「スキ」を探しに

「いいね」がなかなか押せない。
ラフなようで相手を評価しているように感じるから苦手なのか。
軽い気持ちで押せそうで、一度押すと外さない限り自分が評価した痕跡がずっと残るから重く感じるのか。

SNSの類は一応どれもアカウントを持つだけは持っているけれど、どれもうまいこと活用できていない。


その点「スキ」は一方的だ。
それに、相手に伝えるのは評価ではなくて好意だ。

誰かのnoteに、自分が「スキ」だと感じたことが残り続ける。
自分の方でも、自分が「スキ」だと感じた誰かのnoteがたまっていく。

好意が蓄積していくことを、素直にうれしく感じられている自分がいる。


「スキ」は、軽すぎることもない。
いつも誰かのnoteに遊びに行かせてもらった時は、その人の書くものをできるだけたくさん読ませてもらっている。
しっかり読んでから、これは好きだなって思えたnoteに「スキ」を残させてもらっている。


「大スキ」ではなくて、「スキ」なのがちょうどいい。
重すぎることも、軽すぎることもない。
送ることも受け取ることも、ちょうどよく、気持ちがいい。

そうやって誰かのnoteに「スキ」を残していっていると、自分がnoteの断片に存在していることも悪くないと思えてくるし、自分が何かを書くことに対する気負いもなくなっていく。

ここが「スキ」だと思えている。
だから、ここで書いている。


それこそnoteを運営されている方々の設計の賜物なのだけれど、よく考えられているなぁとこの場にいる日が長くなればなるだけ、感嘆させられることが多い。


このnoteで、47日47記事目。

誰かに残していった「スキ」と、誰かが残していってくれた「スキ」。
久しぶりに書くことを楽しめるようになって、いい年になりました。

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