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恋愛において小手先のテクニックは不要

 前回は「恋人がいる人を好きになってしまった時に取るべき行動3選」について書きました。個人的には諦めがちですね。

 今回は「恋愛において小手先のテクニックは不要」だということについて書こうと思います。私の学生時代から恋愛のテクニックとしてメールの文面や返信頻度に代表される小手先のテクニックについて様々な情報がありました。今回はそれらのテクニックを真っ向から否定する記事になります。

恋愛における小手先のテクニックとは

 恋愛における小手先のテクニックとは前述したようなメールの文面や頻度、恋愛心理学や押し引きの概念などのことです。
 
 メール文化がほとんど無くなった現代でも今度はLINEの文面や頻度などこれまでと継続するテクニックだけでなく、既読未読等を含めた更なる発展形のテクニックなどが展開されています。また以前私も記事にしてきましたが恋愛心理学を利用した相手に好感を抱かせるテクニックなども様々な記事で紹介されています。興味があれば読んでみてください。
 
りんく
 
 恋愛において重要だと思われがちな押し引きの概念も未だに根強く残っています。これら全てを否定するわけではありません。しかし実際に使用する意味はあまり無いと個人的には感じています。
 
 多くの恋愛経験者はこのことを理解しています。後述しますが実際にこのテクニックを使用したからと言って交際成功率が格段に上がる実感は無いと思います。そしてテクニックを使っていないにも関わらず交際できることを知っているはずです。しかし自信の無さや心の底では諦めかけている状況からこのようなテクニックに縋ってしまうのです。

小手先のテクニックが不要だと思う理由

 小手先のテクニックが不要だと思う一番の根拠は、相手の許容範囲内に入っていない場合は全く通じないからです。冷静に逆の立場で考えると分かります。無収入、不摂生、不衛生、不細工の相手から好かれていると仮定して、LINEだけが抜群のテクニックだったとしても交際しようとは思いませんよね。
 
 あえて大袈裟に書きましたが、相手が許容範囲内で無ければ、どれだけ素晴らしいテクニックを持っていたとしても交際まで発展しないのです。多くの小手先のテクニックを紹介する記事ではこのことが省略されて、単純に意中の人に好かれるテクニックと紹介されています。小手先のテクニックが通用する相手と言うのは、元々相手の許容範囲内に自分が入っている場合のみです。そして相手の許容範囲に入っているという事は最低ラインをクリアしているという事です。それならば小手先のテクニック等を使うよりも、単純にどんどんアプローチして行った方が時間的にも効率が良いと思います。
 
 実際に私はメールやLINEの文面なんて適当です。狙った相手に送る文章なのか、友達に送る文章なのか判断できないと思います。面倒なので絵文字もスタンプも使いません。せいぜい句読点と!と?と・・・だけです。返信も気が付いた時に行うだけです。そもそも文字打つのが面倒なので用事がある時は基本電話してしまいます。しかしそれでも問題なく何人かと交際する事ができました。
 
 恋愛心理学や押し引きについても同様です。知識として使ってみたことはありますが、効果が感じられない事がほとんどです。勿論記事にした通り、有効だと思ったテクニックもいくつかはありました。しかしやっていることが感づかれた時のデメリットが大きいと感じます。誰だって小手先のテクニックよりも本気で気持ちをぶつけられた方が嬉しいからです。そして小手先のテクニックだけで好きになるような人だと思われたくないのです。
 
 結局は相手の許容範囲内に自分がいるか、いないかそれが全てです。範囲外ならどれだけテクニックを熟知していても何をやっても無駄です。それならば範囲内に入る努力をするか、諦めて別の人へ狙いを変えるかした方が建設的です。

小手先のテクニックが有効な場面

 一方で小手先のテクニックが有効に働く場面も稀にはあります。交際直前のお互いに好意を持っている頃に行う事で、好かれようとしていると相手に伝わる場合があります。女性の場合はその可愛げが評価されるかもしれません。
 
 ここでの注意点としてはテクニックが効いているわけではなく、自分により好かれようとテクニックを使ってくれているという状況が効いているだけです。当然ですが相手もそのテクニックを知らなければ何の効果も無いどころか、逆効果になります。もし行うならあえてバレやすいテクニックを使うべきです。
 
 一例として私が実際にされた事を紹介します。ミラーリング(自分と同じ動作をする相手に親密さを覚える心理効果)を大袈裟にやられた時があり「なんでさっきから真似してるの?」と聞いた時に「真似すると相手に好きになってもらえるんだよ」と言われました。これにはかなりドキっとしました。この時はほぼ交際確定であとは告白するだけという状況だったので、そのまま告白して交際に進みました。
 
 このように小手先のテクニックではなく、それを使う状況に好感を抱きます。またこの場合の真の目的は自分の好意を伝えることにあります。「相手に自分を好きになって欲しい」=「自分は相手を好き」とは単純に解釈できませんが、多くの場合はそのままの意味だと思います。交際直前の私達どういう関係?という状態に告白する勇気が出ない時やなかなか告白してくれない相手の背中を押す時などに使ってみるのも良いと思います。
 
 もうひとつ小手先のテクニックが有効な場面があります。それは既に恋人がいる人へのアプローチです。恋人がいる事が分かっているので、あからさまにアプローチする事ができません。そのようなアプローチをしてはいけない人に対するアプローチとして小手先のテクニックは有効です。メールの文面や頻度、一部の恋愛心理学、押し引きの概念のどれを取っても直接的なアプローチにはならないからです。遠回りな方法とはなりますが、恋人持ちの相手に直球は厳禁です。いきなり直接的なアプローチをすると理性が勝ってしまうからです。逆にじわじわゆっくりと攻める事により、相手に気づかれないレベルで少しずつ相手の気持ちを侵食することが出来ます。

終わりに


今回は「恋愛において小手先のテクニックは不要」だという事について書きました。小手先のテクニックを磨くことは全くの無駄だとは思いません。ただし効率的では無いと思います。小手先のテクニックが効果的な相手はそもそも正攻法が通用する相手、そもそも許容範囲は言っていなければ正攻法はもちろん、小手先のテクニックは通用しない相手となるからです。つまり特殊な場合を除いて小手先のテクニックが使える場面が無いと言う事です。
 
今回もお読みいただきありがとうございます。次回よろしくおねがいします。


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