田中ボンバイエ

TAHNK YOU FOR YOUR KINDNESS.

田中ボンバイエ

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マガジン

  • S.W 2.5 リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』

    身内で回したシナリオを少しだけ脚色を加えてリプレイ化したものです。

最近の記事

怖い話をいっぱい読んでみて、自分にも書けるんじゃないかと思った

 禍話という、怪談シリーズが存在します。正直田中(筆者の一人称です)はあまり詳しくなく、ストリーマーの方が蒐集した怪談を語る、くらいの認識なのですが。その禍話を文章に書き起こし、地の文などを加えて小説のようにしたものを禍話リライトと言います。noteにも沢山の禍話リライトが投稿されており、ほどよい長さで面白いため、田中も手すきの時間に読み漁っていたのですが、ふと「自分にも怖い話作れないかな」という気持ちが湧いてきました。ということで、書いてみたいと思います。  何事にも定石

    • 絶望のハンバーグ

       4/8、このnoteが公開される前日の話である。  田中(筆者のことです)が先日友人と回転寿司の順番待ちをしていたとき、 田中「すまん、1時間くらい待つわ」 友人「しゃーないけど、こうなってくるとあそことか行きたくなるよな。知ってる?あの店」 「ハンバーグ食べ放題なんだって。テレビでやってたの見たんだけど」 田中「へー、気になるな。寿司別に好きじゃないしもうそっちに行きたいわ」 友人「いいね、なんなら今度一緒に行くか〜」 という会話がありました。  翌日(このnoteを書

      • S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』④

         前回からかなり間が空いてしまいました。申し訳ないという気持ちと、アイドルマスターシャイニーカラーズが楽しすぎるので許してほしいという気持ちの板挟みです。 魔の森にて② ~強敵登場~  もう少しで森を抜けられる冒険者たちであったが、背後から何やら不穏な気配が……。 GM:それでは、冒険者たちが戦闘を終え、まさにもうすぐ森を抜けるぞといったところまでたどり着いたところ、背後から何やら気配を感じます。そのことに気が付くことができるか、〈危機感知判定〉を行っていただきましょ

        • S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』③

           前回から間が空いてしまい申し訳ありません。血で血を洗う争いに参加しておりました。 魔の森にて① ~初戦闘~ GM:さて、買い物が終わったということなので。まずは何を買ったか教えてもらってもいいですか? シルフィ:私はまず〈とんがり帽子〉と〈叡智の腕輪〉を買ったわ。魔物知識判定はまかせて。 GM:魔物知識判定に+1ボーナスがのる装飾品ですか。弱点が抜けるかどうかは大切になることもありそうですから頼もしいですね。 シルフィ:あと〈マテリアルカード〉緑のAランクを2枚買った

        怖い話をいっぱい読んでみて、自分にも書けるんじゃないかと思った

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        • S.W 2.5 リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』
          4本

        記事

          S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』②

          前回(初回) 導入  自らの目的のためにいかにも怪しい依頼を受けた6人の冒険者たちは、指定された宿屋で顔を合わせる。お互いが信頼できる人物なのか、何を目的としてこの依頼を受けたのか。共に冒険をするうちに、いずれ分かることだろう。 GM:さて、みなさんは各自依頼を受けてコルガナ地方の辺境の街〈クラシアン〉の宿屋の一室に集められます。 アデル:なんか聞いたことある名前だな…… ツェペリ:これ、わたしが言ったヤツか。この前一緒にゲームしてるときに、急に「なんかこう……地名っぽ

          S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』②

          S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』①

          序文 冒険の舞台はアルフレイム大陸北部、コルガナ地方。この地方の北端にはとある街が存在している。『ヴァイスシティ』──この街は、かつては『モルガナンシン公国』と呼ばれていた。しかし、度重なる魔神の侵攻に抗うために蛮族と手を組んだ結果、命を長らえることはできたが、その代償として、蛮族と人族が共存する、治安もモラルもあってないような街に成り果てた。この街に足を運ぶ冒険者は、蛮勇か物好きかと笑われるような現状だ。  そんな中、研究のため、あるいは再会のため、果ては復讐のため。三者三

          S.W 2.5リプレイ『ヴァイス×シュヴァルツ』①