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「貯金」について心の中のイタリア人と語る


メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。

皆さん、貯金はいくらあったら安心でしょうか?

そんなことを心の中のイタリア人レオナルドと語らいました。


「レオナルドは貯金いくらあったら安心する?」



「エバ、そんなことより今日の僕の髪型、どうだい?

キマってるだろ?」

(どうだ見てくれよ。と言わんばかりに両手を広げ、自信ありげな爽やか笑顔のレオナルド)


「昨日ヘアカットに行ってさ。

初めはいつもと同じ髪型にカットしてもらったんだ。

でも、もうすぐ夏がくるだろ?

そんなことを考えてたら、もっと夏らしい髪型にしたくなってさ。


それをアーシアに話したら、いつもより全体を2mm短めにカットするのはどうだ?って提案されたんだ。

あぁ、アーシアっていうのは僕の髪をもう6年もカットしてくれている美容師の女性さ。

僕は最高のアイデアだと思ったよ!

だから、そうしてくれってアーシアに伝えた。

そして実際にいつもより2mm短めに切ったら、僕が想像した以上に似合うんだよ!

もちろん、アーシアの腕前あってのことだよ!
彼女は超一流なんだ。

2人でこの髪型を見て、なんでもっと前からこうしなかったのか、って笑っちゃったよ。



あまりに気分が上がって、

今日のこの赤いシャツは、この髪型に合うだろうと思って新調したんだ。

どうだい?似合うかな?」

(髪を指差し、赤いポロシャツを指差し、そしてさっきよりもさらに笑顔なレオナルド)



「あぁ、レオナルド。今日の君は最高にクールだよ。」



「そうだろ?

ありがとう、エバ。

それで、何の話だっけ?」

(満足そうな笑顔のあとに、眉を吊り上げ両手を広げて質問する無邪気なレオナルド)


「いや、大した話じゃないからまた今度でいいんだ。それより、もっと君の話を聞かせてくれよ。」



そうだよ、レオナルド。

僕はいくら貯金したって、貯金のことを考え続けていたらきっとハッピーではないし、不安は尽きない。

君はハッピーなことを考えているから、ハッピーなんだよな。

当たり前で、シンプルなこと。

僕も、自分がポジティブになれることを想像して、見つけて、考えて、話して、行動して、

笑えるように今日を過ごしてみるよ。


ありがとう、レオナルド。



そう思いつつ、

半年前から「本当に必要か?本当に欲しいのか?」と自問自答しているリュックを通販サイトで検索し、じっと眺めた後、

「いや、来月欲しかったらマジで買おう。」

と、そっとサイトを閉じる、堅実過ぎる日本人僕。江場。




※ちなみに僕はイタリアに行ったことないし、イタリア人の友人もいないけど、「小さな村の物語 イタリア🇮🇹」というテレビ番組が大好きで、イタリア人をとてもリスペクトしています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

江場

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