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ぼんろの妙な旅物語

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ぼんろの旅行記と妄想を練りこんだ気軽なお話です。 旅をする人したい人も 神社や狛犬に興味ある人ない人も おススメです。 興味津々好奇心々!
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鬼の住処から 岡山~出雲

桃太郎って昔話?おとぎ話?あるじゃないですか? どんぶら桃が流れきて 生まれ出でた桃太郎 犬サルキジを引き連れて 悪しき鬼を退治する この物語に登場する鬼の住処〝 鬼ヶ島 〟 この鬼ヶ島、実は香川県にあるってこと知ってましたか? 四国は香川県 瀬戸内海に浮かぶ島の一つ「女木島」が 鬼ヶ島だったんじゃないか?と言われているのです。 (・・・え?鬼って実在したの・・・?) いや・・まぁ、現在では女木島は瀬戸内海を荒らしていた海賊たちのアジトだった説!が濃厚なんですけども、香

鬼の住処 岡山~出雲 その2

四国の香川県から海を渡り岡山県は総社市へと独り旅。 鬼の住処とされる〝 鬼ノ城 〟へ向かうが、狛犬の助言によりぼんろ未踏の地島根県は出雲大社へと行先を誘われるのであった。 キャンピングカーでもBOXワゴンでもない普通カーで車中泊するぼんろ。真夏の熱帯夜を甘く見ていました。朝方2時間くらいは寝れたかな?っていうくらいそれ以外の時間はもう暑くて暑くて何度も何度も目が覚めちゃって、たまらずコンビニで氷袋を買いましたよ。その氷をタオルでくるみ抱き氷にしていないと耐えられない状況でし

鬼の住処  岡山~出雲 その3(完)

四国は香川県から海を渡り岡山県、広島県、そして島根県へと車を走らせるぼんろ。シャーマン婆と狛犬の導きで斐伊川を下り出雲大社へとむかうのであった。 〝 スサノオのヤマタノオロチ退治 〟 八つの頭を持つ大蛇に酒を飲ませぐでんぐでんになった所にスサノオがすぱぁんと首を切り落とす!という日本神話もの。クライマックスにはオロチ尻尾を切り落としたら剣が出てきたと。 それが現代に伝わる三種の神器の一つ「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」とされている・・・。 島根県は赤茶色で強度が高い〝 石州

神の使いは頭を垂れる 奈良~三重

奈良の春日野 青芝にぃ~ 腰を下ろせば 鹿のフン~~♪ この歌を知っている人は、ひょうきん世代 w 我が地元四国にも野生のシカは生息しておるのですがこれがなかなか出会えない。徳島県の山間部にある神社へ行った時に一回だけ遭遇したのですが、サル以上に警戒心が強くてすぐプイッと逃げていってしまった。 あぁ、ちょっとだけなでなでしたかったなぁ・・・ そうだ! 鹿ゆうたら奈良や! 奈良に行こうッ!!  奈良公園でシカにせんべぇ食わせるベェ! なでなで鹿を愛でようぞ!! キャンプ

神の使いは頭を垂れる 奈良~三重 その2(完)

奈良県の春日大社から山を飛び谷を越えお伊勢の街にやってまいりました。 春日大社の神使が〝 鹿 〟なのに対し伊勢神宮の神使は〝 鶏 〟。 奈良公園がシカパラダイスならばきっと伊勢神宮はニワトリパラダイスに違いない! そんな期待を胸に初めて三重県の伊勢神宮へとたどり着いた訳なのですが、駐車場がどこもかしこもいっぱいで、しばらくは車でぐ~るぐるう~ろうろ。 五十鈴川傍の青空駐車場になんとか滑り込み、少し遠目からの徒歩ですが・・・まだこの辺ではニワトリの姿を見かけないぞ。その代わ

鳥居だって守護りたいんすよ 君のことを

寺院でたまに見かける仁王門。中に居るのはコワモテな金剛力士様。 神社でたまに見かける随身門。中に居るのは弓矢を持った随身様。 悪しきモノを寄せつけないよう武装防衛。 いわゆる門番と呼ばれる存在ですね。 こちらは兵庫県のとある神社にある、四本の低い柱がつく両部鳥居。 鳥居としては珍しく屋根がついております。 いつもの見慣れた鳥居と違って、どおぉんと圧を感じちゃいますね。 こちら別の神社の鳥居には獅子の顔がついております。 日本酒造りに使用する専用のお米「酒米」 これの生