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「介抱人」→「介護士」

本が日に日に好きになっていくので、私設図書館を作ろうかなと思っている谷村かいごです。( オーナーの許可さえおりれば、本当に作るよん )


1815年(文化11年)11月22日の『関口日記』には「老病を介護する『介抱人』の
ことが記されている」
引用元:「介護の社会化論と介護の歴史認識再考

200年ほど前は、介護をする人のことを「介抱人」と呼んでいたみたいですね、

「介抱人」という響きは、なんだか、嫌いじゃないけど、「介抱する」というのは、介抱されている人が、「酔っ払い」だとか、「もぉどうしようもない人」みたいなイメージをしちゃう。

ちなみに、「介抱」という言葉を goo国語辞典 で調べてみるとこんな結果がでました。

かい‐ほう〔‐ハウ〕【介抱】 の解説
1 病人・けが人・酔っぱらいなどの世話をすること。看護。「手厚く介抱する」2 助けてめんどうをみること。保護。後見。

あ、これは、「介抱される人」=「もぉどうしようもない人」というイメージしちゃうのは、僕だけじゃなさそうだな。笑


「介護」という単語は...

それで、昔「介抱」と呼ばれていて、いまでは当然のごとく「介護」という言葉を使っているが、「介護」という単語が無かった時期もきっとあったわけで、

あー、「介護」ってなんで「介護」という単語があるんだろう、という興味がじわりと湧いてきたので、調べてみた。

「介護」という単語は、介護用品メーカーであるフットマーク株式会社(東京都墨田区)の代表取締役・磯部成文(いそべしげふみ)により「世話をする側とされる側のお互いの気持ちの交流を考えて『介助』と『看護』を組み合わせて作った造語」という説もあるが、上記のとおり1892年には法令に出ている熟語である。
引用元:wikipedia

へーぇ、へーぇ。

この文から読み取るに、看護の中の、介助という行為という位置づけだった、というわけですね

たしかに、この辺りはベテラン介護職に聞くところによると、病院の看護助手みたいな位置づけが、少し前まで結構当たり前だったようです。

ということで、今回は、普段何気なく使っている「介護」という単語を深掘った記事とさせていただきました。


まだまだ、道半ば
谷村かいごでした。


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