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人の助言は大切と思いながら無視。過去を後悔しても学ばず。結局変わらない。

寒がりのボク。やっとベッドの下の夏服が入ったソフトボックスを引き出し、衣替え。そしたら、本が出てきた。

自分が興味を持ちそうなタイトル、帯の説明も好み。でも、買った記憶が無い。アマゾンの履歴を見ると5月5日に配達した、とある。2週間前。すっかり忘れている。寝る前に読んでいて床に置いたのがベッドの下に何らかの拍子で移動したのか。衣替えは一旦停止。本をパラパラ。

400ページほどの50ページあたりまで読んだ形跡あり。が、内容は覚えていない。最初から読んでみる。全然覚えていない。

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小学校の校歌は歌える。大学時代に一生懸命練習した曲は弾ける。最近のは翌週末には忘れる。小学生の時に見た映画のタイトルは覚えている。が、先週みたタイトルは忘れる。高校生で読んだ本のタイトルも作者も内容も覚えている。ベッドの下に転がっている2週間前に買った本は何の記憶も無い。

最近の記憶は無い。これは脳の特性なのだけど、noteでこんな素敵な文章がありましたよ、と紹介した本ですら忘れる。一定の時間をかけて書いたのに。noteを書き出して、はじめて自分の忘れっぽさ、記憶力の弱さが損なことのような気がしてきて、やっぱり記憶力はとっても大切と最近思い始めたところ。なのに、こんな経験。

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30歳を超えたぐらいからか、仕事で、決定事項やら会議した内容やらを覚えなくてもイイと思ってしまったのだ。出会った人の名前も名刺やSNSを見ればいいし、議事とかはメモを見ればいいし、そして、再度、必要に応じて意志決定すれば良いって。というのも、ほぼ”前”と同じ判断になることに気づいたし、あるいは、過去を覆して朝令暮改になっても、過去に縛られずに、今、意志決定した方が良い、と思ったのだ。

だから、記憶は別にいいや、都度、再度、考えればいい、と思ったのだ。そしたら、覚える気がなくなってしまった。だから、人一倍、記憶力を鍛えられていない。

友達や職場仲間からも「本当に覚えていないよね」と言われる。「過去は忘れて、未来志向なの」なんてうそぶく。記憶力がないというレッテルが貼られているから忘れていても許されがち、という安住も困ったもの。。。

「そんなだと、歳を取ったら何も覚えられないぞ。若い頃からずっと鍛えないと」と昔、言われたけど、右から左。今、思えばその通り。

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しかし、今、ここに来て、ますます歳を取って記憶力が無くなるのだから、訓練しないと、と思い出す。歳をとることに人間は”今のところ”逆らえないのだから。。。

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人間って賢くておバカだなと思います。人間というか自分のこと。

自分の人生は都度、自分で決めて進むべき。でも、時に後悔。でも後悔しても過去は戻ってこないことも知っている。のに後悔。そして、更には後悔だけして、未来の変化につなげない。

ひとのアドバイスも大切だと思うけど完全無視。まだ見ぬ将来について先輩から学ぶことは大切とアドバイスを求めながら、先輩の年齢に達していなかったり、経験していないと、先輩の言うことがどうも真実に聞こえない。右から左。今、自分が思うことを正しいと思い、自分の人生だ、自分は先輩とは違う、なんて思う。先輩の声を信じない、信じられない。

おバカなボク。記憶力はどう考えても大切でしょう。でも、無視した過去。しょうがないと思って、結局、自分を責めず、後悔なんていいながら真には後悔せず。記憶力を鍛えないと、と思ったけど、やっぱり鍛えなさそうな自分。思考と行動が分離。自分ってよくわかりませんね。

そんな土曜日。ま、どうせ明日、明後日になるとこの一連の思考も、このnoteも忘れるのかな。。。結局、変わらない。弱くておバカ。。。

読んで頂きましてありがとうございます。
(v8_27)


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