努力ってこーゆーの。

週末の息子たちは、何やら二人してあーでもないこーでもない。

兄『いや、こっちがこーで。そこはこうしないとインフィニティとは言えないんだよ。薬指がこーなってて、中指がここだから〜。』

弟『あっ！ちょっとできたっぽい。こっちからこーってこと？』

兄『おーそう。そう。』

弟『あーなんか、バタフライナイフみたいでカッコイイ！』

兄『で、ここはこーなって…っこう！中指はこうで、ハンドスピナーみたいに持ってぇ。』

ふんふん〜ふふん♫( 鼻歌 )

弟『やっぱこうか！後は？インフィニティ以外は何かあるの？』

兄『ここがさ、あーでさ、こうなってさ、次のところでこうなって、こうするとダブルチャージ。で、俺のオリジナルはこうで、ここで2つの技を合わせてやると。』

弟『おぉ〜！』

兄『普通だったらさ、あーなるけどさ…』

うんぬんかんぬん

しばらくずーっと何かやってた。
真剣に。だけどめちゃくちゃ楽しんでやってる。

私の感覚ではね、努力ってこういうもの。

滅私奉公みたいなヤツは基本的に要らないんじゃないのかな？と思っている。

カッコイイとか、興味があるとか、アイツよりも上手くなりたいとか、モテたいとか、目立ちたいとか。そういうエネルギーが働いてる時、一番いい顔してると思うの。モテたいは、今の所まだないけどね(^_^;)

興味関心の無い事単体では、なかなか動けないもんだと思うし、誰かに強制的にやらされてる事はだいたい興味が削がれてしまう。

仕事だってなんだって、興味があったり、競争が楽しかったりするエネルギーがあって、それをしていく為に、嫌な事とか、煩わしい事とか、面倒な事を片付けようと思えるんじゃないかな。

もっと興味が湧くような働きかけや、仕組みを考えるか、子どもたちのアンテナをもっともっと活かしていくのか、もっと他にもやりようはあると思う。

努力を教えたいなら、子どもたちの興味関心のアンテナを折らない事が大切なんじゃないかと思っているの。

長男が3年か4年生くらいの頃に、クラスメイトの男の子が、

『グリーンの目の色になりたい！』

と言い出して、どこで手に入れた情報なのかは
知らないけれど、マスカットを毎日食べると目の色がグリーンになるらしい。と、しばらくの間せっせとマスカットを食べていたんだそうな。

私はそのエピソードを息子から聞いて、その男の子の大ファンになった(≧∀≦)実際に試してみた人には分かることってある。くだらない。と切り捨ててしまったら、体験できなかった世界があるかもしれないんだもの。

子どもたちが持っている、そうした興味関心のアンテナを、大人は簡単にへし折ってしまう。どこに新しい発見や、すごい体験が待っているのかなんて分からないのに、大人は大人のものさしでくだらないと決めつけてしまいかねない。そんな中、マスカットを食べ続けた男の子はすごいと思うし、アンテナをへし折らずにマスカットを提供したご両親もすごいと思った。(←どれくらい続けたのかはよくわからにゃい)

私もそんな親でありたいな。

Ｅテレの、やってみなくちゃわからない大科学実験。みたいな世界観で子育てできたらきっと面白い子に育つだろうなぁ。そういうアンテナの感度が子ども達はとてもとても良いのだから、鈍った大人のアンテナを頼りにしたらダメなんだと思う。

で、息子たちは何をしてたのか？と言うと、ペン回ししてた。兄ちゃんに技を披露してもらったけどかなり滑らかでとても上手だった♫YouTubeで見かけて練習したんだって！

すごい！ペン回しのプロが居た！何にでもプロっているもんなんだなぁ。インフィニティ、私でもできる気がする(≧∀≦)
中学生時代にペン回しが流行りまして、練習しましたよ〜。私がかつて練習した技が、！この動画の最後にでてきて、技の名前を初めて知ったよ！私ができるペン回しは、ソニックっていうらしい。どれどれ。

あー！コレコレ！これよー！めちゃくちゃクラスで流行ったのよ。いまだにペンを持ったら無意識でやってるよ。2段階もイケちゃうよ。で、この技を数年前に長男に伝授したんだったわ！ペン回しできるとさ、なんかね、わからんけども、イケてたの。当時はwwwどれだけ長く回し続けられるのか？っていう耐久レースを休み時間にやってたら、休み時間終わって授業中も続けられる強者が現れてねー。一躍脚光を浴びておりました。懐かしい思ひ出(о´∀`о)

とにかく、努力ってのは、こーゆーのでいいんだ！と母ちゃんは思ってるよ！
プロがいるって事は、需要があるわけよ。私みたいなのが、検索してYouTube貼り付けて。ちゃんとそこには需要と供給がある。うん。やっぱり、努力ってぇのは、これでいいと母ちゃん思うよ。

息子たち〜！楽しんでね♡