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有事の時には平時の繋がりがあってこそ。人との繋がりについて。

精神保健福祉士の和賀です。
FRJ2024に参加した福祉職の懇親会に参加した時に、富山県氷見市の社会福祉協議会の方と話したことが忘れられません。

今年1月の能登半島地震で実際に被災して、発災時の様子、自分の心境、その後の仕事のあり方、また家族との時間の過ごし方など。まだまだ不便なことが多い中、被災しながらも働くこと、被災したからこそ気づいたことなど話は尽きなかったのです。

「結局は、普段の人間関係が大切だった」

体験した人にしかわからないことや、その言葉に宿る強いパワーとその裏にある、痛みや苦しみや悲しみを含めて話を聴かせてもらえました。これはこの時、この瞬間にしか聴けないこと、人との出会いはまさに一期一会。どこで、誰に会うのかはある意味でギフトのようなものだとも思います。

災害時に感じたことを聴きながら、一番印象的だったのは「結局は、普段の人間関係が大切だった」ということ。感情面も含めて、資金としての寄付やクラウンドファンディングをした時にもこれまでの繋がりでたくさん助けてもらったと聞きました。そんなの当たり前だよ、とも思いますが改めて、被災した人からの言葉で考えさせられました。自分自身もいつどこで被災するかはわからず、その時、そしてその後何が出来るのか、どうするのか。明日は我が身と改めて思ったのです。

それは、災害に限らず困難な状況に陥った時に「助けて」と言える相手がいるのか。またその「助けて」に応えてくれる相手が、自分の中に浮かぶかどうか。まず自分からヘルプを出すことまたは出せることが大切ですが、さらにこの人はきっと助けてくれる、大丈夫と思える相手がいるかどうか。これは実は大きいのだろうと思うのです。たくさんいなくても良いし、本当にしんどい時は人生の中でそう多くはないかもしれません。

有事の時こそ、平時の繋がりが生きる。
だからこそ、日々の人との関係や繋がりを蔑ろにせず、
大切にしたいと改めて思います。

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