自己受容②『お母さん、世界で一番大切な人は誰?』
自己受容の続きです。
前回のエピソード1でお話しした、自己受容が出来てきた事で、お友だちの事を認めたり、誉めたりすることができるようになってきた息子。
日々の成長を感じます。その数日後の出来事。
エピソード2
息子『お母さん、世界で一番大切な人って誰?』
なんの前触れもなく、子どもは親に確認にやってきます。どこのご家庭でも、1度は経験あるのではないでしょうか。
これまでは、息子のこの手の質問には、お兄ちゃんが居るときバージョンと、二人きりバージョンで、分けておりました。
これまで、兄弟揃っているときならば、『どちらも大切』と言うメッセージになりますし、二人きりなら、『あなたが一番大切』となる。これをくりかえしてきたんですが、もう疲れましたよ。
だってね、本心じゃ無いもん。
嘘ついてるのって、やっぱり疲れますね。そして、結局は子どもを騙してるんだからやっぱり気持ちのいいもんじゃない。そして、キャラじゃない。(ここ重要)
私がこの世で一番大切な人
それは、やっぱり
『私』
なので、そうやって答えましたよ。そしたらば、
息子『自分以外では?』
あぁ。なんとなんと、そりゃそうだ。だけど、もうわたしゃ無理なんですよ。疲れたんですよ母ちゃんは。
私『私を産んでくれた、私のお母さん』
息子『えー!この世にもう居ないじゃん』
母は、すでに亡くなっておりますので、確かにこの世にはおりません。だけど、しょうがない。それが真実なのだから。
私『この世にいなくてもさ、私がこの世に居るためには生まれて来ないとどうにもならない。私を産んでくれた、お母さんがいて、私がいて、そしてあなたたちが産まれたんだから。先祖を大切にするってそう言うことだよ』
息子『そっかーそうなのか。確かに。じゃあさ、俺にとっての一番大切な人は、俺ってことになるんだ』
私『それはわからないけど、お母さんはそうだよ。私が私を大切にしたいもの。あなたたちに愛を届けるためにはそうしていないとできないもん。リボンちゃんか、はなちゃんのどっちかを選べって言われても無理でしょ?だけど、愛はどんどん増えるんだから、あなたにも、兄ちゃんにも、お父さんにも、猫達にもみんなにあげれるよ』
息子『リボンちゃんか、はなちゃんを選ぶ?!そんなことできっこないよ!それは俺には無理だー!猫を選ぶだなんて!そんなの酷すぎるじゃないかぁ!母ちゃん俺には選べないぞ……』
息子『…じゃあさ、俺は一番大切な人は、俺と、お母さんと、お父さんにする』
私『!!』
私『そうか。一番って言われたから一人に絞らないとと思ったけど、別に同率で一番がいっぱいいてもいいわなぁ。こりゃ一本とられました。参りました!』
息子『ケラケラ(笑)』
チャンチャン♪
あー長年の面倒くささが終わったぞ!スッキリ爽快♪サッパリしたわ~。
ようやく、雛鳥は一人で飛ぶことを覚えたようだ。
まだまだ、教えることはたくさんあるのだけど、相当これで終わったんじゃないかしら。
18歳が成人に変わるらしいし(これ、いつから?)今、8歳なんだから後10年でしょ?6歳でボロボロに壊れて砕け散った心を、0から作り直したにしては、まあまあいい線いってるんじゃないかしら?
ASD がなんだ!ADHD がなんだ!発達障害?それがどうした。だからなんだってんだ。
できるよ。できるっつてんだから。できないって言いつつもやってんだから。できるさそりゃ。
息子よ!お母さんは嬉しいよ!
自分を大切にすることをわかってくれて。
そこさえ分かってれば、あんたは大丈夫!お母さんは全面的に信用してるし、これからの君の人生がとても楽しみだし、信頼して君の人生を君にちゃんと任せるよ!
子どもってすごいなぁ。たいしたもんだなぁ。パワーがみなぎってきたね!いい循環に入り始めたよ。
次回は、エピソード3♪
さてさて、息子どうなる?
~To be continued~
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