熱意を伝えるか、お金を渡すか

部下のやる気を出させるときに

①お金を支払う

②熱意や意義を伝える

どちらが有効か。

提示した金額が大きくないのであれば、②が有効だ。

大きい金額であれば、「時給○○万円で手伝う計算だからまあいいか」となりやる気を引き出すことも出来るが

低い金額では、

「30分かかる作業を手伝うのにたったの100円かよ。。」

と考えてしまい、協力する気が失せてしまう。

これはお金の話になった瞬間に金額のものさし(市場規範)で考えてしまったからだ。

市場規範の反対は社会規範である。熱意や、つながり、忠誠、興奮などによるものさしである。社会規範のほうがより多くの協力を引き出せる。

では差し入れをおくることはどちらなのだろう。

差し入れは②の市場規範側に留まることが出来る

疲れ切った社員にケーキの差し入れなどはやる気を出すのに有効だ。

プレゼントも同様だが、恋人に〇〇円の指輪だよ、などとして渡してしまうと①の市場規範側に入ってしまうので要注意。

なので男性諸君、給料何ヶ月分、必死にためて買った○○円のプレゼント、という言葉が喉からでかかることもあると思う。しかしそこはぐっとその言葉を飲み込み、ただプレゼントを渡すことに徹して欲しい。それは〇〇円をを渡され、自分が〇〇円の価値なのだという市場規範に追いやってしまう。(多くの女性にとって、数億を超えでもしない限りその金額は自分の価値を正当に把握していないと思うだろう。。。(!!!))

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