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自分的グッとくる歌詞
歌を聴くときに、メロディーを重視するひともいれば、歌詞を重視するひともいるだろうし、あるいは両方重視するひともいると思う。
わたしは、たぶん両方だ。
というわけで、自分が今年聴いた曲で好きな歌詞を紹介していこうと思う。
年の瀬に書くnoteがこれでいいのかという気がするが、良いのだ!
①【Droshky!/[Alexandros]】
1曲目は2014年にリリースされた[Alexandros]の楽曲『Droshky!』だ。
好きな歌詞はこちら。
I know that shit just happens all the time
I cry out loud but no one answers back
people say “it's just the way it is”
But I don't believe in the word
Whatever happens I'll enjoy it
Life is great
この歌の歌詞はすべて好きだから、全部引用したかったけど……一応、サビの引用で済ませる。
[Alexandros]は、自分たちのことを信じていて軸があるから、他人の言葉に惑わされない強さがある。それをいろんな歌に、歌詞にしているけど、その「強さ」が中でも突き刺さるのがこの歌だ。
迷いそうなとき、誰かの言葉に潰されそうなときによく聴いていた歌だ。
自分に自信をなくすとき、強くなりたいとき、よく聴く歌であり、指針にしている歌だ。
本当はもっと語りたいけど、[Alexandros]を語るとキリがないのでここまで……。
ギターの白井さんを特に応援しているのだけれど、ご結婚したとの事!めちゃくちゃおめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!
12/26以降の年末ソング聴くか……
②【Shake Body/Fuma no KTR+SKRYU+WAZGOGG】
若手のラッパー2人と気鋭のトラックメイカーが手を組んだ、ノリにノレる楽曲。
Fuma no KTRのリリックもWAZGOGGビートも最高なんだけど、今回紹介したいのはSKRYUのリリックだ。
一難去ってまた一難 ぶっちゃけありえない
DJ WAーTAとコタ この音の中
抱く想いならプリキュアよりピュア
制服要らずのフリーランサー
ほんまにありがとう
今日も歯に衣着せぬフローで着飾る
エスコートは任せとけ Let's dance
ラップにはサンプリングというものがある。
サンプリングとは「過去の曲や音源の一部を流用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと」で、この曲にももちろん過去の曲が流用されている。
「ふたりはプリキュア」である。
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女児アニメ「ふたりはプリキュア」のOP、『DANZEN!ふたりはプリキュア』の歌詞である「一難去ってまた一難ぶっちゃけありえない 制服着ててもふたりはむちゃくちゃタフだしぃ」がサンプリングされているのだ。
めちゃくちゃノレる楽曲を聴いていたら、急に懐かしい記憶を撫でられて、思わずハンズアップしてしまった1曲だ。
SKRYUの楽曲や、バトルのバースには普段ラップを聞かないひとでも分かるようなサンプリングが多いので、そういった意味でも楽しめると思う。ぜひに!
③【ムーンライトディスコ/月都スペクタクル】
アイドル育成ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』のシャッフルユニット・月都スペクタクルの1曲である。
発表当初、ファンでさえ「なんだこれはw」となり、1度聴いただけでは面白枠の曲かと思われたが、『竹取物語(かぐや姫)』をベースとしつつ、現代の女子高生の心情が歌われる最高歌詞の歌である。
刺激的セーシュン地球って So happy
はしゃぎ倒すには周回必須
あの店のメニュー制覇し損ねた
制服返すのヤダなあ
つきあってくれてありがとう
一生分の放課後を
使い果たせたよ 来世もヨロシク
『竹取物語』には、月に帰らなくてはならないかぐや姫が、自分を育ててくれた老父に自分の着ていた衣を形見として渡そうとするシーンがある。
そういった古典の話を踏まえつつ、卒業に際し、別れを名残惜しく思う高校生の心情を上手く描いた【実は】切ない1曲なのだ。
フルで聴いてくれ。
楽曲提供はBRADIO、最高じゃあないっすか……
④【サンカショウ/カフカ】
最後は、もう解散してしまったバンド・カフカの『サンカショウ』だ。
「死んでもいいと笑うより生きていたいと泣いていたい」というストレートな歌詞が、つらかった時期の私に刺さりに刺さって、夜に自転車を漕ぎながら爆泣きしていた記憶がある。
その中でも、一番好きな歌詞がこちら。
死んでもいいと笑うより
生きていくって泣いていたい
それだけで十分だったんです もうこんな世界は
あなたに会いに行きたいな
給料前でお金ないけれど
コンビニでケーキか何か買っていこう
サビの最後、「給料前でお金ないけれど コンビニでケーキか何か買っていこう」という歌詞がとても好きだ。
給料前でお金がないという状況のなか、会いたい人である「あなた」に会う前に、コンビニに寄り、コンビニの中では高価な商品にあたるケーキを買うところに、主体と「あなた」の関係性がよく表れている気がするからだ。
他にも好きな歌詞は沢山あるけれど、とりあえず今回は4曲紹介してみました。
また機会があれば、来年に。
それでは、良いお年を。
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