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傷跡隠し

宿泊学習で心配なのはお風呂です。

生理なら生理で生理の子だけまとめてシャワーなど浴びるらしいので、ほかに誰もいないということはないでしょうから逃げ場がありません。

娘が気にしているのは、腕にある赤くみみずばれになった傷跡です。

だからと言って、それで宿泊学習をやめる気はないようですし、
今の所娘は私ほど深刻に受け止めているように見えません。

しかし見るのも考えるのも私は胸がつぶれそうです。

体質もあると思います。
私の手術痕もひどいことになったので、
娘の腕のいくつかの傷跡はきっと消えないと思います。



とても悲しい。



しかし私が気にしすぎては娘のモチベも下がるので、とにかく前向きに!

調べると傷跡を隠すテープが良さそうです。
いくつか試してみましたが、きれいに貼れればかなり目立たなくなりそうです。
その他にはもう手遅れかもしれないけれど、もしかしたら今より目立たなくなるようなテープも試しています。

あとは手術しかないのかと・・・。

とても悲しい。。。

娘はこの傷跡をずっと背負っていかなければなりません。


とてもとても悲しい。


◇◇◇


娘が出発して、夫と息子と3人で食事しながら
娘はみんなと風呂に入れるのか?という話になりました。
昔も必ず入らない、もしくは入りたくないから行かない、という子がいたように思います。

娘は風呂自体は入れそうだけど、傷痕がね…と私が言うと
「誰もいちいちそんなの見てないでしょ」と息子。
「けっこうみんなあるんじゃないの?」と夫。

確かに…、息子が中学生の時、女子が何(道具)で傷をつけるかの話題で盛り上がってたと聞いたことがありました。
えええ!?と驚愕した記憶があります・・・
夫はそれを思い出したんでしょうが…

イヤイヤ。
イヤイヤイヤ。

それはさすがに…たまたまだと思いますが。。。

でもそんな2人の話を聞いていたら、気持ちが軽くなってきました。

傷跡は取り返しがつきません。
学校に行かなかった期間も元には戻りません。

でも、やっちまったもんはしょうがないんですよね!!
そこから立ち上がってやっていくしかない!

娘は脛にキズ持つ身となって、他者の痛みを知るでしょう。
うん、それでいい。それでいいよ。

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