自分のまちのアセットを元にしたコンテンツ企画の考え方(西都市シティプロモーション)_R6.6月活動レポート
こんにちは、西都市シティプロモーション業務を担当している山口です。
本事業は西都市から委託を受けて、まあざっくりと言うと「西都市を知ってもらうこと」をやっています。
めちゃくちゃざっくり言いましたが、詳しくは過去のレポートでもお話しているので、気になる方はどうぞ^^
この6月は、「西都って面白い」を伝える“大きな企画”をコツコツと、かつ大胆に進めながら、ここまで温めてきた“小さな企画・コンテンツ”を2つリリースすることができました!
今回のレポートでは主に、6月にリリースした“小さな企画・コンテンツ”をどのような考え方をもって作ったか、ということを主にお伝えできればと思います。
正直、ここまで戦略出しちゃっていいのかな?って感じもしますが(笑)、このコンテンツ制作の考え方が、私と同じような立場で頑張っている人に少しでも役立てばうれしいですし、逆に「これはどう!?」なんてアイデアもいただけると嬉しいです^^
令和6年4月シティプロモーション活動概要
【6月5日(水)、6月19日(水)】アドバイザー定例MTG
KOKOKARAオリジナルコンテンツ「はじめるVOICE」投稿
KOKOKARAオリジナルNewコンテンツ①「はじめる農園」リリース
KOKOKARAオリジナルNewコンテンツ②「はじめる りにゅーある」リリース
4月のキックオフで始まり、5月に本格に動き始めたシティプロモーション。
6月は大きなプロモーション企画の方向性も決まり、合わせて記事コンテンツである「はじめるMAGAZINE」の取材に関しても着々と準備が進んでおります。
アドバイザー定例MTG
今月、アドバイザーと話し合った内容としては以下の通り。
今年度の「西都市っておもしろい」を伝える企画の方針決定
はじめるMAGAZINE今年度の取材対象者決定
今年度シティプロモーション企画の詳細
こちらに関してはまだリリース前なので詳しい内容は公にはできません…(スイマセン!)。
西都市は人口約2.8万人で大学がないまちで、他の地方が抱えているような課題に取り組む企画。
その方向性・考え方の詳細に関しては、4月の活動報告レポートにて紹介していますので、もしよかったら読んでみてください^^
はじめるMAGAZINE取材の方向性について
西都市シティプロモーションの一環で、立ち上がった「西都はじめるPROJECT公式Webサイト」。
その中で、2021年から西都市へ移住をして、理想の生活を“はじめている人”を取材し、「はじめるMAGAZINE」として発信をしています。
そんな「移住の先輩」への取材も着々と進んでいますので、リリースをお待ちください!しかしながら取材進めていると、本当に西都って面白い方たくさんいらっしゃるんだなーと感じます。
「もっとこれを広めねば!」と、気が引き締まりますね。
KOKOKARAオリジナルコンテンツ
西都市のこと・人を知ってもらうために、弊社KOKOKARAが「はじめるProject公式Instagram」にて、色々なコンテンツを発信しています。
発信しているコンテンツは以下の通り。
はじめるVoice
はじめる農園(New!!6月リリース)
はじめる りにゅーある(New!!6月リリース)
今月は、はじめるVoice3記事、はじめる農園2記事、はじめる りにゅーある1記事投稿しました。
今回のレポートでは6月新たにリリースした2つの企画のうち、「はじめる農園」について、どのような考え方で制作したかというところをお伝えできればと思います。
新コンテンツの考え方:はじめる農園
西都市は人口約2.8万人、主要な産業は農業で、森林率は77%の割と典型的な田舎まちです。“市”にしては、人口規模も小さめ。
そんな西都市のシティプロモーションでは、「20-30代の若い世代&ファミリー」や「自発的で活発な、西都市を共に創ってくれる人」をターゲットにしています。
そんな人たちが移住を検討する際、どんなことを求めるのか。
その“求めること”に対して、「西都市は実現できますよ、はじめられます」と伝え、移住への心理的障壁を取り除くための1つのコンテンツとして、「はじめる農園」というコンテンツ企画をリリースしました。
西都市のアセット
5月の「移住・定住支援事業」のレポートで、西都市の産業の“強み”を調べたときに、野菜の生産額が宮崎県で2位かつ、九州内でもTOP10に入るほど、ということがわかりました。
これは、まちとしては大きなアセットではあるな、と。
ただ、いきなり就農というのはハードルが高いですよね。
生半可な覚悟ではできません。これは、農家さんへの尊敬の意味も込めて。
もちろん、チャレンジすることはウェルカムです。大ウェルカム!
実際、西都市では新規就農者支援もありますし。
しかしながら、「農を生業にする」ということのハードルを下げ“過ぎる”のは違う。
そこで1つ、目をつけたのが「市民農園」という考えでした。
つまり、農への興味や関心が多い人は増えている可能性がある、と考えたわけです。
家庭菜園市場は?
実際に「家庭菜園市場」を調べてみる。
ふむ、確かに伸びていそうだし、今後も期待はできそう。
家庭菜園、求めることは?
これも、ターゲットである20〜30代がどう考えているか、ということを調査。
なるほど確かに。現に私自身も市民農園に参加させていただいており、この感覚は身をもって体験していますし、納得感。
…で、できたのが「はじめる農園」
そういったニーズに応えられる(可能性を秘めている(※))まちである、ということを発信するために、以下のようなコンテンツの目的を設定。
上記で(※)をつけて、「可能性を秘めている」とした理由。
こういったコンテンツを発信することはいいのですが、西都市内に誰でも気軽に利用できる市民農園が多く存在するわけではない、というところは課題としては残るな、という思いもありカッコ書きさせていただきました。
実際の投稿がこちら!
主演・演出、全て私です。笑
実際に取り組んでいる内容をもとに、成功も失敗も、包み隠さず発信していこうと思いますので、応援よろしくお願いします!
一般社団法人まちづくり西都KOKOKARA
西都市シティプロモーション事業
プロジェクトマネージャー 山口 雄大
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