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“本が大好きでたくさん読んできた。そのことにもっと自信を持っていい” ですって!

ボクはたまたま本を読むことが好きになった。理由はわからないですが。。。

週2冊読む、と目標・義務を課した時期もあったけど、3年ほどで諦め。2冊というノルマの為に”読める本”(薄い、難しくない、絵本など)を選択するという本末転倒が起きてしまって。ははは。今は読みたい本をほどよいペースで。文学、現代小説、哲学や歴史、生物学や心理学、経営・組織本も。

知識というより考え方(知恵と言えるのかしら)に出会える気がしてます。今までも、行動変容させてくれたし、考え方をパラダイムシフトさせてくれた。読書しないと不安。自分が知的に発展しないようで不安です。

一方で、そんな大それたことでもなく、普通に面白そう!と知的好奇心をくすぐられるから読みたくなる、だけでもありますけど。

もちろん読者しないけど、話題豊富な人もいますし、仕事ができる仲間もいます。今日、会社で仲間とコーヒーしていると、本の話になり、全く読まない仲間がそこにいた。本を読まないけれど、彼女は情報・ニュース通であり、色んなアプリに詳しかったり、社内の効率化に役立っている。みなから仕事ができる、と言われています。

本を全く読まないこの彼女が:「本を読んでもそこに書いてあることが正しい情報だって、どうしてわかるの? 嘘かもよ、間違えかもよ」。30半ばまでの人生を本を読まずに生きて来たから、今から読むことで過去を否定したくないかのように本を嫌悪している感が。。。そんな頑なにならなくてもいいのに。。。

でも、この「本=正しい情報?」という発想がとても本を勘違いしている、と思うのです。「知識」偏重・「情報」偏重かな。本好きは本に「知識」を求めているわけではないですよね。ボクは本からは多様な感情・考え方を学んでいる、つもり。そこに書いてあることが嘘とか本当とかは関係無いし、「実話」「事実」「史実」などは気にしていない。「人間」を学んでいる? 読書は知識詰め込み教育の延長では全く無いですものね。

本を読むひとは内向的で、社交的ではなく、家の中でむっつり読んでいる、人間関係の構築が下手くそなんて思われがち、かもしれませんが、そんなことは無いですね。人を学んでいます。よりよい人間関係を構築するために。目の前の大切な家族や仲間が悩む時に素敵な言葉を贈って鼓舞するために、元気で健康で居て欲しいから、その時のために色んな言葉を、考え方を知ろうとしているのかな。。。

本は、もちろん一人で楽しむこともできるけれど、物語に登場する多様な人物に触れることで、人の気持ちを理解する手助けになる。
本は、人を遠ざけるためのものじゃなくて、人を理解するためのものなのだ。
私は本が大好きで、これまでたくさん本を読んできた。そのことについて、私はもっと自信を持っていい。

「運命の恋をかなえるスタンダール」(水野 敬也、文響社)

水野さんのこのくだり。とても好き。本好きに勇気をもらえる。理由も、原因も、経緯も、きっかけも、何もわからないけど、偶然にも本が好きになってよかった、と思わせてくれる。

本を読まない仲間にも読んで欲しいな、と思うけど、でも、押しつけはダメですね。ひとそれぞれの人生があり、価値判断があります。自分の経験・考えを押し付けたらだめですね。そんなことも本に教えてもらったように思います。職場の仲間との雑談で、この水野さんの本のくだりを思い出しての上述でした。

本好きの皆さん、本好きになって私たち幸せですね。

読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_11)

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