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フリーライター 宮田彩未さんのレビュー

【レビューを送って下さった方】宮田彩未さん

宮田さんは、ご家庭に無料で頒布される刊行誌『リビング京都』で長年映画コラムを担当してこられました。また、「映画ファンのための感動サイト」でおなじみ「シネルフレ」(http://cineref.com/)にも記事を寄稿しておられます。今回、この映画をご覧になり、感想を寄せてくださいました。


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『僕とオトウト』を拝見しました。

兄である監督にとっての、「切ない」ことや怒りの気持ちや将来に対する不安などが直球で描かれているなと感じました。兄でなく姉であるなら、感じ方も違ってくるのだろうか、と思いつつ。お母さんがイイ感じですね。ある意味、家父長的な家庭の中で、飄々としていて…。ラストのお顔のアップが、この作品を作ろうとしたことの意味、そこから何かを得たのだろうかということなど、いろいろ観る者に考えさせるようでした。

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関西での映画上映は先週で終了してしまいました。ですが、上映活動を通して、監督も上映委員も東京で上映したいという思いを日に日に強くしておりました。東京にお住いの方々からも、ぜひ東京で上映を、というありがたい声を頂戴することが増えてまいりました。

そんなわけで、映画の上映は終わりましたが、「今年度中に東京で上映を」という希望を胸に、もうしばらくは映画のレビューをこちらで共有し続けることにいたしました。一度映画をご覧になられた方も、あるいはまだご覧になられていない方も、この映画が劇場で皆さんとまたお会い出来る日を心待ちにしながら、今後もレビューを楽しんでいただければと思います。


(編集担当:LINDA)

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【上映委員 ひとこと】

監督は今、銭湯巡りに凝っているらしい。「LINDAさんもまた今度お誘いしますね」と言い残してニコニコしながら彼は銀座湯へ向かって行く。でも私は知っていたのだ、「今度とお化けは出たことがない」と。「ダウト」、彼の背中に大きく叫んでやった。彼はくしゃくしゃとした笑顔で振り返ると、今度こそ去って行った。ヤラレタ… 頬を緩め、私も家路を辿ったのだった
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【劇場公開情報】2021年11月16日現在
上映後の、監督&日替わり特別ゲストによるアフタートークは終了しました!お越しくださった皆様、ありがとうございました
詳細はこちら→ https://boku-to-otouto.com/infomation/


大阪 @シネ・ヌーヴォ(本編48分、アフタートーク30分)
終映しました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!


京都 @京都みなみ会館(本編48分)
終映しました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!


神戸 @元町映画館
終映しました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました!


そして

東京のどこか @〇〇映画館

上映出来たらいいなあ。


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