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我が家には男性が3人。
男性の生態系を日々見ていて思うことがある。

なんか可愛いなあ。なんか下手だなあ。なんか大変そうだなあ。とか。

ほぼ大人領域になってきた息子たちを育ててきて。

男の子は育てにくいと言われる所以。

それは、熱を出しやすいとか、女の子より体が弱いとかだけではなく。

ガラスのハートの持ち主。繊細ですごく優しい。

それゆえに凹みやすい。

だけど、まだまだ「男なんだから泣かない」「男なんだから強く」はある。

その影響もあってか、大きくなっていくと感情をあらわにすることが少なくなっていく気がする。

私自身は息子たちには「男の子だから〇〇しなさい」とは絶対に言わなかった。

しかし、社会通念はそうではない。

未だに、「男性は」「女性は」と大きい主語で言われるし。

違和感しかないのだけど。まだまだ、ある。

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男性の相談を受けていて思うこと。

相談を受ける中で、男性が喜怒哀楽を極端に出さないことに驚く。

そして、私から「どうぞ、怒り、悲しみ、身体の中にあるドロドロしたものを出してください」と伝えると目を丸くする人が多い。

または、しばし固まってしまう場合がある。

怒りや悲しみを人前で出すなんて。ましてや、泣くなんて。

いやいや。男性である前に人間です。悲しいときは泣いて良いし。

怒るときは本気で怒れば良いし。面白い時は本気で笑えば良い。

年齢を重ねるほど、社会に出て地位がある人ほど。特にサラリーマンは男性、女性に関わらず自分の感情を出すことを極端に恐れている。

というか、喜怒哀楽すら忘れている。

女性が言いたいことを言って、多少わがままを言っても許容されるのに。

男性がそれをやると「モラハラ」とか言われる。

男性か女性か。その前に人間だ。

もう良い加減に、大きな主語で話すのはやめようよと思う。

「わたし」を主語に生きないと。

何を感じて、何を考えて、どう生きたいのか。

自分がどうしたいのか。自分はどんな考えを持っているのか。

そんなことを蔑ろにしたら。自分が、可哀想です。

男性だから。

女性だから。

父だから。

母だから。

夫だから。

妻だから。

なんか、役割を演じているのではないかな?

あなたは本当にその役割を演じたいですか?

わたしは、自分を主語にして生きたい。

わがままと言われようと。関係ない。

自分の人生は、自分がハンドルを握るのだから。







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