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サイケデリック体験まで後11日(2020/06/02)

 6月になった事で様々な種類の店の営業が再開していて街も賑わっている。久しぶりに神保町に行った。三省堂本店で新刊コーナーをチェックした後二階にエスカレーターで登りノンフィクションや小説コーナーを歩いて回る。自分は本やレコードはジャケットや表紙で買うかどうかだいたい決める。今回は村上龍の「限りなく透明に近いブルー」と中島らもの「アマニタ・パンセリナ」を買うと決めていたのでそれらを検索して手に取っておき後一冊くらい何か買おうかなと思っていたらPhilip K.DickのVALISの新訳版を見つけた。昔高2くらいの時に読もうとして意味不明すぎて挫折したSF小説だ。今の俺ならわかるかもしれないと思い上がり購入を決めた。Philip K.DickはSF小説の大家として有名だが今VALISを途中まで読んでわかった事がある。こいつただのサイケデリック体験者だわ。そして恐らく陰謀論者という役満っぷり。なんだか途端に冷めて読む気を無くしてきたが昔の二の舞にならないよう今度はちゃんと読了するつもりだ。
 今回買った中島らも、村上龍はどちらもヒッピームーブメントに強く影響を受けている。Dickはどうなんだろうと思い調べてみるとヒッピームーブメント云々の前から薬物常用者だった笑。
 未知なる体験をしてきた人々の作品に惹かれる傾向に俺はあるので彼らの作品を読めば指数関数的にそれらへの興味が湧いていきそしてまた他の作者を調べ作品を読むを繰り返してる。自分では単純に興味があってその追体験をしたいと思ってるだけなのだけどはたから見たら俺もそのうち中毒だとみなされるのかもしれない。他の人よりほんの少し好奇心が強いのと躊躇いがあまりないからこういう風になってしまったんだと思う。と自分で分析していたら思いっきり今までやってきた事とかがソシオパスの特徴に当てはまっていてクソ萎えた。

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