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思い通りに体や頭が使えるようになるまで

子どもたちにとって、自分の思い通りにならない体や、頭、心などに苛立ちを覚えてかんしゃくを起こすことは日常茶飯事です。

イメージはできているのに、体が言うことをきかなくて、

ゔ〜( ̄ヘ ̄;).·
うわぁ〜ん´¯`(>▂<)´¯`·.
ガシャ〜ン(ノಠ益ಠ)ノ彡┻━┻

なんてことが本当によくありました。幼児〜小学校低学年までの我が子たちはずっとそんな感じでした。特に次男は発達障害なこともあって、そういう思いを人一倍抱えておりました。


大人が隣で見ていると、こんな事まだできるはずないじゃない。と思うようなことでも、子どもたちは果敢に挑戦します。

そして、確実に失敗します。

この、失敗を取り上げてしまうと、成長には繋がらない。何度でも挑戦できるように、失敗を悪者にせず、工夫を一緒に楽しみ、次に繋がるように背中を押す。

本人のイメージの中では出来ているんですもの。それは必ずできるようになる。

たまたま、まだ思うように手足に信号が伝わらないだけかもしれないし、筋肉がついていないのかもしれない。

まだ言葉を知らないだけかも知れないし、舌が上手く使えないのかもしれない。

概念が分からないだけかもしれないし、空間の把握ができないのかもしれない。

彼らの内面は驚くほどのスピードで理解していたとしても、それらを表現する手段が追いついていない場合がある。

そうしたズレや不具合がなぜ起こっているのかは子どもたちには分からない。だから思いをぶつけるようにかんしゃくを起こしたり、泣いたりする。

上手く行くための手がかりは、子どもたちの中にある。それを見つけ出して、調整を重ねながら成長を促せるように関わりを持つ。

大人が扱いやすいように子どもを操ってしまえば、子どもはある程度そのように育つと思う。けれど、本人の中にある不具合はずっと解消されずに残ってしまうかもしれない。

こんなこともありました。発達障害児、次男は幼いころ、周りの子どもよりも遥かに突出した能力を持っていた為に、自分にはできる事なのに、大人がそれらをできるわけがないと、試すとこすらさせてもらえず、何度も何度も訴えかけ、それでも危ないから、年齢と合わずまだ早いからという理由でできることを取り上げられていた時期がありました。別の部分での凹みのおかげで、凸の部分をそんなはずは無いと思い込まれてしまい認めてもらえず、さらに前例がないと切り捨てられる。そんな苦い思いが、幼児の頃は続いておりました。


何でも上手くできるようになる必要はないと思うけど、最低限の「自分で思った通りにできる」感覚は大事だと思う。そうした感覚を持てるようになると心も安定する。ズレが解消されて行くほど、だんだんと落ち着いていくようになる。やりたい事とやれる事、やらせてもらえる事の開きが少ない時がやってきたら、しばらくの間は安定する。

小学校高学年の我が子たちは現在とても安定したフェーズにいる。発達障害児、次男も4年生になってから、やりたい事とやれる事、そしてやらせてもらえる事のバランスがとても良くなったおかげで、もう何も言う必要も無いし、ほとんどの場合にフォローが必要ない。かんしゃくを起こす事も無いし、自ら予定を立てて日常をこなせるようになった。失敗をリカバリーする方法を覚え、「ありがとう」と「ごめんなさい」が必要なところで極、自然に使えるようになった。意欲的に様々なことに挑戦しているし、嫌なことも渋々受け入れてこなしている。


お次は思春期。体の方が先行してしまい、心や頭がついていけなくなるだろう。

さて、私はどんな作戦を立てようか。
なんだか((o(´∀`)o))ワクワク

もう、手をかける必要はほとんどない。後は、お金と、見守りと、帰る場所と、栄養だなっ!


兄ちゃんは、ニキビがたくさんできるようになってきた。ちょっと気にしている。今まで起こらなかった体の変化に少し戸惑い、中学生になる希望と不安とが入り混じっている。声も日に日に低くなっていて、身長は1ヶ月で数cmも伸びている。そりゃ戸惑うよ。毎日自分で自分にビックリしちゃうよね。

安心して中学生になれるように、心を整え、そして共に成長を祝いたい。


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