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【〜未来を耕す〜 飲食店の在り方とは】

行き帰り6時間の移動。そして、大学以来の東武越生線に乗車して懐かしい気持ちになっている上野です。

物件契約も決まりオープンも迫ってきたことや、オープン前に再度思考しておきたかったことなので、

新卒で入社した飲食の現場で3年間働いて直に感じていた、

僕なりの『飲食店の在り方』について、考えていきたいと思います。

ーーー

なぜサッカー小僧が、
飲食業界に飛び込んだのか

簡潔に僕の人生を話すと、
幼稚園から大学まで常にサッカーを軸に置いた進路を選び、
プロサッカー選手になりたいと志して日々サッカーボールと仲間と共に歩んできました。

転機は、就職活動の時期。
体育会系の方なら誰もが通る道だとは思いますが、
プロサッカー選手という目標を継続していくか、社会人として仕事をするのかを、選択する時期※がきました。

(※この時期に関して、「何故僕の目標を、社会が決めたレール(年数)に従って決められないといけないんだ?」という思考ももっていました。)

ただそう言いつつ、
「とにかく行ってみるか。」という気持ちで行った最初の合同説明会で、良い意味でイメージが変わりました。
「サッカー以外でもカッコいい人っているんだ!」と。
今思うと当たり前ですが。笑
なんかキラキラ輝いて生き生きと見えたのです。

そして、1番最初にブースで話を聞いた会社が、結局入社を決めた飲食業界の会社になりました。

振り返ってみると僕が就職活動の時にもっていた軸は、


「サッカーで感じていた熱量以上の熱量で、
仕事に熱中・没頭できるのか」

でした。
僕はそれを直感で感じて、絶対働きたくないと思っていた飲食業界(大学の時のバイト先のラーメン屋がブラック過ぎた笑)に入社することになりました。


現場で見えてきたもの

まーそんな感じで入社を決めたので、入社まで全く実感が湧かなかったです。

実際にお客様にオーダーを聞いて接客したりと、不思議でいっぱいでした。

ここでやっと、
「あ、俺飲食業に入社したんだ!」と実感していく日々でした。笑

そんな日々の中で、見えてきたものは大きく2つあります。

❶『人と人とが心を通わせ、幸せになれる空間を日常的に作れる素晴らしい仕事』ということ。

❷『飲食業というのイメージの低さ

ーー❶『人と人とが心を通わせ、幸せになれる空間を日常的に作れる素晴らしい仕事』ーー

最初はやり甲斐など全く分からず、目の前のことに目一杯になる日々。

少しずつ視野が広がってきた時に見えてくる景色。

それは、
“人を囲んで楽しそうにしている姿”でした。


世知がらく、
幸せを見失いがちの世の中なのではないかと思う。
それでも、
気の合う仲間と今日も同じご飯をつついて笑い合う。
お酒が入って饒舌になる。
そんな当たり前な日常こそが、
幸せなのではないかと思う。
幸せとは、
手の中の幸せに気づくことなのではないか。

そんな幸せを実感できる日常を彩れる仕事が飲食業。

素晴らしい仕事です。

ーー❷『飲食業というのイメージの低さ』ーー

これは3年間かけて、じわじわと感じていました。
もちろんリスペクトしてくれる方も沢山います。

ただ相手に悪気がなくても発言や世論のイメージから、
節々で感じることはありました。

「なんで飲食業なんかにしたの?」
「飲食って儲からない」
「労働時間長い」

何故か、
誰しもデートやお出掛けでは必ず飲食店に行くのに、

「飲食業=カッコ悪い」イメージだったのです。

素晴らしさを知っているから、この勝手な印象が悔しかった。
ただ今の飲食業界、全部否定できないのも事実だと思います。

だから僕たち(株式会社SEA)は、
「飲食=かっちょ良い」を体現したい。

コロナ禍になって外食を制限されている中で一時的に流行ったzoom飲みなどもあったが、
今はあまり聞きません。

結局のところFece to Faceで相手の熱を感じて同じ空間で時間を共有することには敵わないからだと。僕はそう思います。

淘汰されることはありますが、
外食業自体が無くなることは絶対にないと思っています。

そんな絶対になくてはならない素敵な空間を提供できる飲食業がこのイメージは悲しすぎる。

でっかくいうと、
飲食業界のイメージを変えたい。

そんなイメージの変革に挑戦します。


飲食店の在り方について考える

飲食業とは、
当たり前だが食べて飲んでと飲食をする場所

「飲食以外の目的があって人は外食をするんだ」って本当の意味で気づいたのは、
入社してからだった。


そんな中で昨今の社会は大企業の不倒神話が崩壊する中で、

「自分の足で立ちたい」と考える人たちが、
従来の価値観を覆すアイデアで飲食で独立していった。

それが経済的な自立だけではなく、
地域や社会に働きかける意識」をもって独立する人が増えているのでは?と思う。

未来を耕すとは、
先見の明を持ち「地域や社会に働きかける意識」をもってチャレンジしていくことだと考える。

それを消費者の1番近くで感じられ、表現できるのが飲食業

「常識的はこうだけど、こういうものも有りなんじゃない?」
「僕は、こう在りたい。」など...

と、現代の社会に問題提起している感覚やコミュニティの信念を表現していく感覚に近いのではないかと思う。

そして、

飲食=かっちょ良い

僕らなりに体現していきます。

ーーー

改めて、
飲食に魅せられた僕たちの、法人を設立して1発目にチャレンジするのが飲食業界でなければならない理由を再確認できました。

最後まで読んで頂きありがとうございます!

こんな意見もあるよ!などコメントも大歓迎です。

ではまたっ🙌

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