旅の思い出~香港~

ペンシルママです。今日は2016年に香港に行った時の思い出を書きます。

この時は一人旅でした。2泊3日の旅程でフライトは香港ドラゴン航空で、羽田発深夜便に乗りました。香港ドラゴン航空はこの年の秋からキャセイドラゴン航空に名称を変更したそうなので、今はこのフライトはないでしょう。

フライト時間は4時間ほどでしたので、翌日の早朝には到着しました。そこからホテルリムジンにのってホテルまで送迎してもらいました。ペンシルママが宿泊したホテルは地下鉄の終着駅辺り?だったこともあり、最後まで乗っていたのはペンシルママだけでした。もうホテル名も覚えていませんが、小ぎれいな4つ星のホテルでした。

中心部に少し離れているので行き来が大変かと思いきや、そんなことは全くなくて3日間何度も中心部へ足を運びました。この時の旅行で参考にした本は楊さちこ著の「72時間で自分を変える旅 香港」という本です。この方は中医学博士のようで、美や食、グルメ、パワースポットといった女性目線で楽しめる香港の穴場スポットを本ではたくさん紹介していました。普通のガイドブックのトレンドに左右されない本当に良いお店をたくさん紹介してくれていましたので、この本からすべてピックアップして旅行へ行ったのです。

まず、朝ごはんにとホテルの最寄りの駅近くにあったスターバックスに入ってラテを頼みましたが、これが大失敗でした。牛乳が合わなかったのか、すっかり胃腸の調子が悪くなってしまい、2日間ほとんどまともな食事を食べられなかったのです。

食の部分は大分予定を変更せざるを得なくなりましたが、さっそく最初の目的地「黄大仙」へ。こちらは香港でとても有名な寺院です。選考を近くのお店で買って本殿でお参りしましたが、本題はここからです。確か本殿の脇を入っていくと、中に入ることが出来ます。ここでは個人祈祷をしてくれるのです。広東語でばあ~っと話しかけられ、広東語がが全く分からないことを伝えると、英語で祈祷をしてくれました。そのやりかたはほとんど覚えていませんが日本の祈祷と全く異なる方法に戸惑いながらも無事に終えることが出来、最後にお守りをもらいました。

ここから今度は本に描かれていたおすすめのマッサージのお店を探しに地下鉄で移動しました。しかし場所が入り組んでいて全く見つけられなかったのです。途中本に載っていた、漢方のお店で亀ゼリーを食べました。おいしい!というものではありませんが、弱った胃腸にはやさしい味わいです。お土産用に小さな亀ゼリーを購入しました。

それからまた歩き続け、ついに本に載っている看板と似ている?看板を見つけました。お店には行って本を見せ、ここで合っていますか?と聞きましたが、「うん、友達」と言っていました。本当かな~と半信半疑でしたが、もう疲れ切っていたのでここのお店で良いかと諦め、お願いしました。リフレクソロジーなどお願いしましたが体も大分すっきりしました。

夜は楽しみにしていた香港式アフタヌーンティーのお店へ。「義順牛奶公司」というお店です。ここでは絶品の牛乳プリンを注文しようと思いましたが、メニューを開くと広東語が読めません。店員さんも英語は話さないようです。香港では相席が基本なので、一緒に座った男性の方が頼んでいた牛乳プリンを指さし、「ホット」と伝えて注文しました。ところが来たのは冷たいものでした。その時も男性がホットを注文したと店員さんに伝えて下さり、無事にホットの牛乳プリンを食べることが出来たのです。これは本当に染み渡る美味しさでした。温かいスイーツは食べられるのは薬膳の浸透している香港らしいなと思いました。香港ではいたる所に漢方ドリンクのお店も点在しています。

その後お土産を買いにデパートへ行きました。買ったのは鉄観音というお茶と杏仁パウダー、竜眼など薬膳の品をいくつか買いました。マンゴープリンの有名店もあったので、そこではマンゴープリンを買いました。

こうして初日を無事終えられたのです。

2日目朝は何を食べたか覚えていませんが、胃腸はまだ本調子ではなかったので大したものは食べていないのでしょう。この日はまず、早朝のビクトリアピークへ行きました。まだ空いている朝のうちに行きたかったのです。夜の夜景も綺麗でしょうが、一人旅ということで安全第一に早朝のビクトリアピークです。香港の景色を見た後、本に書いてある通り、人の少ない散歩道を歩きます。夜の夜景の絶景ポイントがあるのようですが、朝の景色を眺めて良い散歩にもなり、清々しい気持ちです。ピーク内のカフェで一休みして下山しました。

その後香港公園へ行き、公園内で太極拳をしている人たちを眺めながら散歩をしました。

それから香港島を東西に走っている二階建てトラムに乗りました。こちらも終点までのって、ただぼんやりと景色を眺めていました。市場のあたりでしょうか、こんなに狭くて人が沢山歩いている脇を走るのかとびっくりしました。終着駅近くに美味しいお店があると本に書かれていましたが、お腹の調子を気にしてここも断念しました。

この日はせっかくなので夜の景色も見たいと思い、そこからフェリーに乗り、九龍島へ再び移動しました。「シンフォニー・オブ・ライツ」という光のショーを楽しみました。そして地下鉄に乗ってホテルへ戻りました。

3日目今日はもう帰る日ですが、ようやく胃腸の調子が戻り、久しぶりにまともな食事をとります。ホテルのレストランで西洋式の朝食を頂きました。
最後は本に載っていた可愛い寺院に行って龍の絵を見たいと思い、そちらへ向かいましたが、中国人のグループで賑わっていました。無事龍の絵を見ることが出来、最後の食事にとティムホーワンヘ行って点心を食べました。ここのチャーシューメロンパンは本当に美味しいです。今では日本に進出しているので香港に行かなくても食べられるようになりました。

こうしてグルメはあまり楽しめませんでしたが、一人旅が無事終わったのです。


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