見出し画像

BTSの7人を大好きになったその方法を職場に(職場を良質にするコンセプトv6_3)

知ることが少なければ愛することも少ない、とはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉。

会社の仲間が、今更?なのか、BTSに沼ったのだ。急速な勢いで。ジョングクさんのSevenという曲をたまたま耳にし、動画を見てから。だから、7月からの話だ。3ヶ月ほどで大好きに。ランチでそんな話。

メンバーのグクさんの誕生日には新大久保に行ったらしい。BTSの曲も全部聴いたらしい(本当に全部かはわからないけど)。メンバーの顔が描かれたロッテのガムをコンビニで買い、伝記本も買い、毎晩、お家に帰ってYouTubeでライブとかミュージックビデオとかを見る。インスタも。

「とてもポジティブな気分になる。やさしくなる」とのこと。

同じBTSファン(アーミーと呼ばれる)の親戚に、自分も好きになったと伝えて、日々LINEの応酬で情報交換、とのこと。

これらの結果、彼女はこう言う。「みんなが本当にステキなの。努力家で、自然で、可愛くて、歌もダンスも上手くて、7人がとても仲良しで。育てた事務所の方が人格者なのよ。日本の誰かさん達とは違うのよ。こんな良い青年に育てるなんて。それに仲間同士が相乗効果でいい方向に影響しあって自ら育ったのよ。とにかく、みんなやさしいの。やさしくて強いの」。

わかる気がします。だって韓国、日本、アジアのみならず、アメリカ、南米、欧州、中東などまさに世界中にすごい数のファンがいるのですから。日本のアイドルの比ではないですね。とても魅力的な7人。飾られた魅力ではないのでしょうね。

「もう知れば知るほど好きになってしまって。7人がみんな好き。こんなにはまるなんて思ってもいなかったの。私も仕事がんばろうーって思うの!」

わぁあ、それは良い反応。会社にとってはありがたい話! BTS、ありがとう! 頑張る姿はひとを動かしますね。

で、便乗するのですが、そうなんです、「知れば知るほどひとはひとを好きになるもの」です。「7人みんなを好き」になるのです。だって知れば知るほどひとの良い点をたくさん知れるのですから。

もちろん逆もあります。悪い点をたくさん知って大嫌いになる。でもでも、待ってください、良い点を見ようとすることが大前提です。アイドルの場合は、原則、加工・編集されていますから、良い点ばかりを見ることになりますね。だから知れば知るほど好きになります。だから、職場でも、プライベートでも良い点を見ようとすれば良いのです。

リーダーならば、当然、部下の良い点を見ますよね。欠点をあら探しし、批判し、萎縮させ、自分の権威を姑息な手段で力強く見せ、圧をかけ組織を運営する、なんて、サイテーなことで喜んでいるリーダーでなければ、部下の良い点を見ますよね。心理学で言うゲシュタルト的な柔軟思考でもあります。欠点なんて知らない。目に付かない。すてきな考え方です。

だから、知れば知るほどひとはひとを好きになるのです。みんな色んな人生の物語を生きて来たのです。面白いものです。その中で、今の性格になり、スキルを持ち、長所、そして長所とワンセットの短所を持っているのです。だから、深掘りすればするほど好きになるのです。

だから、組織にいる、一緒にビジョンの実現を目指す仲間のことを知ろう。履歴書や職務経歴書に載っていないことを知ろう。と勧めたいのです。

リーダーならば自分の部屋にふんぞり返らず、リモートばかりでなく、現場に出て、観察しよう・声をかけよう。一緒にランチしよう?それに、リーダーならば仲間同士がより知り合う機会、助け合う機会を作ることも大切。

職場にも、BTSの7人のような、素敵な素敵な仲間がいますよ。あんなワールドクラスのイケメンはいない、だろうけど。ま、色々と知りましょう。せっかく集まった仲間なのだから。

リーダーが仲間を先に好きになる ⇒ 次に仲間もリーダーが好きになる ⇒ で、仲間も仲間同士で好きになる。だからこそ、支え合って厳しい挑戦に取り組める、のかなと。

好き合おうなんて学生じゃないんだから、気が緩むよ、ままごとになるよ、稼げないよ、なんて主張するのはちょっと情けないかなと。全くの別問題だと思うのです。同時に、気が緩まず、危機意識をもって、挑戦に邁進する職場をつくるのもリーダーの仕事ですもの。まさにBTSを見習おう、です。

ちなみに逆に互いに無関心で、嫌い合って、批判し合って、軽蔑し合っていたら、稼げる組織になるのか。そんな訳はない。好きだから支え合える。隠し事なく気持ちを主張できる。一丸になれる。高度な関係。BTSのように。彼女の説明だけで好きになってしまいそう。。。

「他人のことに関心をもたない人は、苦難の人生を歩まねばならず、他人に対しても大きな迷惑をかける。人間のあらゆる失敗は、そういう人たちの間から生まれる」(とはアルフレッド・アドラーの言葉)

なお、彼女はテテさんが中でも一番好き、とのこと。ボクはアメリカのAORロックバンドTOTOが好き。似てますね、ということで、ランチは終わり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?