでホテルアフタヌーンティーの方が気に入るメニューが多いということです。

2つ目は飲み物の種類の豊富さです。カフェのアフタヌーンティーはドリンクが無制限というところはあまり多くないように思います。ドリンクが無制限でも紅茶の種類が多いところはあまり見たことがありません。自分で好きなお茶を選べたとしてもティーポット1~2杯というところが多い印象がありました。

一方でホテルでは十何種類~多いところは20~30種類とお茶を選ぶことが出来て、何度もお代わりもできます。これがお茶好きのペンシルママにはとても魅力的です。新しいお茶を飲み、好みのお茶に出会う楽しみは、お茶好きにしか伝わらない魅力かもしれませんが・・
最近はハーブティーなどノンカフェインの取り揃えも増えてきているように思います。もちろんコーヒーやカフェオレを頂くこともできますし、プランによってはアルコールがつくものもあります。

3つ目はホテルの方が空間がゆったりしていることです。ホテルだとバーやラウンジのようなところで行われていることが多いので、座席間隔も広く、視界も見通しが良いです。お庭や展望のよい景観を眺めることもできるので、落ち着きます。

カフェだと隣の席の人と距離が近いこともよくあります。お友達と行くのであればあまり周りを気にしないかもしれませんが、一人で行く場合や子どもと行く場合は、特にペンシルママは周りが近いのが気になってしまいます。それに何時間か居座るところなので、せっかくなら座席間隔が広く開けた空間のほうがゆっくりくつろげて満足度も高いですし、周りの目も気にならず落ち着くのです。そして時々品のある素敵な装いやふるまいのカップルやご夫婦や紳士淑女、またはウエイター、ウエイトレスさんを見つけては、「あ~素敵だなあ」と雑誌の1ページにため息を漏らすかのように遠目で眺めるのも好きです。それくらいの座席の距離感がとても居心地がいいです。

お洒落な場所へ出向くので、多少こちらも身なりなどはいつもよりは気を配って赴かなければなりませんが、それも日々の良いスパイスとなっています。たまにお洒落に気を使って素敵な空間へ行くのは日頃の自分の身なりや立ち振る舞いを見直す機会となりますし、子どもにも礼儀正しくきちんとふるまうことの大切さを知ってもらう機会となっています。

最後に4つ目ですが、ホテルアフタヌーンティーはプレートのメニューの数々が宝石のように美しく、「食のアート」のようだからです。そしてナイフで一つ一つ半分に切り、断面もひとつずつ眺めてゆっくり口に入れ、噛みしめるとき、様々な素材が口の中で弾け、複雑かつ甘美な味わいを堪能できます。これは「食のメディテーション(瞑想)」ともいえるひと時で、むしろ一人でいるからこそ、瞑想するがごとく一品一品を味わえるのだと思います。まさに「マインドフルネス」の境地でメニューと対峙するのです。

以上でペンシルママがホテルアフタヌーンティーが特に好きな理由について書いてみました。


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